2013年5月12日日曜日

パリ市内の超人気古着店 Thanx God I'm a V.I.Pでも免税(タックスリファンド)が出来た件

免税手続きって加盟店じゃないとできないの??

ヨーロッパの免税手続きの際に良く使われているのはグローバル・ブルー、インノバ・タックスフリー・グループ加盟店です。フランスでは外国人が同日、同一店舗で175ユーロ以上の買い物をすると付加価値税が免税になります。加盟店のシールが貼られていない場合でも免税用の用紙をお店側が持っている場合がありますので、お店に聞いてみると良いと思います。今回のケースは古着屋でも免税が出来た、というケースです。普通は高級ブランド品やお土産物屋さんで利用するイメージですが、そんな事はありません。古着屋さんでも出来ました。とはいえ免税手続きに慣れていないお店も沢山あります。今回はパリ市内の人気店Thanx God I'm a V.I.P(すげ〜名前だなぁ)で購入した際の手続きをまとめたいと思います。また、今回はたまたまウマくいっただけかも知れません。参考程度にして頂ければ幸いです。


加盟店で無くても免税できる場合がある

今回、元々免税できないと思っていたので普通に買い物していました。でも175ユーロ以上だったので、お会計の時にダメ元で、お決まり文句「DETAXE S'IL VOUS PLAIT デタックス・スィル・ヴ・プレ」とパスポートを提示するとなんとかやってくれそうな雰囲気になりました。しかし、店員が『ちょっとBOSSに確認する』といってBOSSに電話。『今来ているお客さん、○○ユーロの買い物なんですが、免税したいって言ってて、、、』と言った後にBOSSが登場、なんだ、内線じゃないか(笑)。


免税手続きの説明

BOSSが店員に代わって説明。『今から渡す書類に税関スタンプをもらったら空港のポストへ投函してくれ、切符も貼ってある』おお、親切ではないですか。しかし、この後が面倒。『Paypalのアカウント持ってるか?スタンプの押された書類を受け取ったらPaypalで免税分を送金する。手数料が安いから』と。私は反射的に『Oui』と言ってしまいました。が、冷静に考えるとちょっと面倒。Paypalのアカウントは持っていましたが、こちらとしても日本円にした際に手数料をたんまり取られるので乗り気ではない。でも過去にもスペインで宿を借りて保証金を返してもらった時はCITIBANKのマルチマネー口座へユーロを入金してもらった。海外送金はやっぱりめんどくさい。元々免税は期待していなかったので、まあよしとしました。


シャルルドゴール空港で手続き

免税品を持ってシャルルドゴール空港へ。税関でパスポートと書類を見せると、、、ものの数秒で『OK』。え?アンタ商品見てないじゃん。点数すら見てないよ。さすがフランス。担当者次第でこんなもんです。もしかしたら高級ブランド品じゃないからかも知れません。古着屋くらいでは目くじら立てないのですね。未使用品、という概念があったので、古着はどうかな、と思っていたのですが、できちゃいました。早速ポストへ投函。


帰国後、返金手続きで問題発生

日本へ帰って数日するとお店からメールが。『Paypalアカウントに入金ができない。スクリーンショットを添付するから確認して欲しい』と。そもそもPaypalはパリのアパートに入居する時の保証金を入金する為にアカウントを作っただけで、あんまり使っていなかったのです。設定を良く確認すると受け取り通貨の設定があるので、これにユーロを追加する形で対応し、設定を完了した後に完了の旨を返信しました


問題発生、その2

ちゃんと調べていなかった自分が悪かったのですが、そもそも通常のアカウントでは入金には対応していません。その為、Paypalのアカウントをプレミアにアップグレードしました。その後、ようやく入金確認が取れました。あーよかった。


まとめ

1.古着でも免税できる場合がある。まずはお店に聞いてみましょう
2.書類にスタンプをもらったら忘れずにポストへ投函
3.入金されるまでが免税手続き、しっかり設定を確認をしましょう

いかがでしたでしょうか。お店の人が教えてくれたのですが、日本人で2人くらいお得意さんがいるようです。また、以前、免税手続きをしたけど、空港で手続きを忘れてしまった人がおり、免税手続きが出来なかった、という話も聞きました。お店側もスタンプが無ければ手続きは出来ませんので、手続きは確実に行いましょう。このような手続きが面倒だから店員さんがBOSSに判断を仰ぐのかも知れません。175ユーロギリギリだとダメって言われるかも知れません。同じ日にアメリカ系の人が1,000ユーロくらい買い込んでいるのも見ましたし、お得意さんなら確実にやってくれると思います。あくまで一つの参考まで。


注意点

フランスでは店員によって対応がブレたりする事が良くあります。このケースもたまたま出来ただけで全ての方の免税を保証できるものではありません。本記事の閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねますのでご了承ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...