2013年5月25日土曜日

パリのリサイクルショップ Emmaüs(エマウス)での買い物方法(要フランス語)

パリ屈指の人気店、Emmaüs(エマウス)

Emmaüs(エマウス)の混雑具合は凄い。それだけ安い、という事です。場所によって営業日が細かく異なるので、チェックをしながらお店で出かけて下さい。設立経緯などはオブニーや他WEBサイトにも書いてあるので割愛しますが、商品は寄付によって成り立っていますので仕入はゼロです。だから安い。(その後リメイク、修理したりしますのでコストは掛かっています)従業員もいろいろ理由があって働けなくなった方を雇用していて、雇用創出までしているという素晴らしい社会モデル。しかし、そんな団体と意思とは裏腹にエマウスを利用する業者もいるのが事実です。




店内では英語で価格交渉している外国人も

これは私の仮説なのですが、海外のガイドブックにもおそらく載っている、もしくは海外から来た業者が買い付けに来ている、と思われます。以前、エマウスの商品を撮影し、自分のネットショップで掲載、売り先が決まってエマウスに買いに行ったら売れていた、というケースでトラブルになったそうです。それからエマウスでは写真撮影が出来なくなっています。日本のガイドブックを全て見たわけではないのですが、おそらくエマウスに関する情報は少ないのではないかと思います。観光向けというよりはやはり現地に暮らしている方向け、という事だと思います。


商品の買い方(比較的大規模店舗の場合)

1.お店に行って欲しい商品が見つかったら近くのスタッフに声を掛けます。
2.以下のようなチケットをくれます。商品を一旦そのスタッフに預けてレジを向かいます。
3.商品代金をレジで支払います。 支払い済みのハンコを押してもらいます。
4.チケットを持って、商品を預かっているスタッフに渡します。
5.梱包が完了しているので受け取ります。Merci beaucoup(ありがとう)を忘れずに。
※小規模のお店ではそのままレジに商品を持っていって会計しています。


これが支払い済みのチケットです。


ポイント

英語も通じるは通じますが、転売する業者はシロい目で見られる事は事実です。私が店内で商品を見ている時に、とあるフランス人が『ここは外国人の来る場所ではない』とブツブツ陰口を言っていたのが聞こえました。他の店舗で変な目でジロジロ見られた事もあります。とにかくエマウスではフランス語で会話をして、仕入れ活動と思われるような大量買いも避けましょう。また、スタッフは少しクセのある方も多く、決して効率的に仕事はしません。でも、暖かい目で見て下さい。彼等が仕入れ目当てのお客を良く思っていないという現実もあります。とにかくパリに住んでいて、自分の為に家具や雑貨を手に入れたい人には本当に良いお店です。私は日本に帰国する前にエマウスでビジネススーツを買いました。35ユーロでイタリア製。日本に返って修理は出しましたが、それにしても安いです。また帰国する時に不要なプリンターをエマウスに寄付しました。

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