そもそもヴェリブって
パリで利用できるレンタルサイクルです。2007年から導入され、現在ではパリっ子の足になっています。メトロやバスがストの時も大活躍。私は自分の自転車を持っていますが、午後に雨が振りそうな時はヴェリブを使います。雨が振らなければそのままヴェリブで帰りますし、もし雨が振ればメトロやバスで帰れます。自分の自転車だと駐輪した所に戻る必要があり、移動の度に動かさなければならないので、何カ所かパリ市内を周る時に面倒です。観光者でもクレジットカードさえあれば利用可能
以前、一年パスのWEB上での購入方法は書きましたが、WEBで購入してIDとパスワードを持っていれば、各市役所や観光案内所などで未登録のVelibカードをくれるので、すぐに使えます。1ヶ月単位で滞在される方で自転車が好きな方にはオススメです。また個人的にメトロの雰囲気は暗くて好きではないので、Velibで街を見ながら移動する方が楽しいです。ただし、事故のリスク、危険度はVelibの方が上です。自動車と同じ扱いですし、自転車用のレーンなのにオートバイが割り込んできます。また信号無視も日常茶飯事なので、赤信号で止まったら後ろから別の自転車に軽く追突された事もありました。逆に信号を守ると危ない目に遭う事もあります。ヴェリブを乗る際にチェックする事
1.ブレーキは効くか、握ってチェック2.ライトは壊れていないか、目視チェック
3.タイヤはつぶれていないか、目視、軽くタイヤを蹴ったりサドル部分に上から体重を掛けてチェック
4.思いっきり足でペダルを反対向きに蹴り、空回しして異音がないかチェック
5.チェーンの色をチェック。綺麗なチェーンはメンテナンス後まもない証拠(調子の良い自転車の可能性大)
以上は私が普段気をつけている点です。あとサドルが異常に高い自転車は背の高いフランス人男性が直近乗った証拠です。経験則上、良い自転車にあたる可能性が高いです。とにかくパリッ子の乗り方が荒いので、velibは良く壊れています。また、機械も壊れています。例えばあるスタシオンでは使えなかったクレジットカードが別のスタシオンでは正常に作動した事もあります。