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2013年5月23日木曜日

Marseille(マルセイユ)より安全でNice(ニース)より観光地っぽくない街La ciotat(ラシオタ)

車が無くても楽しめる街を探して

Vichy(ヴィシー)からBrest(ブレスト)へ引越をする際についでに旅行に行く事にしました。本当はコルシカ島に行きたかったのですが、ホストマザーに聞くと『車があった方がいい、車がないなら意味がない』くらいに言うので止めました。私達が旅行をするのは7月の頭くらい。コルシカ島の7月、8月は超混雑するらしく、ホテルは1年前から予約するフランス人もいるくらいだそう。列車はアジャクシオとバスティアを結ぶ列車が1日数本。国際免許証を持っているものの、レンタカーを運転したくないというのが私の考えだったので諦めました。


ホストマザーの友人のオススメ

そんなわけで他の候補地を探しているとホストマザーの友人が『La ciotat(ラシオタ)がいいわよ、あそこなら車がなくても大丈夫』と言うので、そこに決めました。しかもホストマザーはLa ciotat(ラシオタ)の観光協会に連絡をしてくれ、事前にパンフレットを取り寄せてくれる等、親切すぎる対応に(もう出てくのに)本当に感謝感激でした。


見所

海でノンビリするのがオススメです。アジア人は皆無です。フェリーも出ていてile Vert(ヴェルト島)にも行けます。ノンビリするにはピッタリです。また、マルセイユのように治安は悪くないですし、ニースのように物価が高くて観光地化されていない、というのが魅力です。私達はレジデンスホテルに宿泊し、マルシェやスーパーで食料を買って自炊しました。レストランも入りましたが、これも美味しかった。毎日ビーチで本を読んで、泳いで、ノンビリ昼寝をして、最高の滞在でした。また、担当者にもよりますが、観光案内所が非常に親切で、Toulon(トゥーロン)から出ているile de porquerolles(ポルクロル島)のフェリーの予約までしてくれたのです。うう、泣ける。やっぱり地方は優しい。同じく観光案内所で街のガイドをお願いした所、画廊を営んでいるお爺ちゃんが出てきて、とにかく凄く安かった事を覚えています。


行き方

パリからTGVでMarseille(マルセイユ)へ。私達の場合はVichy(ヴィシー)からの移動だったのでTER(在来線)でLYON(リヨン)へ、TGVへ乗継ぎMarseille(マルセイユ)へ、ここまで4時間くらい。その後TER(在来線)でLa ciotat(ラシオタ)下車 マルセイユからは30分くらいで近いです。その後、ラシオタ駅からバスに乗って市街地へ移動します。駅の近くにも何カ所か宿泊施設はあるのですが、海まで出るのに時間が掛かるので、車で旅行される方であれば不便にはならないと思います。


注意点

La ciotat(ラシオタ)の駅から市街地までは結構距離があります。バスが必須です。私達はバスの時刻表をキチンと調べずに行ってしまい、到着した時には土日ダイヤでバスはもうなかったので、市街地まで重いスーツケースと自転車を持って歩くハメになりました。歩くと5キロあります。確か1時間以上歩きました。また、バスの終電も早いのでLa ciotatに数日滞在して近郊の街を観光する場合は早めに行動するか、タクシーの名刺をとっておき(ホテルでもらえます)予約をしておきましょう。また、La ciotatから移動される日は早めに行動して下さい。バスは時間通りに来ない場合があります。私達は予定のバスが30分遅れ、予定していた電車に乗り遅れ、空港にギリギリチェックアウト、という経験があります。また列車ではなく車で来ている方はこの限りではありません。ただ、港付近のメイン道路はマルシェが開催されると交通規制で車が通れなくなります。


これが駅です。タクシーはあまり来ません。早めについてバスを利用
港町なので、こんな風景が毎日見られます
ビーチはニースほど混雑していません

Corse(コルス/コルシカ)島では立ちション・野糞は基本です。

コルスのトイレ事情

汚い話ですいません。でも、万が一こういった事態にもなりうる、という話です。私も基本的にはチップを払って公衆トイレかエスプレッソを一杯頼んでカフェでトイレをします。でも、Corse(コルス/コルシカ)島ではこうも行きません。だってトイレないんですから。もちろん市街地はあります。でも山奥のカフェではありません


Lec de creno(クルノ湖)のカフェで

ここはサゴーヌに宿泊していたキッチン付きアパルトマンの支配人Michel(ミッシェル)からオススメされた所です。そんなにオススメするなら、と行ってきたのですが、ちょっと迷いました。Vico(ヴィコ)という村からSoccia(ソクシア)という村を通過した後、駐車場(そんなに大きくない)に車を停めます。その後、歩く事約1時間超。やっと湖にたどり着き、少し休んでからまた駐車上に戻ってカフェでお茶をしました。その後、『Où sont les toilettes(トイレはどこですか)』と留学中に100回は使ったと思われるお決まりフレーズを放つと、、、


Non(ないよ)

え?トイレがない?じゃ、どうすんのよ、と困惑した顔をする私にお店の人は『là-bas(あっち)』と草むらを指さされました。なんと、そもそもトイレがなく、みんな立ちション、野糞のようです。駐車場の草むらに行くと凄い悪臭と散乱したトイレットペーパー。なるほど。こういう事か。。。郷に入れば郷に従え、です。


一応こんな湖です。

コルシカ島で宿泊したホテルまとめ

コルシカ島で宿泊した施設

コルシカ島に関する情報はあまりありません。日本語のガイドブックにはほとんど情報はなく、WEBサイトでも多くはありません。今回紹介する宿泊施設はおそらく満点ではないでしょう。それでも誰かが泊まった事がある、というだけで障壁が無くなるのでは無いでしょうか。

宿泊施設は主要都市をハズすのがオススメ

列車を使った経路だと難しいですが、もし車があるなら宿泊場所をメインの都市から少しハズします。こうすると料金が安くなったり、予約が取り易くなったり、駐車がしやすかったりメリットがあります。特にボニファシオに宿泊した時は観光案内所で紹介されたホテルはどれも高く、郊外のキャンプ上に宿泊しました。結果としては大正解だったのですが、今回もAjaccio(アジャクシオ)ではなくSagone(サゴーヌ)。Bonifaccio(ボニファシオ)は中心地からハズして郊外のキャンプ上。Bastia(バスティア)に泊まらず、カップコルスの西側へFarinole(ファリノール)宿泊しました。

Sagone

名前 Residence Funtanella
住所 Route de Cargese D81, Sagone, Corsica, France
電話 33 04 95 28 02 49
mail contact@residence-funtanella.com
URL http://www.residence-funtanella.com/
コメント ミッシェルというオッサンが社長です。カランクツアーの割引や観光情報を教えてくれたりするので凄く親切です。でも顔だけ見るとマフィアみたいで怖いです。Wifiはないので注意。この時はorangeの携帯をデザリングさせてパソコンに接続してしのぎました。




Bonifacio

名前 cavallo morto
住所 ボニファシオからポルトベッキオへ向かう途中のロングポワンから2キロくらい。
電話 33 04 95 73 04 66
mail contact@camping-cavallomorto.com
URL http://www.camping-cavallomorto.com/
コメント キャンプとありますが、コテージハウスのようなものもあります。ハイシーズンではなかった為、部屋もあいており高くはなかったですが、ハイシーズンはどこも一杯になるようです。テントを持参するとかなり安く泊まる事ができます。キッチン付きコテージは作りはプレハブですが、自炊が出来るので費用を抑えられます。たしかここもWifiなかったような気がします。



Farinole

名前 Residence Arinella
住所 20253 Farinole, Corsica
コメント 次に北コルスを回るなら、またここに泊まります。ハイシーズンでなければSagoneよりも安いですし、部屋の趣味も設備も上でした。wifiはあったのですが、支払いは現金のみでカードはダメでした。

2013年5月22日水曜日

スペイン バスクの経由地 Deba

スペインのバスク地方で立ち寄った街Deba

2012年の秋にフランスのバスク地方からスペインのバスク地方をレンタカーで旅行した時に立ち寄った街がDeba(デバ)です。この界隈の海岸線はサーファー達にも人気で沢山のサーファーを見かけました。また、運転中は何度もサイクリスト達に遭遇しました。クネクネした海岸線で高低差もある道なので、練習コースにもってこいなのでしょう。Debaはフランスのガイドブックにもコレといって情報がなかったのですが、フレンチバスクのBidart(ビダール)からSaint-Jean-de-Luz(サン=ジャン=ド=リュズ)、Donostia-San Sebastián(ドノスティア=セバスティアン)を経由してGernika-Lumo(ゲルニカ=ルモ)へ行く予定でしたので、観光をしながらゲルニカまで行くと時間がないと思った事と、有名な観光地をハズした方が宿泊費が安くなるので、ここに決めました。しかも前日にインターネットで予約を取って。


なにもないけどノンビリするにはいい

ここでは農家が空き部屋をホテルのように提供しているアグリツーリズモという種類の宿泊施設を利用しました。当然、スペイン語のみ。英語もフランス語も通じなかったので、全てジェスチャーになりました(笑)。スペインバスクをナメてました。ガイドブックにも地図がなく、住所もない(笑)書いてあったのはzumaia(スマイア)へ向かう道の39.5キロ地点を右折、その後2キロ、と超アバウトすぎる説明。さすがフランスのガイドブック。2往復くらいしてやっと見つけて山道を登るも、一方通行。もし対向車が来たら怖いな、と思いながらもなんとか宿につきました。二人でバスタブ付きで40ユーロ。安い。追加でお金を払えばキッチンも使える。そして静か。朝食はお母さんの手作りスコーンとコーヒーまたは紅茶、一人4,5ユーロ。周りにほとんど何もないので、選択の余地なし。Debaに出れば少しはお店はありますが、一方通行の道をまた下るのが面倒なので、結局ここに軟禁状態になります(笑)。でも素敵な所でした。やっぱり田舎はいいなぁ。

Debaの海岸線


データ

名前 Arriola Txiki
住所 LOURDES ALBIZU BARRENETXEA Arriola Auzoa 20820 DEBA
電話 +34(606)522147

2013年5月12日日曜日

パリ市内の超人気古着店 Thanx God I'm a V.I.Pでも免税(タックスリファンド)が出来た件

免税手続きって加盟店じゃないとできないの??

ヨーロッパの免税手続きの際に良く使われているのはグローバル・ブルー、インノバ・タックスフリー・グループ加盟店です。フランスでは外国人が同日、同一店舗で175ユーロ以上の買い物をすると付加価値税が免税になります。加盟店のシールが貼られていない場合でも免税用の用紙をお店側が持っている場合がありますので、お店に聞いてみると良いと思います。今回のケースは古着屋でも免税が出来た、というケースです。普通は高級ブランド品やお土産物屋さんで利用するイメージですが、そんな事はありません。古着屋さんでも出来ました。とはいえ免税手続きに慣れていないお店も沢山あります。今回はパリ市内の人気店Thanx God I'm a V.I.P(すげ〜名前だなぁ)で購入した際の手続きをまとめたいと思います。また、今回はたまたまウマくいっただけかも知れません。参考程度にして頂ければ幸いです。


加盟店で無くても免税できる場合がある

今回、元々免税できないと思っていたので普通に買い物していました。でも175ユーロ以上だったので、お会計の時にダメ元で、お決まり文句「DETAXE S'IL VOUS PLAIT デタックス・スィル・ヴ・プレ」とパスポートを提示するとなんとかやってくれそうな雰囲気になりました。しかし、店員が『ちょっとBOSSに確認する』といってBOSSに電話。『今来ているお客さん、○○ユーロの買い物なんですが、免税したいって言ってて、、、』と言った後にBOSSが登場、なんだ、内線じゃないか(笑)。


免税手続きの説明

BOSSが店員に代わって説明。『今から渡す書類に税関スタンプをもらったら空港のポストへ投函してくれ、切符も貼ってある』おお、親切ではないですか。しかし、この後が面倒。『Paypalのアカウント持ってるか?スタンプの押された書類を受け取ったらPaypalで免税分を送金する。手数料が安いから』と。私は反射的に『Oui』と言ってしまいました。が、冷静に考えるとちょっと面倒。Paypalのアカウントは持っていましたが、こちらとしても日本円にした際に手数料をたんまり取られるので乗り気ではない。でも過去にもスペインで宿を借りて保証金を返してもらった時はCITIBANKのマルチマネー口座へユーロを入金してもらった。海外送金はやっぱりめんどくさい。元々免税は期待していなかったので、まあよしとしました。


シャルルドゴール空港で手続き

免税品を持ってシャルルドゴール空港へ。税関でパスポートと書類を見せると、、、ものの数秒で『OK』。え?アンタ商品見てないじゃん。点数すら見てないよ。さすがフランス。担当者次第でこんなもんです。もしかしたら高級ブランド品じゃないからかも知れません。古着屋くらいでは目くじら立てないのですね。未使用品、という概念があったので、古着はどうかな、と思っていたのですが、できちゃいました。早速ポストへ投函。


帰国後、返金手続きで問題発生

日本へ帰って数日するとお店からメールが。『Paypalアカウントに入金ができない。スクリーンショットを添付するから確認して欲しい』と。そもそもPaypalはパリのアパートに入居する時の保証金を入金する為にアカウントを作っただけで、あんまり使っていなかったのです。設定を良く確認すると受け取り通貨の設定があるので、これにユーロを追加する形で対応し、設定を完了した後に完了の旨を返信しました


問題発生、その2

ちゃんと調べていなかった自分が悪かったのですが、そもそも通常のアカウントでは入金には対応していません。その為、Paypalのアカウントをプレミアにアップグレードしました。その後、ようやく入金確認が取れました。あーよかった。


まとめ

1.古着でも免税できる場合がある。まずはお店に聞いてみましょう
2.書類にスタンプをもらったら忘れずにポストへ投函
3.入金されるまでが免税手続き、しっかり設定を確認をしましょう

いかがでしたでしょうか。お店の人が教えてくれたのですが、日本人で2人くらいお得意さんがいるようです。また、以前、免税手続きをしたけど、空港で手続きを忘れてしまった人がおり、免税手続きが出来なかった、という話も聞きました。お店側もスタンプが無ければ手続きは出来ませんので、手続きは確実に行いましょう。このような手続きが面倒だから店員さんがBOSSに判断を仰ぐのかも知れません。175ユーロギリギリだとダメって言われるかも知れません。同じ日にアメリカ系の人が1,000ユーロくらい買い込んでいるのも見ましたし、お得意さんなら確実にやってくれると思います。あくまで一つの参考まで。


注意点

フランスでは店員によって対応がブレたりする事が良くあります。このケースもたまたま出来ただけで全ての方の免税を保証できるものではありません。本記事の閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねますのでご了承ください。

フランス滞在中に(できるだけ)日本人観光客とバッタリしない為の方法

海外旅行の醍醐味といえば

パリで日本人に遭わない、というのは難しい話ですが、海外旅行の気分に浸る一つの要素として日本人が少ない、というのも大事な要素の一つになると思います。最近ではブログやWEBサイトも充実してきて、結構な秘境に行っても日本人に遭遇する事があります。一番面白かったのはアーモイタリアさんのブログを参考にイタリア、ナポリを旅行したのですが、紹介されていたお店は完全に日本人対応化していて、メニューも日本語があったり、アーモイタリアのWEBページのコピーもあって、ちょっとヒきました。しかもフランスのガイドブックに載っていたお店の方が安くて美味しかった。残念極まりない。


地○の歩き方を読まない

正確には高くて買えない(笑)です。ダイヤモンド・ビッグ社さん、ごめんなさい。なんとパリのジュンク堂で地球の歩き方を買うと日本の約2倍の値段になります。なので勉強も兼ねて(しかたなく)フランス語のガイドブックを買います。ロンリープラネットでも面白いかも知れませんね。


日本のガイドブックとフランスのガイドブックの違い

皆様コルス(コルシカ)島をご存知でしょうか。あのナポレオン・ボナパルトが生まれ、流刑された島です。フランス人の9割くらいが大好きなんじゃないかと思うくらいの屈指の観光エリアです。しかし、日本のガイドブックでコルシカ島を調べると南仏コートダジュール編で見開きたったの2ページ(笑)。しかもPietra(ピエトラ)というコルスの地ビールを紹介していたり、観光情報か?と思える内容の薄さ。それもそのはず。日本から行くと直行便はないですし、帰りの飛行機が飛ばない(風の影響)なんて事もあるそうですから、ツアーにも組み込みづらいのでしょう。フランスのガイドブックでは1冊のガイドブックになっているくらい、見所満載で本当に素晴らしい場所なんです。次にもしフランスに行ける機会が出来たら、パリをスルーして真っ先にコルス(コルシカ)島に行きます。


イタリアのナポリで、、、

イタリアのナポリに滞在していた時にどうしても『青の洞窟』に行きたい衝動にかられました。よくよく調べてみるとナポリから1つめの船に乗り、カプリ島についたら2つめの船にのって青の洞窟付近へ、最後に青の洞窟をくぐる為の小さな船に乗る、そしてチップ必要。と、ざっと見積もって二人で20,000円以上しそうな運賃、しかも冬は中に入れる確率が低い、と万が一見られなかったら泣きそうです。なので諦めてフランスのガイドブックを読んだ所、、、『あれ?カプリ島って、、、』そう、フランスのガイドブックにはオススメ印すらついていないのです。ケチなフランス人が高いお金を払う訳がありません。同じお金ならコルスのボニファシオやスカンダラのエリアでも洞窟に入って美しい水面を見る事ができます。(しかも洞窟内ではありませんが、別の場所で泳げる権利がついている船もある)。もちろん、パリのエッフェル塔やスペインのサクラダファミリア等、どこの国にも掲載されている観光スポットはあります。でもちょっと視点を変えるだけで、面白い観光スポットに出会ったり、そして日本人に遭う確率が低くなります。


他にもある、こんな面白い内容

たしかAvignon(アビニョン)に旅行に行った際だったと思うのですが、フランスのガイドブックを読むと『割引パス有り、1件目は普通の値段だが、2件目から半額(場所による)』 、と、ここまでは普通です。その後に『だからこの美術館を1番目に入れ、一番安い、その後2件目の美術館へ』と、Avignonの観光協会から怒られそうな内容ですが、こんな旅行者の立場にそった記事が書かれていたりします。


ロンドン旅行中に

食べる事が大好きな私達にとって最大の問題、それは食事。状況によってアパルトマン型のホテルを借りて旅行先で自炊したりもしますし、レストランを利用する事もあります。ロンドン滞在中に最も恐れていたのはイギリスのご飯のマズさ(正確にはコストパフォーマンスの悪さ)。お金を出せば美味しいものが食べられると思いますが、そんなに余裕もありません。フランスのガイドブックには『ロンドンで安くて美味しいレストランに行きたいなら中華街へ行け』と、なるほど。その通り中華街へ行くと正にその通りでした。他のレストランより安くて、しかもおいしかった です。ホテルの朝食も非常に残念なものだったので、ロンドンは食事より観光をメインに考える方がいいかも知れません。


海外のガイドブックだって同じ

語学の勉強の為にフランスで販売されている日本のガイドブックを読んだ時があったのですが、販売されているのは『TOKYO, KYOTO, OSAKA』となってしまいます。外国の方にも北海道や沖縄など、日本人が大好きな観光地にも是非、足をのばしてほしいですよね。また、日本のガイドブックを見ると各都道府県ごとに沢山のガイドブックが溢れています。ですから海外に旅行される時は是非、現地のガイドブックを手に取って自分だけの観光を楽しんで下さい。きっと驚きの発見があると思います。

海外に1年長期滞在して、スリ、置き引きに一度も遭わなかった私が教える自分の身を守る法

海外は危険がいっぱい

海外留学なんて響きは良いですが、本当に危険がいっぱい。留学仲間でもiphoneが取られた、なんて話はザラ。スーツケース取られた、鍵を3つ付けたのに自転車を盗まれた、メトロで子供に囲まれて財布をすられた、ipodで音楽を聞いている間に気がついたらポケットから抜かれていた(イアフォンのコードが切られていた。)極めつけは、帰宅し、家の前で何者かに殴られてバックごと取られた、なんて凶暴な話も聞きました。また、ホームスティ先でも安心できません。ホームスティ先で時計がいたずらされて無くなった、なんてホストファミリーを信用できなくなる話も聞きました。学校の教室でも休み時間中に物を盗まれた、なんて話もあります。私は観光目的でパリの闇市に出かけていましたが、明らかに市内で盗んだと思われるiphoneが良く売りに出ていたものです。アフリカ系の移民が万引きしている現場も何件も見ました。このような状況ですから、盗まれたものはまず返ってこないでしょう。


海外留学1年で一度も被害に遭わなかった私の体験

一概に全員に当てはまるかどうかは分かりません。が、確実に事故率は減らしてくれるはずです。事実、私は夫婦揃って一度もこういった被害には遭いませんでした。私の気をつけていた方法を実践して、少しでも安全に海外旅行、留学を楽しんで頂ければと思います。


その1、ホームスティ先でもスーツケースに鍵、動かない場所にワイヤー錠をする

ホームスティ先にも危険はあります。例えばホストファミリーが結構ガサツで、どうせ何人も留学生が出入りするからと鍵を開けっ放しにしていたりします。ホームスティ先の人が物を盗る、というのはレアなケースですが、普段貴重品はスーツケースの中に入れて金庫変わりにしておくと事故は減らせます。もちろん使い勝手を考えると洋服を中にいれるのは使いにくいです。パスポートやクレジットカード、銀行のカードなどをいれて鍵をしておきます。ホームスティ中だけではなく、パリに住んでいた時も同じように対策していました。ホストマザーが掃除する時に気分を害さないか、私自身は心配していましたが、一度も突っ込まれる事はありませんでした。言われたら『信用していない訳ではないけどお互いの為』と言えば理解してくれるでしょう。それこそいろんな国の留学生を受け入れているので、結構なんでも受け入れてくれます。


その2、学校の昼休みでも常に携帯、財布、貴重品を持ち歩く

これも結構大事です。語学学校の休み時間に貴重品が何者かによって盗まれていた、というケースなのですが、これはパリ・カトリック学院で実際にあったケースです。大学、語学学校は一般の人でも入れますので、特にパリでは常に警戒しておいた方がいいでしょう。休み時間やちょっとの間でも貴重品を携行すれば万が一の事故でも嫌な思いをしなくて済む、これが一番のメリットです。クラスメイトを疑うなんて嫌です。


その3、街で署名を求めてくる輩は全て無視、歩くときも避けるように早く通り過ぎる

これはパリでよくあるケースですが、何かの慈善団体の著名をするように近づいてきて、他のチームがバックから財布などを盗む手口です。残念ですが自分の身を守るために無視しましょう。本物の団体もあると思いますが、リスクを軽減する為に相手にしないのが一番安全です。もし寄付をしたかったら自分で団体へ出向きましょう。


その4、喫茶店のテーブルの上には携帯、財布類を絶対に置かない、絶対に

これは日本だとよくやってしまいますが、絶対に、絶対にやめましょう。実際によくあるケースはパリのマクドナルドで『署名下さい』、もしくは『アンケートをお願いします』と近づいてきて、その用紙を携帯電話の上に持っていき、その隙に用紙で死角になっている携帯電話を盗む、というものです。これは本当によくあるので注意して下さい。


その5、(できるだけ)街で歩きながら携帯を触らない、もしくは電話をしない

これは結構難しいです。でもメールや電話をする時は必ず立ち止まって、背後に壁がある所まで移動して(ゴルゴ13のように)キョロキョロしながら電話、メールをします。友達といる時は怪しい人が近づいてこないか見てもらいましょう。私達は夫婦でしたので、常にどちらか相手が監視するようにしていました。友人から聞いた話ですが、携帯でメールを打っていたら、突然携帯をかっさわれた、電話をしている再中にその電話を無理矢理強奪された、というケースがあります。


その6、バックは体の前にくるもの、スーツケースも目を離さない、貴重品はカード、札、小銭など分散させ、絶対にポケットにいれない

滞在中の写真を見て面白いのが、バックを体の前に抱えている写真が多い事です(笑)。写真の仕上がりは残念ですが、滞在中は常に狙われていると自意識過剰になっていました。また、札、小銭、カードは分散させ、日によってはクレジットカードをわざと持ち歩かないようにしたり、小銭のみで出歩くようにしていました。これも万が一被害に遭った際に最小限にする為の工夫です。ピックポケット(スリ)という名前の通り、ポケットから貴重品を盗む輩をいますので、ポケットは常に空にしておきましょう。


その7、危ない地帯には近づかない、行く場合はパスポート、カード類を持たず、最低限の小銭だけを持って行く

私はパリの中心地より二桁の区が大好きです。中心地は買い物三昧の観光客だらけ、レストランも高級店ばかり。少し外に足をのばせば安くて美味しいビストロや個性的なショップが沢山あります。本当にパリは楽しい。しかし、残念ながら二桁の区、特にパリ北側の18、19、20区は犯罪も多い、というのも事実です。ですからこのような地区に出る時は派手な格好はせず、ゲリソルで買った3ユーロのズボンを履いて、いかにも金が無さそうな雰囲気で観光を楽しんでいました。


その8、そもそもメトロに乗らない

これも好き嫌いがあるので万人にオススメできませんが、私達夫婦は常にパリ市内を自転車で移動していました。雨が振りそうな日はVeribを使って、雨が振ったらメトロを使います。あくまで最後の手段にしていました。メトロは汚いし、スリもいます。そもそもメトロを利用しない事でリスクを大幅に軽減できました。でも、パリの市街地を自転車で移動する、という事は事故による死亡のリスクもあります。ここは自分が好きな方を選んだ方が良いでしょう。


一番大事な事は滞在自体は楽しむ事

細かい注意点はもっと沢山あるのですが、良くあるケースとそれを防ぐために気をつけていた事をまとめました。もし役に立ちそうなものがあれば取り入れて頂ければ幸いです。もちろん全てを実践して頂く必要はないですし、私もたった一年の滞在です。たまたま事故に遭わなかっただけかも知れません。また、一番大事なのは旅行、留学を楽しむ事です。ただ怖い怖い、とおびえていては全く楽しくないですし、リスクが見えれば気をつけるべきポイントも見えてきます。ぜひ楽しく滞在されて下さい。

2013年3月22日金曜日

オベルカンフのとある古着屋では迷彩(アーミー)服を月に1回買い占める日本人客がいるらしい

オベルカンフの古着屋にて

オベルカンフ通りは若者に人気のエリアと言われています。レストランやアパレルのお店もたくさんあります。とある古着屋さんと話をした時に店員さんがある奇妙な日本人客の話をし始めました。

結論はただのバイヤー

彼は月に1度か2度来店してお店にあるほとんどの迷彩柄を買い占めて帰っていくのだそう。サイズもいろいろ。しかもでっかい麻袋と共に。この説明ではどうやってもただの古着屋の日本人バイヤーです。でも、さすがフランス人は面白い、と思ったのは

『彼は第三次世界大戦を起こそうとしているんだ、絶対そうだ』と、もちろん冗談ですがなかなかおもしろいセンスでした。お店を紹介したい所ですが、人気が出て、アーミー服が売れてしまうと、その日本人バイヤーさんが困ってしまうと思うので、やめておきます。

2013年3月19日火曜日

蚤の市巡り モデルコース

パリの蚤の市

有名どころではクリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユの蚤の市ですが、クリニャンクールは観光地化されてお値段お高め、ヴァンヴは比較的欲しいものが手に入り易いですが、少し高い、モントルイユは安いけど、ゴミ度が高い、奥の方に少しブロカンテがあるのですが、手前が洋服ばかりなので、ちょっと興味が沸かないうちに引き返してしまう、という感じかも知れません。私達も初めて旅行で訪れた時は月曜日にクリニャンクールに来てしまい、お店がほとんどやってなかった、ヴァンヴにいったらもう店じまいの時間だった、等々、あまり楽しめませんでした。大きな所は土日の方が出店数も多くてよいでしょう。

WEBサイトでおおまかにチェックしてから観光案内所やホテルの人に聞いてみる

パリには観光案内所がいくつかあります。蚤の市について聞くと『知らん』と返答される場合もありますが、詳しく教えてくれる場合もありますので聞いてみましょう。ホテルの人も知っていたりします。WEBサイトでもチェックが出来るのですが、雨が振りそうだったのか、行ってみたら一軒も出店していなかった、という空振り体験もあります。観光となると日程が限られているので、大きな蚤の市に朝、早めに行くか、観光で訪れる目的地の近くで開催されている蚤の市についでで行くのがいいと思います。

とある週末に私が行った蚤の市リスト

午前中
15区 FELIX FAUREの蚤の市 Avenue Félix Faure(約90店舗) 最寄り駅 Balard駅
14区 ヴァンヴ蚤の市 Avenue Marc Sangnier / Avenue Georges Lafenestre (約350店舗)

午後
13区 Glaciereの蚤の市 Rue de la Glaciere(150店舗)最寄り駅 Glaciere
11区 VIDE GRENIER RÉTRO VINTAGE 11 cour Debille, impasse au niveau du 175 avenue LedauRollin (35店舗) 最寄り駅 Voltaire

2013年3月18日月曜日

ミシュランも認めたタイ料理 Sukhothai

日本でもタイ料理は食べられるけど

パリは移民が多く、アフリカ、インド、東南アジア、等々、世界中の料理が食べられます。そしてそんな世界の料理にもミシュランのシールがついています。このタイレストランもミシュランだけでなく他のグルメ本などでも紹介されています。

店内はフランス人で一杯

お昼時にお店に行きましたが、またもや満席状態。ウエイターさんもキビキビ忙しそうに働いていました。フランス人のコメントでも『13区で最もおいしいタイレストランのひとつ』と表現していましたが、この表現、他の13区のタイレストランでも聞いた台詞です。それだけお店が沢山あって、激戦区なのでしょう

Place d'Italieから近く

駅からは凄く近いのですが、一本、裏の通りに入るので、見つけにくいかも知れません。Place d'Italieに面したメイン通りは集客力が凄い。お店も見つけ易くて最高ですが、家賃も高いと思います。逆に裏通りはお店を見つけにくいので集客が難しいですが、家賃が安い。という事は料理の値段を安く設定する事が可能です。もちろん、既においしいと評判ですし満席状態なので、流れ客は来ないと思いますが、口コミでうまく宣伝できているので成功しているのではないでしょうか。ここはメニューを頼めばリーズナブルな料金で食事を楽しめます。

これがお店の外観です。


もちろんシールが貼ってあるだけで美味しいとは判断しませんが、参考になります

前菜1:少し辛いマッシュルームのスープ

前菜2:揚げ春巻き

メイン1:鶏肉のタイカレー

メイン2:焼きそば

データ

名前: Sukhothaï
住所: 12 Rue du Père Guérin 75013 Paris‎
電話: 01 45 81 55 88
最寄駅: Place d'Italie

2013年3月16日土曜日

パリからロンドンへ。パリ北駅でのユーロスターのチェックイン

手続きは飛行機と同じ

ユーロスターはパリとロンドンを結ぶ高速列車。飛行機と違って普通の電車に乗る感覚で移動できます。通常飛行場に行く為には高いバス料金を払ったり、チェックイン前に余裕をもって着かなければならなかったり面倒です。もちろんユーロスターでも荷物検査や入国審査はありますが、飛行機に比べたら遥かに楽です。

余裕を持って到着しましょう

混雑時や誰か面倒な事態になって入国審査に長蛇の列が出来ると乗りたい列車に乗れなくなります。この場合は指定席ではなくなりますが、次の列車に乗れます。心配性の方は1時間前に到着していれば大丈夫でしょう。入国カードのテーブルとボールペンは限られているので、ボールペンを持参すると役に立ちます。ちなみに列車の乗り遅れではないですが、友人がスケジュール変更の為、1人だけ変更を依頼しようとしたのですが、北駅の窓口では断られ、電話で挑戦するも私の語学力では出来ませんでした。

全体の流れ(一例)

1.インターネットでチケットを購入する。事前に購入すると割引があります。
2.パリの北駅の2階でチケットを印刷する
3.入国カードを記入する
4.チケットを改札にいれて通過する、荷物検査、入国審査を受ける
5.指定の列車に乗り込む

入国カード。なんと日本語対応。なので説明不要です
これが発券機です。毎度ながら故障している機械があるので、ダメなら隣の機械を使いましょう。
残念ながら日本語対応はありません。
インターネットで購入した際の整理番号を入力すれば発券できます。
チケットの番号をよく確認して下さい。人が居ないからといって他の席に座っている輩もよくいます。

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part4

今日のコース

午前:EMMAUS→BIS→MERCIE
お昼:SUKHOTHAI
午後:FONDATION D'AUTEUIL→PASSY PUCES→ACCESSORIZE→ZARA HOME→FABIENNE→DE LA MUETTE

今日の戦利品

STAUB(ストウブ)のヤカンです。以前、Village St-Paul(ヴィラージュ・サンポール)で取手部分が木製の素敵なヤカン(メーカー不明)を見つけて以来、ずっとヤカンを探していたのですが、スタイルは違うものの、この丸いヤカンは形が日本の急須にも似ていて落ち着きます。家に帰ってすぐにお茶を飲みました。

2013年3月15日金曜日

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part3

今回のスケジュール

午前:CONFO DÉCO(3区 Saint-Paul駅)→HEMA(1区 Châtelet - Les Halles駅)→RAG(1区)→ÉPISODE CLOTHING(2区)
お昼:家に帰って食べる
午後:EMMAÜS DÉFI(20区 Riquet駅)→BIS(3区 Filles du Calvaire駅)

毎日のようにお店巡りをしていますので、各ショップリストはまた後日まとめます。日本に帰ってからでも出来るのでとりあえず忘れないうちに備忘録的にまとめておきます。すぐ知りたい方はgoogleで検索して調べてみて下さい。ルート的にはSaint-PaulまでVelibで、後は徒歩です。お昼は自宅までメトロで帰って、午後の20区、3区の移動はメトロを使いました。

今日の戦利品。これに砂糖を入れたり、お茶を入れたりする予定

2013年3月14日木曜日

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part2

とある日に巡ったお店

午前:FONDATION D'AUTEUIL → Passy Puces que ça(16区)
お昼:La Ravigote
午後:GRIFFES DE MODE → FIFTY(探しているお店と違って5ユーロショップになっていた)(8区)

午前中は良かったが、午後はまあまあ

ここにモデルコースと書いておいてなんですが、午前は当たりだったのですが、午後は普通、といった感じ。日本で就職活動しなければいけないので、スーツを探していたのですが、上下で中古40ユーロとか新品で75ユーロとか凄い値段。。。イタリア製で仕立ても良く、かつ安くてピッタリのスーツがあったのですが、ふくらはぎだけ異常に細くて断念しました。オーダーメードのスーツの中古だったので以前のオーナー(おそらくフランス人)と体型が合わなかったのでしょう。それも当然。私は日本人ですからね。

いつもながらくだらない看板に目がいってしまう性格です

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part1

とある日に巡った古着屋さん

今日は実際に私が巡ったお店とモデルコースをご紹介します。朝は10時くらいのスタートでした。お昼は13時から15時くらいまでゆっくり取って18時過ぎに終了しました。道に迷うと全部は行けないかも知れませんが、スムーズに回れば各店舗30分くらいは見れると思います。今日は8ユーロでイタリア製の中古革靴を買いました。日本ではとてもお目にかかれないくらい綺麗で安かったです。もちろんデザインもバッチリです。移動は主に徒歩とメトロです。EMMAUSから自宅まではVelibを使って帰っています。1件だけ探しているお店が発見できませんでした。残念。お店のリストはgoogle等で探してみて下さい。ショップリストは追って作成します。

午前 :Le labo de l'Abbé→CITY-TROC(11区)
お昼 :La Ravigote
午後 :DING FRING→ABV SERVICES(発見できず)→POTIORON→EMMAUS(20区)

今日見つけたイタリア製の革靴。なんと8ユーロ。逆に蚤の市だとこの値段で買えません。

コスパの良さと超絶ウマい料理で二日連続で来店した上に、次回ディナーの予約までとった La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

2日連続でランチ、そして次のディナーの予約

ここは本当に美味しいレストラン(ビストロ)です。中心地の高級レストランのような繊細さはありませんが、同じ値段のランチではとてもこのボリュームは出せません。かつ、ちゃんと仕込みもしていますし、なによりウマい。あまりに気に入ったので二日連続で訪れてしまいました。メインシェフのピエールもいきなり『Ça va??』とフランクです。(まだ親しくない人にはComment allez-vous? と学校で習っていました。)。トイレにいった時にサブシェフに声を掛けても『Ça va??』。料理の注文の時のウエイトレスさんも『Et toi??』と完全にフレンドリーです。とりあえず私は敬意を表して『vous』を使っていましたが、次回来店時には『tu』を使おうと思います。今日はプリフィクスメニューにない前菜を出してもらい、前菜もメインも全ておいしかったので帰り際に次のディナーも予約しました。お店は常連さんばかりで大繁盛。

今日のメインはココット料理

昨日来店した時に『水曜日に魚を仕入れるから、新鮮でおいしい魚を使ったメイン料理を準備する予定だよ』と言われていたので、約束通りメインはココット鍋を使った魚料理にしました。前菜はそれぞれサーモン、アスパラガスを頼みましたが、どれもおいしかったです。アスパラガスの根元が少し固かったですが(本来はピーラーで少し向いて下ごしらえするのでしょうか??)先端部分が甘くて柔らかく絶妙でした。この価格でここまで作ってくれるのか、と感動しました。本当においしかったです。(※感想には個人差があります。私も妻もプロの料理人ではありませんのであしからず。)

前菜1 アスパラガスのサラダ
前菜2 サーモンマリネ
メイン 白身魚、アスパラガス、名前を失念。。。
ショコラ・オ・ムース
洋梨のキャラメルソースがけ

2013年3月13日水曜日

久し振りに安くておいしい魚の前菜が食べられた La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

ついに見つけた、お気に入りのレストラン

こちらのレストランは元々行く気はなく(失礼)、パリ11区界隈の違うレストランを探していた時に、お店の前を通過、、、しようとしたら変なおっさん(後でメインシェフである事が判明)がわざわざ店内から出てきてメニューを説明してくれました。『もう既に食べてしまった』と伝えても『いいから入って、入って』と店内も案内してくれました。なんだか悪い気がしたので日を改めてこのレストランへ行かねばと思っていた所でした。その2日後くらいにランチで訪れましたが、なんとも素晴らしいお店を発見してしまいました。

ボリューム満点で安い、なのにウマい

前菜の完成度が高いです。そしてボリューム満点。前菜を食べた時点で絶対にこのお店はおいしい、と確信しました。メインには煮込んだ豚肉と子牛のレバーステーキを頼みましたが、ソースが絶品でした。例のシェフに聞くと前菜の魚は2日前に仕込んで寝かせて旨味を熟成してから出しているんだとか。また、メインで食べたレバーでは臭みのあるレバーを少し甘みのあるソースで旨く仕上げていました。ワインビネガー、キャラメル、蜂蜜、バーベキューソース、コショウ等々を入れており、今までに無い個性的なソースでした。

女性で小食の方は前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみがオススメです

お昼の価格ですがメインのみ11ユーロ、前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみは13.5ユーロ、前菜、メイン、デザートで15.5ユーロです。少し離れた12区のレストランではこのボリューム、価格では食べられません。立地も大きな通りの一本裏なので可能な価格なのでしょう。席数もそんなに多くはありません。ボリュームがかなりあるので、小食の方は少なめにした方がよいかも知れません。私達はデザートまで食べる余裕がなかったので、食後にコーヒーだけ飲んで帰る事にしました。

各スタッフの動き、チームワークが最高

私達が来店した時は厨房に2人、カウンターに1人、合計3人で対応していましたが、チームワークが素晴らしいです。以前からフランスでは運ぶ人は運ぶ人、注文を取る人は注文を取る人、作る人は作る人、と自分の仕事、任務に集中して他人の領域まで入らない、と聞いていましたが、ここはメインシェフやサブのシェフもテーブルまで料理を運んできてくれるし、『おいしい?』とか聞いてくれますし、お客さんと良いコミュニケーションを取ろうとしている事が伝わってきます。決してマニュアルではないと思います。ソースに何が入っているか、メインのシェフに聞いたら気前良く教えてくれましたし、魚の仕込みが最高、と伝えたらサーモンを一切れお皿に盛りつけてサービスまでしてくれました。翌日のお昼をその場で予約したのは言うまでもありません。

※追記。ちなみにここの娘さんは働き者ではないです(笑)。サービス係が娘さんになると、、、微妙です。それだけ注意です。

魚のマリネっぽい前菜。激ウマ
豚のお肉もしっかり煮込んであって脂身の部分もトロトロ

データ

名前: La Ravigote
住所: 41 Rue de Montreuil 75011 Paris
電話: 33 1 43 72 96 22
URL: http://www.restaurant-laravigote.fr/
備考: 予約が望ましい、と言われましたが時間はハズせば入れる可能性はあります。とはいえ保証はできかねますので、予約をするにこした事はないです。

2013年3月12日火曜日

パリ市内にあるストック(アウトレット)まとめ

観光時間が限られているなら市内のアウトレットがオススメ

パリの郊外にもアウトレットはありますが、もし好きなブランドが決まっていて市内にアウトレットがあるのであれば観光の合間のスケジュールに組み込むのがオススメです。郊外のアウトレットに出かけると買い物時間にもよりますが一日仕事になってしまい、観光に時間をさけなくなってしまいます。ただでさえ見所いっぱいのパリ、少しでも効率的にまわりたいのであればこのようなお店単体のアウトレットもオススメです。もちろん郊外のモールであれば沢山のお店、在庫の中から選ぶ事もできます。観光と買い物、どちらに比重があるか考えてスケジュールを組まれて下さい

パリ20区内のストック(アウトレット)

※掲載情報は変更されている可能性があります。必ずサイトや電話などで確認して下さい。本情報による不利益に対して責任は負いかねますので何卒ご了承ください。

STOCK COMPTOIR DES COTONNIERS
10, rue du jour 75001 paris
01 42 33 57 70
月曜から土曜、10時30分から19時30分まで

KOOKAI LE STOCK
82, rue Réaumur 75002 PARIS
01 45 08 93 69
月曜から土曜、10時から19時30分まで

STOCK SANDRO
26, rue de Sévigné 75004 PARIS
01 42 71 91 59
月曜から土曜、10時30分から19時30分まで
日曜、13時から19時まで

STOCK ZADIG & VOLTAIRE
22 rue du Bourg-Tibourg 75004 Paris
01 44 59 39 62
月曜から金曜、11時から19時まで
土曜、11時から19時30分まで
日曜、14時から19時30分まで

STOCK CAROLL
30 et 51, rue Saint-Placide 75006 PARIS
01 45 48 83 66
月曜から土曜、10時から19時まで

STOCK REPETTO
24, rue de Châteaudun 75009 Paris
01 53 32 84 84
月曜から土曜、10時30分から19時まで

EKYOG STOCK
33, rue Beaurepaire 75010 PARIS
01 40 40 95 12

STOCK COP COPINE
99 rue de Charonne 75011 PARIS
01 43 70 26 33

STOCK CHLOE
Espace Twin7 – 8, rue Jean-Pierre Timbaud 75011 Paris
月曜、16時から20時まで
水曜から土曜、11時から20時まで
日曜、14時から20時まで

STOCK SONIA RYKIEL
64 rue d’Alésia et 110/112 rue d’Alésia 75014 PARIS
01 43 95 06 13
月曜から土曜、10時45分から18時45分まで

STOCK MAJE
44 avenue du Général Leclerc 75014 PARIS
01 45 42 53 04

STOCK MAJE
92 rue des Martyrs 75018 PARIS
01 42 59 75 35

A.P.C. SURPLUS
20 RUE ANDRE DEL SARTE 75018 PARIS
01 42 62 10 88
月曜から土曜、12時30分から19時30分まで
日曜、13時30分から19時まで

2013年3月11日月曜日

雰囲気良し、サービス良し、味良し L'Estaminet

丁寧な盛りつけで店員さんも感じが良い

ベルヴィルとメニルモンタンの間の蚤の市のランチで行きました。日曜日にいったので、ランチメニューはありませんでした。メインのみを注文しましたが、お腹いっぱいになりました。付け合わせが凝っていて盛りつけも綺麗。店員さんも感じが良く、気持ちよく食事が楽しめました。エスカルゴを頼んだのですが、忘れられてしました。でもメインを食べた後にお腹がいっぱいになったので、会計の時に言ったらキチンと謝ってくれました。既にレシートにも記載がなかったので、単純に忘れてしまっただけのようです。こちらのお店、狭い階段を昇っていくとお手洗いがあります。2つあって、さらに洗面台の部屋が広いです。普通は地下にあって薄暗い感じなのですが太陽の光も入って明るく気持ちよかったです。

2013年3月10日日曜日

アリーグル市場近くのチョコレート専門店 Puerto CACAO

ショコラショーが絶品

日常そんなにショコラショーを沢山飲む機会がないので、私自身サンプル数は少ないですが、個人的な感想としてはアンジェリーナで飲んだショコラショーよりスパイシーで甘くありませんでした。私が訪れた際はチョコレートのタブレット(パソコンではないです)のプロモーションをやっていて1つ3.7ユーロが4つで12ユーロでした。1枚あたり3ユーロ。家で食べるおやつ用です。エスプレッソと一緒に少しずつ食べています。これは美味しいです。

チョコレートだけじゃない

朝の時間帯は朝食セット(飲み物とパン)があり、ブランチもあるようです。店内には席もあるので、もちろんショコラショーを飲んでも良いですが、お茶もできるようになっています。アリーグル市場での買い物の休憩にいかがでしょうか。

チョコレートだけに外装はチョコレート色
これはお土産にピッタリ(でもチョコレートは温度に弱い。。。)
カカオのパーセントや種類ごとにチョコレートがぎっしり
包装がオシャレです
落ち着いた雰囲気の店内。チョコレートのいい香りがします
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