2013年3月14日木曜日

コスパの良さと超絶ウマい料理で二日連続で来店した上に、次回ディナーの予約までとった La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

2日連続でランチ、そして次のディナーの予約

ここは本当に美味しいレストラン(ビストロ)です。中心地の高級レストランのような繊細さはありませんが、同じ値段のランチではとてもこのボリュームは出せません。かつ、ちゃんと仕込みもしていますし、なによりウマい。あまりに気に入ったので二日連続で訪れてしまいました。メインシェフのピエールもいきなり『Ça va??』とフランクです。(まだ親しくない人にはComment allez-vous? と学校で習っていました。)。トイレにいった時にサブシェフに声を掛けても『Ça va??』。料理の注文の時のウエイトレスさんも『Et toi??』と完全にフレンドリーです。とりあえず私は敬意を表して『vous』を使っていましたが、次回来店時には『tu』を使おうと思います。今日はプリフィクスメニューにない前菜を出してもらい、前菜もメインも全ておいしかったので帰り際に次のディナーも予約しました。お店は常連さんばかりで大繁盛。

今日のメインはココット料理

昨日来店した時に『水曜日に魚を仕入れるから、新鮮でおいしい魚を使ったメイン料理を準備する予定だよ』と言われていたので、約束通りメインはココット鍋を使った魚料理にしました。前菜はそれぞれサーモン、アスパラガスを頼みましたが、どれもおいしかったです。アスパラガスの根元が少し固かったですが(本来はピーラーで少し向いて下ごしらえするのでしょうか??)先端部分が甘くて柔らかく絶妙でした。この価格でここまで作ってくれるのか、と感動しました。本当においしかったです。(※感想には個人差があります。私も妻もプロの料理人ではありませんのであしからず。)

前菜1 アスパラガスのサラダ
前菜2 サーモンマリネ
メイン 白身魚、アスパラガス、名前を失念。。。
ショコラ・オ・ムース
洋梨のキャラメルソースがけ

フランスのトイレ事情

トイレの数が少ないフランス

地方に居たときからそうですし、旅行中も感じる事ですがフランスはとにかくトイレが少ない。半ば強迫観念でレストランやカフェに入ったらトイレ、公衆トイレを見かけたらトイレ、有料トイレでも念のため、と習慣化してしまうくらいトイレが少ない。特にコルス(コルシカ)に行った時などはとあるカフェで『トイレはどこですか?』と聞いたら『ないよ、あっちでどうぞ』と外を指差されて終了。で、仕方がないので立ちションしようとすると、茂みの中には大量の使用済みトイレットペーパーと悪臭。そう、従業員用トイレがあるとかないの問題ではなく、本当にトイレ自体が存在していない。これには面食らいました

パリのトイレはよく故障中

パリのトイレは変に自動化、機械化されており、非常に使い勝手が悪い、おまけによく故障している、だから良くみんな立ちションしている。驚きなのはシャンゼリゼだろうが、人通りが沢山あろうが、どこでも立ちションしている光景を見かける事。駐車車両の間で立ちションしてて、完全に他人様の車に掛かってる人もいる(笑)。これではパリに車なんて持ちたくない。フランス人の女性はどうか分からないけど、留学生の女友達で『夜中でカフェもやってなくて機械も故障してたから、車と車の間でしちゃったよ〜』なんていうツワモノもいました。

有料トイレの存在

日本だとトイレは無料というイメージが定着していますが、外国ではチップを払ったり、金額があらかじめ決まっていたり、ルールはそれぞれ。でもパリジャンですら係の人がいるのに漏れそうなフリをしてダッシュでトイレに駆け込み無賃でしてる人も見かけます。小銭は常に持っておくのがオススメです。

困ったら

近くのホテルにお願いすると事情を良くしってのことか、気前よく使わせてくれたりします。私の留学生友達は黙って入って黙って帰って行くそうですが、私が使うなら一声かけてチップを置いて行くのがスマートかと。漏れるよりはマシですし、有料トイレよりは綺麗です。美術館などには絶対にあるので、観光のスケジュールに組み込んである場合はすませておくと良いでしょう。ただじポンピドゥーセンターなどでは入場する前に検査があって並ぶ場合があるので、すぐ入れるとアテにしない方がいいです。パリは図書館が沢山あるので、近くに図書館がある場合は図書館のトイレを借りるのも良い方法です。BHVや百貨店にもトイレがあります。もちろんカフェにもあります。エスプレッソだけ一杯注文してするのがいいでしょう。でもコーヒー飲んだらまた行きたくなってしまいますね。

夜中にトイレは流さない

全てに当てはまる訳ではないのですが、フランス、特にパリでは古い建物が多く、夜中に騒音を立てないようトイレを流さない、という習慣があるようです。特に電気分解式トイレというものがあり、私はベルギーの旅行で使った事があるのですが、本当に轟音がするので確かに騒音問題に発展しそうだな、と思いました。でも、『小』ならいいけど『大』は無理だな、とかどうでもいい事を考えてしまい、とりあえず夜中は流さす溜めて朝に流すか、そもそも夜更かしせずに早く寝るように心がけて生活しています。そういえばホームスティ先も夜中に行くとそのままでした。でもそのときはあまり良く分かっておらず流していました。

2013年3月13日水曜日

久し振りに安くておいしい魚の前菜が食べられた La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

ついに見つけた、お気に入りのレストラン

こちらのレストランは元々行く気はなく(失礼)、パリ11区界隈の違うレストランを探していた時に、お店の前を通過、、、しようとしたら変なおっさん(後でメインシェフである事が判明)がわざわざ店内から出てきてメニューを説明してくれました。『もう既に食べてしまった』と伝えても『いいから入って、入って』と店内も案内してくれました。なんだか悪い気がしたので日を改めてこのレストランへ行かねばと思っていた所でした。その2日後くらいにランチで訪れましたが、なんとも素晴らしいお店を発見してしまいました。

ボリューム満点で安い、なのにウマい

前菜の完成度が高いです。そしてボリューム満点。前菜を食べた時点で絶対にこのお店はおいしい、と確信しました。メインには煮込んだ豚肉と子牛のレバーステーキを頼みましたが、ソースが絶品でした。例のシェフに聞くと前菜の魚は2日前に仕込んで寝かせて旨味を熟成してから出しているんだとか。また、メインで食べたレバーでは臭みのあるレバーを少し甘みのあるソースで旨く仕上げていました。ワインビネガー、キャラメル、蜂蜜、バーベキューソース、コショウ等々を入れており、今までに無い個性的なソースでした。

女性で小食の方は前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみがオススメです

お昼の価格ですがメインのみ11ユーロ、前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみは13.5ユーロ、前菜、メイン、デザートで15.5ユーロです。少し離れた12区のレストランではこのボリューム、価格では食べられません。立地も大きな通りの一本裏なので可能な価格なのでしょう。席数もそんなに多くはありません。ボリュームがかなりあるので、小食の方は少なめにした方がよいかも知れません。私達はデザートまで食べる余裕がなかったので、食後にコーヒーだけ飲んで帰る事にしました。

各スタッフの動き、チームワークが最高

私達が来店した時は厨房に2人、カウンターに1人、合計3人で対応していましたが、チームワークが素晴らしいです。以前からフランスでは運ぶ人は運ぶ人、注文を取る人は注文を取る人、作る人は作る人、と自分の仕事、任務に集中して他人の領域まで入らない、と聞いていましたが、ここはメインシェフやサブのシェフもテーブルまで料理を運んできてくれるし、『おいしい?』とか聞いてくれますし、お客さんと良いコミュニケーションを取ろうとしている事が伝わってきます。決してマニュアルではないと思います。ソースに何が入っているか、メインのシェフに聞いたら気前良く教えてくれましたし、魚の仕込みが最高、と伝えたらサーモンを一切れお皿に盛りつけてサービスまでしてくれました。翌日のお昼をその場で予約したのは言うまでもありません。

※追記。ちなみにここの娘さんは働き者ではないです(笑)。サービス係が娘さんになると、、、微妙です。それだけ注意です。

魚のマリネっぽい前菜。激ウマ
豚のお肉もしっかり煮込んであって脂身の部分もトロトロ

データ

名前: La Ravigote
住所: 41 Rue de Montreuil 75011 Paris
電話: 33 1 43 72 96 22
URL: http://www.restaurant-laravigote.fr/
備考: 予約が望ましい、と言われましたが時間はハズせば入れる可能性はあります。とはいえ保証はできかねますので、予約をするにこした事はないです。

『パリで最も美味しいフラン』と絶賛された L'Autre Boulange

フランとは

カスタードクリームをフラン型に流して焼いたお菓子。カスタードクリーム入りパイ(タルト)。前菜用パイを差す場合もありますが、ここではお菓子のフランです。

パンもパティスリーも美味しい

フランスではパン屋さんでもパティスリーを扱っている事もあります。お肉屋さんだけどパンも置いてる変わった形態もあります。こちらのお店も毎日食べるバゲットやカンパーニュからタルト、焼き菓子など色々あります。ここのパン屋さんではバゲット、ブリオッシュ、チョコレートタルト、フランなどを食べた事がありますが、外れはありませんでした。また、お店のマダムも感じが良いです。

データ

名前: L'Autre Boulange
住所: 43 rue de Montreuil 75011 Paris
電話: 08 99 10 31 49

好きなブランドがドンピシャなら最高のお店 Griffes de mode

ブランドとアイテムは限られるがお買い得

メンズとレディスで2店舗あります。ハイブランドはないですが、人気のAIGLEのアウターも40ユーロ程度で買えますし、メンズスーツや革靴も100ユーロを切ります。旅行でわざわざ訪れるお店ではありませんが、女性用タイツが4ユーロ等、安く買えたりするので、日用品を買うのに適したお店だと思います。古着屋さんと違ってデットストック品なので全て新品です。サイズ、デザインさえ気にいるものがあればお買い得です。


日用衣料品が安いお店 tout a 5euro

統一された価格帯の衣料品店

店内には3ユーロ、5ユーロ、10ユーロなど統一されたプラカードが並べられており、全ての商品が激安。ハイファッションには届かないですが、流行を取り入れた洋服を安く買いたい方には良いかと思います。旅行ではワザワザ入るところではないですね、多分。でもなぜかWEBサイトを見るとモデルさんがかっこいいのが凄いオシャレに見えます。オシャレが上手な方なら自分のテイストに取り入れられるかも知れません。

2013年3月12日火曜日

パリの変なレストラン Yaki Kochi(焼き高知)

なんだ、この店

日本を旅行する外国人が見たら、日本のお店の名前を見て『ぷっ』って思う事は沢山あるでしょう。日本人でもそれは同じです。今回のお店は『焼き高知』です。う〜ん、ちゃんとお店に入ってないから何とも言えないです。でもちょっと『?』と思うお店は結構、中国人経営者の日本料理だったりします。こちらのお店は分かりません。でも口コミでは普通、いまひとつ、という声が多いですね。そもそも高知焼きって郷土料理ありましたっけ?高知の人に聞いてみよう。


取り扱いは焼き鳥と寿司らしい

そもそも寿司と焼き鳥って同じお店では扱いません。でも、パリではこういうお店は結構多いです。ブロシェットという串焼き料理があるのですが、これは日本の焼き鳥に近いので、きっとフランス人にも受け入れられているんだと思いますが、やっぱり寿司は寿司屋、焼き鳥は焼き鳥屋だよなぁ、と思います。これに天ぷらも食べられる日本食レストランがあります(笑)。とりあえず日本っぽい料理ありったけ、みたいな。


中国人は凄い

ホームスティ先で中国人と一緒に住んでいた時期があるのですが、彼等は本当に優秀です。英語はもう普通に話せる、だからもう勉強はしなくていい。今はフランス語だ、と英語が出来ない私に熱っぽく話をしていました。彼等の語学力もさることながら、どの国にもチャイナタウンはあるし、国を出て、各国にチャイナタウンを作って根付かせる。この商売のセンスは凄い。かなり偏った考え方ですが、個人的にはグローバル経営を中国、サービス、現場スタッフ日本、と分けて商売してみたら面白いんじゃないかと思います。

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