2013年3月10日日曜日
パリのレンタルサイクル Velibに乗る前に私が気をつけている5つの事
そもそもヴェリブって
パリで利用できるレンタルサイクルです。2007年から導入され、現在ではパリっ子の足になっています。メトロやバスがストの時も大活躍。私は自分の自転車を持っていますが、午後に雨が振りそうな時はヴェリブを使います。雨が振らなければそのままヴェリブで帰りますし、もし雨が振ればメトロやバスで帰れます。自分の自転車だと駐輪した所に戻る必要があり、移動の度に動かさなければならないので、何カ所かパリ市内を周る時に面倒です。観光者でもクレジットカードさえあれば利用可能
以前、一年パスのWEB上での購入方法は書きましたが、WEBで購入してIDとパスワードを持っていれば、各市役所や観光案内所などで未登録のVelibカードをくれるので、すぐに使えます。1ヶ月単位で滞在される方で自転車が好きな方にはオススメです。また個人的にメトロの雰囲気は暗くて好きではないので、Velibで街を見ながら移動する方が楽しいです。ただし、事故のリスク、危険度はVelibの方が上です。自動車と同じ扱いですし、自転車用のレーンなのにオートバイが割り込んできます。また信号無視も日常茶飯事なので、赤信号で止まったら後ろから別の自転車に軽く追突された事もありました。逆に信号を守ると危ない目に遭う事もあります。ヴェリブを乗る際にチェックする事
1.ブレーキは効くか、握ってチェック2.ライトは壊れていないか、目視チェック
3.タイヤはつぶれていないか、目視、軽くタイヤを蹴ったりサドル部分に上から体重を掛けてチェック
4.思いっきり足でペダルを反対向きに蹴り、空回しして異音がないかチェック
5.チェーンの色をチェック。綺麗なチェーンはメンテナンス後まもない証拠(調子の良い自転車の可能性大)
以上は私が普段気をつけている点です。あとサドルが異常に高い自転車は背の高いフランス人男性が直近乗った証拠です。経験則上、良い自転車にあたる可能性が高いです。とにかくパリッ子の乗り方が荒いので、velibは良く壊れています。また、機械も壊れています。例えばあるスタシオンでは使えなかったクレジットカードが別のスタシオンでは正常に作動した事もあります。
2013年3月9日土曜日
パリで帰国や荷物の輸送に使うプチプチ(緩衝材)や段ボールを安く手に入れる方法
引越や荷物の送付にプチプチは必須
現在、帰国に向けて準備を進めています。衣服は濡れなければいいのでビニール袋で包むだけですが、困るのは食器など陶器類。旅先やパリで買ったかわいい雑貨達を航空便(または船便)で送るのは不安です。なにせ飛行機に乗ると見たくないけど、空港職員がスーツケースを投げる光景を目にします。大量の荷物をさばくし、時間もないでしょうから仕方のない事ですが、これは私達でコントロールできない事です。自分で守りたければ機内持ち込みに回すか、丁寧に梱包するしかないと思います。試しに近所のMr.Bricolageに行ってみました
帰国は迫っているので、近所に落ちている段ボールを探す時間がありません。あってもボロボロだったり、オシッコが掛けられていたり、、、。スーパーだと既に潰されていたり、コレという段ボールに出会えません。とりあえずお店で材料を探して買ってみました。本当はプチプチがよかったのですが、意外と高い。ケチってプチプチ無しを買ってしまいました。探せば梱包材を安く売っているお店はありますが、家から近い方が便利なので、今回はMr.Bricolageにしました。段ボール(小)1.9ユーロ
緩衝材(10メートル プチプチ無し) 8ユーロ
緩衝材(10メートル プチプチ有り) 14ユーロ
路上で拾うと無料
家の近くのレストランでちょうどガラス工事がありました。輸送時に破損から守るためにプチプチが絶対あると思っていた矢先。やはり路上のゴミ箱の横に落ちていました。このプチプチ、テープがガシガシ貼ってあって商品の梱包には使えませんが、個人向けの荷物の梱包には十分すぎるクオリティです。なんせ新品を買ったら14ユーロ。この後、近所を散歩していたら電子レンジの段ボール箱も見つけました。家電製品の段ボールは結構固いのが多いのでオススメです。日本だとゴミをあさるのはあまり品がありませんし、やりたくないのですが節約の為です。パリではゴミ箱をあさって自分の家で使ったり、修理して売ったり、そのまま蚤の市で売ったりするのが日常茶飯事です。フランスであれば普通の光景です。万人にはオススメできませんが、抵抗のない方はやってみて下さい。お店でもらう
以前、旅先のスーパーで段ボールをお願いしたらタダでくれましたし、ヴィシーの自転車屋さんではバカでかい自転車輸送用の段ボールをタダでくれました。勿論、ヘルメットを買ったり買い物をしたついでにです。でもワイン屋などでワインを買わずに段ボールだけもらって出てくるパリジェンヌも見ましたので、度胸の問題です。これが一番心理的には抵抗がないかも知れません。その他のお店 CARTONLAND
CARTONLANDは引越に関連する段ボールやハンガーボックス、食器用段ボールなど専用の段ボールが購入できるお店です。値段も一番シンプルな40cmx30cmx16cmで0.80ユーロから。プチプチは0.8メートル×15メートルで10ユーロから。Mr.Bricolageより安いです。11区付近かついでの用事があればこちらで購入する方が安いですね。Amazonの方が安いですが、配送、受取の手間賃と天秤にかけて検討する必要がありそうです。名前: CARTONLAND
住所: 27-29, boulevard Jules-Ferry
電話: 01 49 29 48 00
URL: http://www.cartonland.fr/
フランスのプリペイド携帯でインターネットとメールを定額プランで使う(orange)
以前、プリペイド携帯のmobicarteについて記載しましたが、ここではインターネットとメールの定額プランについてのメモです。
ORANGE(オランジュ)のmobicarteを持っており、チャージ金額が十分にある事。
また、一ヶ月が過ぎるとチャージ金額があれば自動で引き落とされ継続となります。逆にチャージ金額が不足している場合は厄介です。契約しているプランを削除するか、チャージした後にオプションを有効化する必要があります。自動で有効化にはなりません。
前提条件
SIMロックフリー端末、もしくはORANGEの携帯電話を持っている事。ORANGE(オランジュ)のmobicarteを持っており、チャージ金額が十分にある事。
できること
スマートフォン端末等でインターネットが月額9ユーロで使い放題。メールは別契約で6ユーロで使い放題。(おそらくブラウザからメールチェックすればインターネットの9ユーロのみで良いと思われる。iphoneのメールアプリで読み込む場合は注意が必要)。なので合計で15ユーロで使い放題、と考えておいた方がよさそうです。また通信速度は期待できませんのでSKYPEなどはほぼ無理です。また、一ヶ月が過ぎるとチャージ金額があれば自動で引き落とされ継続となります。逆にチャージ金額が不足している場合は厄介です。契約しているプランを削除するか、チャージした後にオプションを有効化する必要があります。自動で有効化にはなりません。
手順
この先のスクリーンショットは既に登録している端末なので無いのですが、souscrireを押せばOKです。【おまけ】更にフランス国外でインターネットを使う
フランス国外でのローミングは割高なので緊急用
以前、スペインのペイバスクにいった際にどうしてもホテルが見つからずに上記の方法でインターネットを使いました。ちなみにプランはヨーロッパゾーンでのインターネットで60MB15ユーロです。価格が高く、すぐにチャージ金額が無くなるので緊急用です。やはり現地でSIMを調達するのが一番いいと思います。日本ではあたり前だけどフランスでは最高級のサービス。ヤマト運輸さんから船便で荷物を送るの巻
フランスの郵便事情は日本に比べて格段に悪い
もう色々な方がネット上で紛糾しているので説明不要ですが、フランスの郵便局La poste、またその小会社クロノポスト社のサービスはよろしくありません。支店や担当者によってマチマチですが、中には郵便物を紛失した、インターホン鳴らさずに不在届け、荷物を集合玄関や路上に置いていって盗まれる、というケースもあるそうです。日本から荷物が届くときは本当にドキドキしましたが、とりあえずこの1年間で紛失は1つもありません。個人的に気をつけていたのは建物のデジコードと呼ばれる暗証番号を必ず住所に記入していた事です。これを書いておけば、とりあえず建物の中には入ってきて不在表くらいは置けるからです。そういえばヴィシーの郵便配達員は電話連絡無しで道路に私達の荷物を置いていきましたが、パリだったら100パーセント盗難に遭うハズです。ちなみに私の友人はパリの大学入学に必要な書類をクロノポストで無くされて、危うく入学できなくなる所だった、と不満を漏らしていました。滞在許可証を持つ在仏者が利用できる船便。別送品扱い25キロまで一箱85ユーロなり(段ボール代別途)
重量で一番問題になる書籍をLa posteの書籍便で送った後、できるだけ身軽に帰国する為、船便で荷物を送る事を検討していました。詳細は欧州ヤマト運輸のパリ支店へ問い合わせして頂ければと思いますが、La posteの国際郵便、コリッシモインターナショナルで20キロの荷物を送ると197ユーロします。これはさすがに高い。でも箱付きコリッシモ(XL)だと7キロで40ユーロ超え。箱は使いにくいし、小さいし、もろいし。。。そう考えると旅行者は利用できませんが、船便は25キロで85ユーロですから格段に安い。ただし、滞在許可証を持っている事が条件です。旅行者は使えません。また、到着まで3ヶ月かかります。以前、パリに留学していた友人の話ではヤマトさんの船便を2つ送って1つは2ヶ月、2つ目は時間差で2ヶ月半で届き、段ボールは傷がほとんどなかった、それに対してLa posteで送った荷物は航空便ですぐに届いたけど箱がボロボロだった、と言っていました。パリのヤマト運輸さんは本当にイイ
最初に電話で問い合わせをしたのですが、担当の方が非常に丁寧に説明して下さいました。その後、来店しても発送可能、という事でしたので、スーツケースとバックパックに荷物を詰めて直接お伺いしました。窓口に直接お伺いしましたが、どの担当者の方も優しい、対応が丁寧。(あたり前ですが、フランス、特にパリでは凄い事です)どのように別送品を送るか、空港でどんな手続きをするか、丁寧に説明して頂けました。もちろん日本語OKです。自転車の配送についても相談しましたが、部品が痛む可能性もある、という所も説明して頂き、飛行機と一緒に送るのが一番良い方法だと分かりました。パリの自転車屋さんで日本に送れるか聞くと、大抵は『何も問題ないよ、5日くらいで直ぐつくさ』と軽くいい放ちますが、逆に信用なりません。なので試しに1台買ってどれくらい気をつけて梱包してくれるか見てやる予定です。段ボール箱を購入して荷物を詰める
段ボールは購入する事もできます。サイズは2種類。中は47×47×34で9ユーロ、大は47×67×34で10ユーロ。パリの路上に段ボールは落ちていますが、品質の良いものは中々出会えません。ホームセンターの方が安いですが、品質はあんまり良くありません。時間がない場合は探す手間も考えて箱は買う方が良いと思います。箱に詰める際には明細表を書く必要があるので、項目、新品か使用品か、数量、値段はいくらか、を記載しながら箱に詰めていきます。これは非常に面倒で手間の掛かる作業です。不要な衣類はリサイクルに出してしまうか、売ってしまうのが良いと思います。よく帰国売りをしているのはこの為だと思います。とにかく国を超えて荷物を送るので少し手間が掛かります。当たり前ですが準備は余裕をもって前もってするのが良いですね。パリでサックサクの春巻が吐くほど食べられるお店、Reuan Thai
昼間はビュッフェスタイルのレストラン。一人9.5ユーロなり
夜は通常メニューですが、昼はビュッフェスタイルで営業しています。値段が値段ですので味まで求めるのは酷な話ですが、コストパフォーマンスは最高です。今回は12時開店と同時に入店、1時間もすると店内はいっぱいになりました。全てのお皿が綺麗な状態でしたので、開店と同時に行くのが一番オススメです。食べ過ぎには注意。
中華街でも春巻きを頼むと1皿分の料金を払います。良いお店なら尚更。でも、このビュッフェの写真を見て下さい。沢山の春巻きがあり、しかも時間が経つごとに追加されていきます。春巻き好きにはパラダイスです。しかし、中身は春雨が入っていたり、安くてもおなかが一杯になるように、利益がでるようお店も工夫していると思いました。味を追求する人は別のお店で食べて下さい。そもそも日本の中華が好きな人は日本で食べた方が良いと思います。パリの外食は非常に高いので、そもそもフレンチが好きではない方は中華レストランはオススメです。データ
名前: Reuan Thai 住所: 36 Rue Orillon, 75011 Paris, France 電話: 01 43 55 15 822013年3月8日金曜日
フランスから日本へ書籍を安く送る方法
パリから日本の輸送費は高い。。。
以前、ヴィシーからブレストへ、ブレストからパリへ引越をしているので、引越には毎回頭を悩ませていました。それでも国内だけにコリッシモの料金はそこまで高くなかったのですが、いよいよ日本への帰国。夫婦揃って本好きで全てコリッシモインターナショナルで送るとエラい事になるので色々調べた結果、書籍のみで安く送れる料金体系があるので、これで送る事に決定。ただし保険、追跡なしです。それ以外の重いもの、かさばるものはヤマト運輸さんの船便を利用して荷物を送る事にしました。箱に直接住所を書いて、自販機で切手を買って貼るだけ、難しくありません
今日の時点で合計4箱、20キロくらい送りました。最初はLa posteの人に直接聞いていましたが、慣れてくると自販機で切手を貼って送るだけ、という事が分かりました。送り元は名前、住所、を箱に直接書いて送り元の名前と住所に大きく『×』バツマークを書きます。これは郵便局の人が送り元と送り先を間違えないようにする為です。読めば分かるだろう、と思いきや、郵便局の人に荷物を渡したら送り元にバツマークを書かれました。送り先は漢字でも大丈夫です。また箱には太いペンで『Livres / books』と本である事が分かるように書いておきましょう。個人の場合は重さは箱込みで5キロまで。注意するのは大体これくらいです。料金表(2013年3月時点)
重さ | 料金(€) |
---|---|
20g | 0,34 |
50g | 0.50 |
100g | 0,76 |
250g | 1,45 |
500g | 2,13 |
1kg | 4.12 |
2kg | 5.49 |
3kg | 7,62 |
4kg | 10,67 |
5kg | 13,72 |
一番右を押します
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重さに合わせた料金を入力します。画面は5キロの料金です。
支払い方法を選びます(早速、この機械は現金が使えません、さすがフランス。)
自販機から出てきた切手を箱に貼って郵便局の人に渡せば終了です。書籍のみである事を伝えましょう。