2013年4月9日火曜日

フランスから日本へ書籍便を利用して本を送ったその後

ひとつだけ届かない

帰国前に本をパリの郵便局から日本宛に送りました。全部で7つ送ったのですが、同じ日に3つ送ったのに2つ無事に届いて、1つだけ行方不明になっていました。書籍便は保険も追跡もできないので諦めていた所、本日到着。大体1週間くらいで届いていたのですが、これだけ2~3週間くらい掛かったと思います。なぜ。。。

驚愕、外袋が大破

でも、変わり果てた姿にビックリ。包んだ袋は大破してビニール袋詰め。見た目はほぼゴミです。もともとフランスのクオリティには期待していないので、とりあえず届いてよかったです。どこかのサイトではテープでグルグル巻きにせよ、と書いてありましたが、まさしくその通り。扱いは酷いって聞いてたけど、まさかここまでとは、、、フランスをナメていたようです。

日本郵便の対応に泣けてくる

大体、こんな変わり果てた状態でお詫びまでしてくれる日本郵便。素晴らし過ぎます。自分が悪いわけではないのに、末端に届けるのは自社だからお詫びをする。普通の事ですが感動しました。フランスからは一言も詫びはありません。ちなみに書籍便を7つ送って全ての荷物に補修テープとお詫びテープが貼ってありました。ここまでくると面白過ぎます。どんな荷物の扱い方をしているのでしょうか。当然荷物は投げているでしょう。フランス人が言ってましたから。とりあえず無くなっていないのは本当にラッキーです。

まとめ

書籍便を送る時はテープをグルグル巻きにしてしっかり梱包する
ウレタンやプチプチ、外装破けと雨による濡れを防ぐためにビニールに包む
靴箱に入れると強度的にはちょうどいいが、5キロまでなのでバランスを考えて詰める

2013年4月6日土曜日

La Poste(ラポスト)のColissimo(コリッシモ)で配送して破損

STAUB(ストウブ)が破損

フランス留学中に大活躍していたSTAUB(ストウブ)鍋を帰国の為にColissimo(コリッシモ)で送った所、フタの取手は箱から貫通、鍋本体にヒビ、という変わり果てた姿で日本へ到着しました。保険もかけていなかったので、後悔しています。個人用で使うものだったのでショックはショックでしたが、フランスで日本向けにネットショップを経営されている人にとっては大変な話ですね。もちろん保険もかけていると思いますが、割高でも日本のショップ、店頭で購入するというメリットもあるとしみじみ感じました。実際に商品を見て購入できるわけですから。それにしても破損すると分かっていたならヤマト運輸で送っていましたし、鍋本体と46ユーロの配送料が無駄になってしまいました。

緩衝剤を入れていても要注意

今回のケースに関しては商品が重かったので、こちらにも落ち度はあります。クッション材は十分に入れていましたが、輸送時に投げているのでしょう。普通に輸送していたら、こんな頑丈な鍋が割れるはずがありません。今回、帰国にあたって何個か荷物を送りましたが、La Posteで送った箱の9割以上は包装が破損しており、日本郵送側で補修されて家に届きました。それに引き換えクロネコヤマトの航空便は内容物は全て無傷。段ボールの痛みもわずか。このクオリティの差、同じ人間なのにどうしてこう違うものか。。。La Posteを使う時は壊れてもいいもの、壊れにくいものを入れるのが良いですね。La Posteで送った荷物も一つが紛失中です。。。もう二度とLa Posteは使いません。


2013年4月3日水曜日

日本へ帰国 費用の目安

日本へ帰国

ワーキングホリデービザの期限が2013年3月28日まででしたので、3月27日にパリを出発してモスクワ経由で日本へ帰国しました。あくまで私達のケースですが、帰国費用の参考になれば幸いです。帰国売りで全て売って身軽に帰国される方もいらっしゃると思います。たしかに荷物の配送費は高いです。私達も荷物の取捨選択をした上で日本へ送りました。それでも多い方かも知れません。一番安くなるのは32キロまでの追加料金を払ってスーツケース2つを持ち込んで帰国する事ですが、体力的にシンドイので航空券を経由便で節約して、その分を荷物代にあてました。


費用内訳(概算)

航空券 450×2人=900ユーロ(アエロフロートで6ヶ月前に購入)
スーツケース1個23キロ以下×2人=0ユーロ(航空券の無料預け入れ手荷物の範囲におさめる)
自転車1台 150ユーロ(空港にて追加荷物として支払い)
書籍便 6包(5キロ)×13.72=82.32ユーロ
コリッシモXLサイズ1包=46,75ユーロ
クロネコヤマト航空便1個205ユーロ
クロネコヤマト船便95ユーロ(カートン代10ユーロ込み)×3個=285(別送品)

合計: 1669,07ユーロ(1人あたり835ユーロ)

2013年3月31日日曜日

日本へ帰国。アエロフロートでロストバゲージ(結果オーライ)

さすがアエロフロート

よくアエロフロートはダメだ、とか言われてますが、ロシアの競争も激化して最近は質が向上した、という噂を聞いていました。今回は値段重視だったので、問答無用でアエロフロート。片道パリ発、モスクワ経由、成田着で2人、サーチャージ込みで900ユーロちょっと。サーチャージ込みでこの値段ですから、物が壊れてもいいや、くらいに思ってました。そして案の定、追加で150ユーロ支払ってパリから積み込んだ自転車がロストバゲージ(笑)。理由はモスクワで機械が故障して載せきれなかったんだとか。私を含めて8人くらいがロストバゲージしてました(笑)。おそらく経由便の方々だと思います。


梱包は一部破れて到着

私は自転車をプチプチで包んで養生シートでグルグル巻きにしたのですが、荷物が到着した時にはブレーキレバーが養生シートから貫通していたのでビックリしました。そういえば成田空港でも自転車を持参している2人組の外国人女性を見かけました。彼女達は自転車を分解して段ボールに詰めて日本へ持ってきていました。でも、その段ボールも穴が沢山あいていました。やはり飛行機で自転車を移動する、というのはリスクがあるものだ、と思いました。よくディレイラーが壊れる、という話を聞いていましたので、今回もちろんフレームからハズして輸送しましたが、もしつけたまま運んでいたら壊れていたかも知れません。ブレーキレバーの傷だけで済んでよかったです。


でも結果オーライ

でも自転車って結構重いです。帰国日当日、パリで住んでいた家を引き払った後、すぐに空港へ向かったのですが自転車の重さといったら。。。自転車だけならいいのですが、バックパックにスーツケース。これが凄くしんどかった。なので成田からまた運ぶのか、くらいに思っていたのでロストバゲージはラッキーでした。自分の梱包も不十分でクレーム出すほどでもないですし、ブレーキレバー変えようと思っていたので、完全紛失よりは良いです。この自転車は高くはないけど私にとってはお金に替えられない宝物ですから。


2013年3月22日金曜日

パリのリサイクルショップ cach express

あるある、パリにもハー○オフみたいなお店が

実は一度も買った事はないのですが、私はこのお店が好きでちょくちょく足を運んでいました。劇的に『安い』と思えるものはないのですが、ワクワク感がいいですね。cash expressではプリペイド携帯の中古が買えるので、壊れたらここで買おうと思っていたのですが、幸いお世話になる事はありませんでした。もし現地でのプリペイド携帯電話の購入を考えているなら、ここで本体を買う事も検討されてはいかがでしょうか。キャリアショップに行くと新品ですが高いです。ここではSIMフリーのiphoneも売っているので現地でiphoneの盗難に遭った方は新品ではなく、こちらのお店で『繋ぎ』の携帯を購入される事も選択肢の一つとして検討頂ければと思います。他にも家電製品、自転車、楽器もあったりするので、家具無しアパートを契約して、他の在仏日本人から譲り受けけタイミングが合わない場合などもいいと思います。私は帰国する時にプリンターを売ろうとしていたのですが、プリンターは買取対象外、との事でした。仕方がないのでEmmaüs(エマウス)に寄付しました。



私が実際に行った事のあるお店

Cash Express‎
23 Rue Beaubourg 75003 Paris, France
+33 01 44 61 94 94

cash express ロケット通り店
51Bis Rue de la Roquette, 75011 Paris, France
‎ +33 01 48 06 04 03

パリの蚤の市で買った異臭を放つ寝袋の話

日本から友人が泊まりにくるので寝袋探し

以前、友人が泊まりにくるので寝袋を探している時期がありました。Decathlon(デカトロン)やGO SPORTS(ゴースポーツ)で見ても高い。毎日使うものでもないから予算はかけたくない、そんな中、ついに蚤の市で寝袋を発見したのでした。


便利で需要のあるモノは意外と高い

お店の人と価格交渉。15ユーロスタート。他のマダムも食いついてきました。フランス人はアウトドア好きですから需要があるのでしょう。だから価格も強気です。でも中身を開いたらホームレスばりの超異臭。さすがのマダムも撤退。無臭だったら10ユーロくらいまで出してもいいと思いましたが、この異臭ハンパない。でも寝袋はあまり蚤の市で出てこないし私も欲しい。なので、『この寝袋とても臭いし、外側の袋のここ破れてるし、コインランドリー行って洗わないといけないから3ユーロにして』と粘り強く交渉して最終的に4ユーロで決着しました。クオリティを考えると4ユーロでも高いけど、とにかく時期が迫っていたので購入しました。


異臭を放つ寝袋の中から色々出てきた

コインランドリーに行く前に自宅で中身をバラしていたところ、中から新品のニット帽、新品のパンツ2着、新品の紳士靴下2足が入っていました。謎過ぎる。そして新品だけど全部臭い。全部洗濯機に突っ込んで洗い、乾燥機もかけたところ、普通に使用可能なレベルまで回復しました。全然臭くないし(普通)、ちゃんと寝れます。この寝袋は本当に大活躍しました。ニット帽は少しかぶりましたがサイズが合わないのでリサイクルボックスへ、他の下着類は革靴の手入れや掃除用の布として活躍しています。


結局かかったコスト

寝袋 4ユーロ
洗濯機 3.5ユーロ
乾燥機 2.5ユーロ
合計 10ユーロ

結局、最初の予算通りでした。おまけで雑巾も手に入りましたし、ゴミでも洗えば使えるようになる、という事がわかりました。もちろん時間の事を考慮すれば新品買った方が時間を節約できます。でも、蚤の市で買ったものを磨いたり、メンテナンスして使う事が楽しいので、趣味みたいなものです。でも妻にはドン引きされました。

オベルカンフのとある古着屋では迷彩(アーミー)服を月に1回買い占める日本人客がいるらしい

オベルカンフの古着屋にて

オベルカンフ通りは若者に人気のエリアと言われています。レストランやアパレルのお店もたくさんあります。とある古着屋さんと話をした時に店員さんがある奇妙な日本人客の話をし始めました。

結論はただのバイヤー

彼は月に1度か2度来店してお店にあるほとんどの迷彩柄を買い占めて帰っていくのだそう。サイズもいろいろ。しかもでっかい麻袋と共に。この説明ではどうやってもただの古着屋の日本人バイヤーです。でも、さすがフランス人は面白い、と思ったのは

『彼は第三次世界大戦を起こそうとしているんだ、絶対そうだ』と、もちろん冗談ですがなかなかおもしろいセンスでした。お店を紹介したい所ですが、人気が出て、アーミー服が売れてしまうと、その日本人バイヤーさんが困ってしまうと思うので、やめておきます。
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