2013年3月15日金曜日

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part3

今回のスケジュール

午前:CONFO DÉCO(3区 Saint-Paul駅)→HEMA(1区 Châtelet - Les Halles駅)→RAG(1区)→ÉPISODE CLOTHING(2区)
お昼:家に帰って食べる
午後:EMMAÜS DÉFI(20区 Riquet駅)→BIS(3区 Filles du Calvaire駅)

毎日のようにお店巡りをしていますので、各ショップリストはまた後日まとめます。日本に帰ってからでも出来るのでとりあえず忘れないうちに備忘録的にまとめておきます。すぐ知りたい方はgoogleで検索して調べてみて下さい。ルート的にはSaint-PaulまでVelibで、後は徒歩です。お昼は自宅までメトロで帰って、午後の20区、3区の移動はメトロを使いました。

今日の戦利品。これに砂糖を入れたり、お茶を入れたりする予定

2013年3月14日木曜日

実録!!!ホームスティ先であった本当に怖い話

笑いあり、感動あり、恐怖あり、のホームスティ

私達夫婦は日本語を断つために別々のホームスティ先に滞在する事にしました。その分、情報量が倍になり面白い話や体験が沢山ありました。友人のスティ先でも爆笑話が沢山あるのですが、その一例をご紹介したいと思います。

ホームスティ先がみんな離婚している

これはとある語学学校の一例です。ホームスティしている友人の多くがマダムが離婚していました。なぜなんでしょう。たまたまかも知れませんが、とにかく多かった。そしてみんな彼氏がいたりする。さすが愛の国フランス。

ベジタリアンの学生に無理矢理肉を食べさせ改心させる

元々入学する際にホストファミリーへの希望、という事でアレルギーやベジタリアンかどうか、などを伝えるのですが、私の滞在していた家では私のルームメイトに無理矢理肉を食べさせ、ついに彼は肉を食べるようになりました。ちなみに私はアルコールアレルギーですが毎日ワインを飲まされ勉強できませんでした(笑)

びっくり、ホームスティ先から学校まで8キロ

普通ホームスティ先はそんなに遠くないはずです。でもブルターニュのシエルの時は距離が半端無く離れていました。勉強時間や通学の疲労の事を考えると学校に近い方が効率的だと思います。そもそもそんな遠い所まで募集すなっ、とツッコミたくなりますね

ホームスティ先の地下室でアレを栽培

これはとあるホームスティ先の話ですが、地下室にとあるものを栽培しており、家族ぐるみでアレを常用していると。私の友人は服用しなかったそうですが、さすがに語学学校が学生にアンケート実施するしバレるだろ、とツッコミたくなります。

留学生が欲しがれば何だってする

ステイ先にもよりますが、本当に親切な家族もいます。旅行に連れていってくれたり、食事に連れて行ってくれたり、映画、オペラ、買い物など色々な体験をさせてくれます。私がたまたまロードバイクを探している事を漏らしたら、元カレに連絡してくれて、そして破格の100ユーロで私はロードバイクを手に入れたのでした。凄い。フランス人が冷たいなんて絶対にウソです。

高速で150キロでぶっ飛ばす

もう年齢的には50歳を超えていたのですが、遅い車があればイライラして追い越すし、アルザスへ旅行に連れていってもらった時は高速で150キロ出して生きた心地がしなかったし、フランス人がスピード狂というのは、結構当たっていると思います。

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part2

とある日に巡ったお店

午前:FONDATION D'AUTEUIL → Passy Puces que ça(16区)
お昼:La Ravigote
午後:GRIFFES DE MODE → FIFTY(探しているお店と違って5ユーロショップになっていた)(8区)

午前中は良かったが、午後はまあまあ

ここにモデルコースと書いておいてなんですが、午前は当たりだったのですが、午後は普通、といった感じ。日本で就職活動しなければいけないので、スーツを探していたのですが、上下で中古40ユーロとか新品で75ユーロとか凄い値段。。。イタリア製で仕立ても良く、かつ安くてピッタリのスーツがあったのですが、ふくらはぎだけ異常に細くて断念しました。オーダーメードのスーツの中古だったので以前のオーナー(おそらくフランス人)と体型が合わなかったのでしょう。それも当然。私は日本人ですからね。

いつもながらくだらない看板に目がいってしまう性格です

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part1

とある日に巡った古着屋さん

今日は実際に私が巡ったお店とモデルコースをご紹介します。朝は10時くらいのスタートでした。お昼は13時から15時くらいまでゆっくり取って18時過ぎに終了しました。道に迷うと全部は行けないかも知れませんが、スムーズに回れば各店舗30分くらいは見れると思います。今日は8ユーロでイタリア製の中古革靴を買いました。日本ではとてもお目にかかれないくらい綺麗で安かったです。もちろんデザインもバッチリです。移動は主に徒歩とメトロです。EMMAUSから自宅まではVelibを使って帰っています。1件だけ探しているお店が発見できませんでした。残念。お店のリストはgoogle等で探してみて下さい。ショップリストは追って作成します。

午前 :Le labo de l'Abbé→CITY-TROC(11区)
お昼 :La Ravigote
午後 :DING FRING→ABV SERVICES(発見できず)→POTIORON→EMMAUS(20区)

今日見つけたイタリア製の革靴。なんと8ユーロ。逆に蚤の市だとこの値段で買えません。

コスパの良さと超絶ウマい料理で二日連続で来店した上に、次回ディナーの予約までとった La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

2日連続でランチ、そして次のディナーの予約

ここは本当に美味しいレストラン(ビストロ)です。中心地の高級レストランのような繊細さはありませんが、同じ値段のランチではとてもこのボリュームは出せません。かつ、ちゃんと仕込みもしていますし、なによりウマい。あまりに気に入ったので二日連続で訪れてしまいました。メインシェフのピエールもいきなり『Ça va??』とフランクです。(まだ親しくない人にはComment allez-vous? と学校で習っていました。)。トイレにいった時にサブシェフに声を掛けても『Ça va??』。料理の注文の時のウエイトレスさんも『Et toi??』と完全にフレンドリーです。とりあえず私は敬意を表して『vous』を使っていましたが、次回来店時には『tu』を使おうと思います。今日はプリフィクスメニューにない前菜を出してもらい、前菜もメインも全ておいしかったので帰り際に次のディナーも予約しました。お店は常連さんばかりで大繁盛。

今日のメインはココット料理

昨日来店した時に『水曜日に魚を仕入れるから、新鮮でおいしい魚を使ったメイン料理を準備する予定だよ』と言われていたので、約束通りメインはココット鍋を使った魚料理にしました。前菜はそれぞれサーモン、アスパラガスを頼みましたが、どれもおいしかったです。アスパラガスの根元が少し固かったですが(本来はピーラーで少し向いて下ごしらえするのでしょうか??)先端部分が甘くて柔らかく絶妙でした。この価格でここまで作ってくれるのか、と感動しました。本当においしかったです。(※感想には個人差があります。私も妻もプロの料理人ではありませんのであしからず。)

前菜1 アスパラガスのサラダ
前菜2 サーモンマリネ
メイン 白身魚、アスパラガス、名前を失念。。。
ショコラ・オ・ムース
洋梨のキャラメルソースがけ

フランスのトイレ事情

トイレの数が少ないフランス

地方に居たときからそうですし、旅行中も感じる事ですがフランスはとにかくトイレが少ない。半ば強迫観念でレストランやカフェに入ったらトイレ、公衆トイレを見かけたらトイレ、有料トイレでも念のため、と習慣化してしまうくらいトイレが少ない。特にコルス(コルシカ)に行った時などはとあるカフェで『トイレはどこですか?』と聞いたら『ないよ、あっちでどうぞ』と外を指差されて終了。で、仕方がないので立ちションしようとすると、茂みの中には大量の使用済みトイレットペーパーと悪臭。そう、従業員用トイレがあるとかないの問題ではなく、本当にトイレ自体が存在していない。これには面食らいました

パリのトイレはよく故障中

パリのトイレは変に自動化、機械化されており、非常に使い勝手が悪い、おまけによく故障している、だから良くみんな立ちションしている。驚きなのはシャンゼリゼだろうが、人通りが沢山あろうが、どこでも立ちションしている光景を見かける事。駐車車両の間で立ちションしてて、完全に他人様の車に掛かってる人もいる(笑)。これではパリに車なんて持ちたくない。フランス人の女性はどうか分からないけど、留学生の女友達で『夜中でカフェもやってなくて機械も故障してたから、車と車の間でしちゃったよ〜』なんていうツワモノもいました。

有料トイレの存在

日本だとトイレは無料というイメージが定着していますが、外国ではチップを払ったり、金額があらかじめ決まっていたり、ルールはそれぞれ。でもパリジャンですら係の人がいるのに漏れそうなフリをしてダッシュでトイレに駆け込み無賃でしてる人も見かけます。小銭は常に持っておくのがオススメです。

困ったら

近くのホテルにお願いすると事情を良くしってのことか、気前よく使わせてくれたりします。私の留学生友達は黙って入って黙って帰って行くそうですが、私が使うなら一声かけてチップを置いて行くのがスマートかと。漏れるよりはマシですし、有料トイレよりは綺麗です。美術館などには絶対にあるので、観光のスケジュールに組み込んである場合はすませておくと良いでしょう。ただじポンピドゥーセンターなどでは入場する前に検査があって並ぶ場合があるので、すぐ入れるとアテにしない方がいいです。パリは図書館が沢山あるので、近くに図書館がある場合は図書館のトイレを借りるのも良い方法です。BHVや百貨店にもトイレがあります。もちろんカフェにもあります。エスプレッソだけ一杯注文してするのがいいでしょう。でもコーヒー飲んだらまた行きたくなってしまいますね。

夜中にトイレは流さない

全てに当てはまる訳ではないのですが、フランス、特にパリでは古い建物が多く、夜中に騒音を立てないようトイレを流さない、という習慣があるようです。特に電気分解式トイレというものがあり、私はベルギーの旅行で使った事があるのですが、本当に轟音がするので確かに騒音問題に発展しそうだな、と思いました。でも、『小』ならいいけど『大』は無理だな、とかどうでもいい事を考えてしまい、とりあえず夜中は流さす溜めて朝に流すか、そもそも夜更かしせずに早く寝るように心がけて生活しています。そういえばホームスティ先も夜中に行くとそのままでした。でもそのときはあまり良く分かっておらず流していました。

2013年3月13日水曜日

久し振りに安くておいしい魚の前菜が食べられた La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

ついに見つけた、お気に入りのレストラン

こちらのレストランは元々行く気はなく(失礼)、パリ11区界隈の違うレストランを探していた時に、お店の前を通過、、、しようとしたら変なおっさん(後でメインシェフである事が判明)がわざわざ店内から出てきてメニューを説明してくれました。『もう既に食べてしまった』と伝えても『いいから入って、入って』と店内も案内してくれました。なんだか悪い気がしたので日を改めてこのレストランへ行かねばと思っていた所でした。その2日後くらいにランチで訪れましたが、なんとも素晴らしいお店を発見してしまいました。

ボリューム満点で安い、なのにウマい

前菜の完成度が高いです。そしてボリューム満点。前菜を食べた時点で絶対にこのお店はおいしい、と確信しました。メインには煮込んだ豚肉と子牛のレバーステーキを頼みましたが、ソースが絶品でした。例のシェフに聞くと前菜の魚は2日前に仕込んで寝かせて旨味を熟成してから出しているんだとか。また、メインで食べたレバーでは臭みのあるレバーを少し甘みのあるソースで旨く仕上げていました。ワインビネガー、キャラメル、蜂蜜、バーベキューソース、コショウ等々を入れており、今までに無い個性的なソースでした。

女性で小食の方は前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみがオススメです

お昼の価格ですがメインのみ11ユーロ、前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみは13.5ユーロ、前菜、メイン、デザートで15.5ユーロです。少し離れた12区のレストランではこのボリューム、価格では食べられません。立地も大きな通りの一本裏なので可能な価格なのでしょう。席数もそんなに多くはありません。ボリュームがかなりあるので、小食の方は少なめにした方がよいかも知れません。私達はデザートまで食べる余裕がなかったので、食後にコーヒーだけ飲んで帰る事にしました。

各スタッフの動き、チームワークが最高

私達が来店した時は厨房に2人、カウンターに1人、合計3人で対応していましたが、チームワークが素晴らしいです。以前からフランスでは運ぶ人は運ぶ人、注文を取る人は注文を取る人、作る人は作る人、と自分の仕事、任務に集中して他人の領域まで入らない、と聞いていましたが、ここはメインシェフやサブのシェフもテーブルまで料理を運んできてくれるし、『おいしい?』とか聞いてくれますし、お客さんと良いコミュニケーションを取ろうとしている事が伝わってきます。決してマニュアルではないと思います。ソースに何が入っているか、メインのシェフに聞いたら気前良く教えてくれましたし、魚の仕込みが最高、と伝えたらサーモンを一切れお皿に盛りつけてサービスまでしてくれました。翌日のお昼をその場で予約したのは言うまでもありません。

※追記。ちなみにここの娘さんは働き者ではないです(笑)。サービス係が娘さんになると、、、微妙です。それだけ注意です。

魚のマリネっぽい前菜。激ウマ
豚のお肉もしっかり煮込んであって脂身の部分もトロトロ

データ

名前: La Ravigote
住所: 41 Rue de Montreuil 75011 Paris
電話: 33 1 43 72 96 22
URL: http://www.restaurant-laravigote.fr/
備考: 予約が望ましい、と言われましたが時間はハズせば入れる可能性はあります。とはいえ保証はできかねますので、予約をするにこした事はないです。
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