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2013年3月14日木曜日

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part1

とある日に巡った古着屋さん

今日は実際に私が巡ったお店とモデルコースをご紹介します。朝は10時くらいのスタートでした。お昼は13時から15時くらいまでゆっくり取って18時過ぎに終了しました。道に迷うと全部は行けないかも知れませんが、スムーズに回れば各店舗30分くらいは見れると思います。今日は8ユーロでイタリア製の中古革靴を買いました。日本ではとてもお目にかかれないくらい綺麗で安かったです。もちろんデザインもバッチリです。移動は主に徒歩とメトロです。EMMAUSから自宅まではVelibを使って帰っています。1件だけ探しているお店が発見できませんでした。残念。お店のリストはgoogle等で探してみて下さい。ショップリストは追って作成します。

午前 :Le labo de l'Abbé→CITY-TROC(11区)
お昼 :La Ravigote
午後 :DING FRING→ABV SERVICES(発見できず)→POTIORON→EMMAUS(20区)

今日見つけたイタリア製の革靴。なんと8ユーロ。逆に蚤の市だとこの値段で買えません。

コスパの良さと超絶ウマい料理で二日連続で来店した上に、次回ディナーの予約までとった La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

2日連続でランチ、そして次のディナーの予約

ここは本当に美味しいレストラン(ビストロ)です。中心地の高級レストランのような繊細さはありませんが、同じ値段のランチではとてもこのボリュームは出せません。かつ、ちゃんと仕込みもしていますし、なによりウマい。あまりに気に入ったので二日連続で訪れてしまいました。メインシェフのピエールもいきなり『Ça va??』とフランクです。(まだ親しくない人にはComment allez-vous? と学校で習っていました。)。トイレにいった時にサブシェフに声を掛けても『Ça va??』。料理の注文の時のウエイトレスさんも『Et toi??』と完全にフレンドリーです。とりあえず私は敬意を表して『vous』を使っていましたが、次回来店時には『tu』を使おうと思います。今日はプリフィクスメニューにない前菜を出してもらい、前菜もメインも全ておいしかったので帰り際に次のディナーも予約しました。お店は常連さんばかりで大繁盛。

今日のメインはココット料理

昨日来店した時に『水曜日に魚を仕入れるから、新鮮でおいしい魚を使ったメイン料理を準備する予定だよ』と言われていたので、約束通りメインはココット鍋を使った魚料理にしました。前菜はそれぞれサーモン、アスパラガスを頼みましたが、どれもおいしかったです。アスパラガスの根元が少し固かったですが(本来はピーラーで少し向いて下ごしらえするのでしょうか??)先端部分が甘くて柔らかく絶妙でした。この価格でここまで作ってくれるのか、と感動しました。本当においしかったです。(※感想には個人差があります。私も妻もプロの料理人ではありませんのであしからず。)

前菜1 アスパラガスのサラダ
前菜2 サーモンマリネ
メイン 白身魚、アスパラガス、名前を失念。。。
ショコラ・オ・ムース
洋梨のキャラメルソースがけ

2013年3月13日水曜日

久し振りに安くておいしい魚の前菜が食べられた La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

ついに見つけた、お気に入りのレストラン

こちらのレストランは元々行く気はなく(失礼)、パリ11区界隈の違うレストランを探していた時に、お店の前を通過、、、しようとしたら変なおっさん(後でメインシェフである事が判明)がわざわざ店内から出てきてメニューを説明してくれました。『もう既に食べてしまった』と伝えても『いいから入って、入って』と店内も案内してくれました。なんだか悪い気がしたので日を改めてこのレストランへ行かねばと思っていた所でした。その2日後くらいにランチで訪れましたが、なんとも素晴らしいお店を発見してしまいました。

ボリューム満点で安い、なのにウマい

前菜の完成度が高いです。そしてボリューム満点。前菜を食べた時点で絶対にこのお店はおいしい、と確信しました。メインには煮込んだ豚肉と子牛のレバーステーキを頼みましたが、ソースが絶品でした。例のシェフに聞くと前菜の魚は2日前に仕込んで寝かせて旨味を熟成してから出しているんだとか。また、メインで食べたレバーでは臭みのあるレバーを少し甘みのあるソースで旨く仕上げていました。ワインビネガー、キャラメル、蜂蜜、バーベキューソース、コショウ等々を入れており、今までに無い個性的なソースでした。

女性で小食の方は前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみがオススメです

お昼の価格ですがメインのみ11ユーロ、前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみは13.5ユーロ、前菜、メイン、デザートで15.5ユーロです。少し離れた12区のレストランではこのボリューム、価格では食べられません。立地も大きな通りの一本裏なので可能な価格なのでしょう。席数もそんなに多くはありません。ボリュームがかなりあるので、小食の方は少なめにした方がよいかも知れません。私達はデザートまで食べる余裕がなかったので、食後にコーヒーだけ飲んで帰る事にしました。

各スタッフの動き、チームワークが最高

私達が来店した時は厨房に2人、カウンターに1人、合計3人で対応していましたが、チームワークが素晴らしいです。以前からフランスでは運ぶ人は運ぶ人、注文を取る人は注文を取る人、作る人は作る人、と自分の仕事、任務に集中して他人の領域まで入らない、と聞いていましたが、ここはメインシェフやサブのシェフもテーブルまで料理を運んできてくれるし、『おいしい?』とか聞いてくれますし、お客さんと良いコミュニケーションを取ろうとしている事が伝わってきます。決してマニュアルではないと思います。ソースに何が入っているか、メインのシェフに聞いたら気前良く教えてくれましたし、魚の仕込みが最高、と伝えたらサーモンを一切れお皿に盛りつけてサービスまでしてくれました。翌日のお昼をその場で予約したのは言うまでもありません。

※追記。ちなみにここの娘さんは働き者ではないです(笑)。サービス係が娘さんになると、、、微妙です。それだけ注意です。

魚のマリネっぽい前菜。激ウマ
豚のお肉もしっかり煮込んであって脂身の部分もトロトロ

データ

名前: La Ravigote
住所: 41 Rue de Montreuil 75011 Paris
電話: 33 1 43 72 96 22
URL: http://www.restaurant-laravigote.fr/
備考: 予約が望ましい、と言われましたが時間はハズせば入れる可能性はあります。とはいえ保証はできかねますので、予約をするにこした事はないです。

『パリで最も美味しいフラン』と絶賛された L'Autre Boulange

フランとは

カスタードクリームをフラン型に流して焼いたお菓子。カスタードクリーム入りパイ(タルト)。前菜用パイを差す場合もありますが、ここではお菓子のフランです。

パンもパティスリーも美味しい

フランスではパン屋さんでもパティスリーを扱っている事もあります。お肉屋さんだけどパンも置いてる変わった形態もあります。こちらのお店も毎日食べるバゲットやカンパーニュからタルト、焼き菓子など色々あります。ここのパン屋さんではバゲット、ブリオッシュ、チョコレートタルト、フランなどを食べた事がありますが、外れはありませんでした。また、お店のマダムも感じが良いです。

データ

名前: L'Autre Boulange
住所: 43 rue de Montreuil 75011 Paris
電話: 08 99 10 31 49

好きなブランドがドンピシャなら最高のお店 Griffes de mode

ブランドとアイテムは限られるがお買い得

メンズとレディスで2店舗あります。ハイブランドはないですが、人気のAIGLEのアウターも40ユーロ程度で買えますし、メンズスーツや革靴も100ユーロを切ります。旅行でわざわざ訪れるお店ではありませんが、女性用タイツが4ユーロ等、安く買えたりするので、日用品を買うのに適したお店だと思います。古着屋さんと違ってデットストック品なので全て新品です。サイズ、デザインさえ気にいるものがあればお買い得です。


日用衣料品が安いお店 tout a 5euro

統一された価格帯の衣料品店

店内には3ユーロ、5ユーロ、10ユーロなど統一されたプラカードが並べられており、全ての商品が激安。ハイファッションには届かないですが、流行を取り入れた洋服を安く買いたい方には良いかと思います。旅行ではワザワザ入るところではないですね、多分。でもなぜかWEBサイトを見るとモデルさんがかっこいいのが凄いオシャレに見えます。オシャレが上手な方なら自分のテイストに取り入れられるかも知れません。

2013年3月12日火曜日

オペラ界隈のアジア食材スーパー、Kマートの太巻きが超絶ウマ過ぎる件

パリ在住の日本人なら絶対に知っているスーパーマーケット

Kマートは醤油、味噌、みりん、料理酒、米、かつおぶし、海苔など日本食に欠かせない食材がパリ市内で手に入るスーパーの一つ。この太巻きが超絶ウマ過ぎてリピーターが続出。私達夫婦もオペラ界隈に行くたびに用もないのにKマートに行き太巻きを買って、家に帰るまでに全て食べてしまった事が何度もあります。でも、お店側の都合で販売中止の為、しばらく食べられていません。もう復活したのでしょうか。でも復活している頃には帰国しているので、日本でいつでも食べられます。パリで太巻きが食べられる、その事に価値があるのかも知れません。なんだか恋しくなってきました。あ〜、食いて〜。

写真を取る前に凄い勢いで食べてしまったのですが、こんな太巻きです。


データ

名前: K-mart
住所: 6-8 rue Sainte-Anne 75001 Paris

パリ市内にあるストック(アウトレット)まとめ

観光時間が限られているなら市内のアウトレットがオススメ

パリの郊外にもアウトレットはありますが、もし好きなブランドが決まっていて市内にアウトレットがあるのであれば観光の合間のスケジュールに組み込むのがオススメです。郊外のアウトレットに出かけると買い物時間にもよりますが一日仕事になってしまい、観光に時間をさけなくなってしまいます。ただでさえ見所いっぱいのパリ、少しでも効率的にまわりたいのであればこのようなお店単体のアウトレットもオススメです。もちろん郊外のモールであれば沢山のお店、在庫の中から選ぶ事もできます。観光と買い物、どちらに比重があるか考えてスケジュールを組まれて下さい

パリ20区内のストック(アウトレット)

※掲載情報は変更されている可能性があります。必ずサイトや電話などで確認して下さい。本情報による不利益に対して責任は負いかねますので何卒ご了承ください。

STOCK COMPTOIR DES COTONNIERS
10, rue du jour 75001 paris
01 42 33 57 70
月曜から土曜、10時30分から19時30分まで

KOOKAI LE STOCK
82, rue Réaumur 75002 PARIS
01 45 08 93 69
月曜から土曜、10時から19時30分まで

STOCK SANDRO
26, rue de Sévigné 75004 PARIS
01 42 71 91 59
月曜から土曜、10時30分から19時30分まで
日曜、13時から19時まで

STOCK ZADIG & VOLTAIRE
22 rue du Bourg-Tibourg 75004 Paris
01 44 59 39 62
月曜から金曜、11時から19時まで
土曜、11時から19時30分まで
日曜、14時から19時30分まで

STOCK CAROLL
30 et 51, rue Saint-Placide 75006 PARIS
01 45 48 83 66
月曜から土曜、10時から19時まで

STOCK REPETTO
24, rue de Châteaudun 75009 Paris
01 53 32 84 84
月曜から土曜、10時30分から19時まで

EKYOG STOCK
33, rue Beaurepaire 75010 PARIS
01 40 40 95 12

STOCK COP COPINE
99 rue de Charonne 75011 PARIS
01 43 70 26 33

STOCK CHLOE
Espace Twin7 – 8, rue Jean-Pierre Timbaud 75011 Paris
月曜、16時から20時まで
水曜から土曜、11時から20時まで
日曜、14時から20時まで

STOCK SONIA RYKIEL
64 rue d’Alésia et 110/112 rue d’Alésia 75014 PARIS
01 43 95 06 13
月曜から土曜、10時45分から18時45分まで

STOCK MAJE
44 avenue du Général Leclerc 75014 PARIS
01 45 42 53 04

STOCK MAJE
92 rue des Martyrs 75018 PARIS
01 42 59 75 35

A.P.C. SURPLUS
20 RUE ANDRE DEL SARTE 75018 PARIS
01 42 62 10 88
月曜から土曜、12時30分から19時30分まで
日曜、13時30分から19時まで

キッチン用品が安いPromotion 7

地元パリジャンの為のキッチン用品店

今回ご紹介するのはパリ20区内に9店舗を構えるお店です。オシャレで気の利いた商品は少ないですが、実用的で安い用品が豊富です。例えばドライヤーが15ユーロから。ワインストッパーが3.7ユーロ。お皿が6枚25ユーロなど。お店の名前の通り、プロモーション価格が多数。IKEAよりは高いものもありますが、電車賃を考えると家の近くでそろえられるPromotion 7も候補に入ると思います。11区の店舗でしか買い物をした事はありませんが、店員さんは明るくて感じがよかったです。でも1人だけ暗そうな若い男の店員がいました(笑)

店頭外観
店内はオシャレというよりは実用品が多い


データ

名前: Promotion 7
URL: http://www.promotion-7.fr/

店舗リスト(2013年3月時点)
Sebastopol (75) 91 Boulevard Sebastopol
75002 PARIS
01 40 26 56 30

Monge (75) 2 Rue Monge
75005 Paris
01.41.79.46.95

Voltaire (75) 43 Boulevard Voltaire
75011 PARIS
01 58 30 60 66

Bonne Nouvelle (75) 10 Boulevard Poissonnière
75009 PARIS
01.47.70.66.11

St Antoine (75) 205 Rue du Faubourg Saint Antoine
75011 PARIS
01 40 09 87 46

Italie (75) 7 Avenue d'Italie
75013 PARIS
01 45 86 82 14

Amsterdam (75) 41 Rue d'Amsterdam
75008 PARIS
01.42.80.19.30

Nation (75) 7 Boulevard de Charonne
75011 PARIS
01 40 09 11 73

Clichy (75) 93 Avenue de Clichy
75017 PARIS
01 46 27 57 72

Vincennes (94) 23 Rue de Montreuil
94300 Vincennes
01 43 28 05 95

Jaurès (92) 35 Boulevard Jean Jaurès
92100 Boulogne
01 46 03 79 49

St Denis (93) 107 Rue Gabriel Peri
93200 Saint denis
01 48 20 51 92

Le Perreux (94) 116 Avenue du General de Gaulle
94170 Le perreux
01 43 24 43 55

Champigny (94) 28 Rue Albert Thomas
94500 Champigny sur marne
01 48 82 26 22

Velib(ベリブ)のスタシオンが満車で30分以内に返却できない場合の延長方法

Velib(ベリブ)は30分以内なら無料(45分の年間プランは45分以内)

パリ市内300メートルおきに設置されていると言われているVerib。30分以内であれば無料です。もし無料で乗り継ぎをしたければ一度スタシオンに自転車を返却して約5分待つと再び使えるようになります。私の場合、長い距離を移動する場合には途中で一度自転車を返却して地図を確認します。よく道に迷いますので地図を確認している間にすぐ5分経ちます。その後に再びVeribに乗ります。

困った、返却しようとしたらスタシオンが一杯で返却できない

よくあるのがパリ中心区でスタシオンが一杯で返却できない、という状況、もしくは郊外で自転車が出払っており、利用できない状況。これは観光地や郊外から中心地へ向かう人へ利用する人が多いので、人気の観光地の近くでは自転車を返却しずらい状況になってしまいます。このようなことを解消する為に中心地で自転車をピックアップして空いているスタシオンへ車で運んでいるスタッフがいたりします。

もし一杯の場合は15分の延長手続きが可能

私の場合はカードを持っているのでカードをかざして暗証番号を入力し、出力された画面で1を押せば延長完了です。当日券でも端末の操作で延長手続きができますので、とりあえず延長手続きを行って冷静になって下さい。誰かが借りて空きが出るかも知れませんし、すぐ近くに空きのスタシオンがある可能性もあります。次のスタシオンでも空きがなければ再度15分延長が可能です。

まとめ

時間が迫っているからといって焦らないようにしましょう。スタシオン近くで待っていると意外とすぐに利用者が自転車を利用する場合があります。また大通りは比較的埋まりやすいですが、一本裏道に入ると空いていたりします。時間には余裕を持って利用を検討されて下さい。機械もよく壊れていますので注意が必要です。

カードをかざして暗証番号を入力した後の画面

15分の延長手続きが完了した後の画面。近くの空きスタシオンが確認できる

2013年3月11日月曜日

アリーグル市場のマルシェ、シャキシャキの大玉レタスが2個で1ユーロ

庶民の味方、アリーグル市場

たまたま住んでいるエリアが12区のNation付近なので、土日は自然とアリーグル市場で買い物をする事が多いです。マルシェが終わる時間帯を狙っていくと『1ユーロ、1ユーロ!!』という威勢のいい声が更に大きくなります。彼らも売れ残るよりは現金化できた方がよいのでしょう。先日は大きなレタス2玉が1ユーロでした。おかげで1週間、毎日サラダを食べる事ができました。端数は切り捨てしてくれたり、値段も全体的にリーズナブル。値段がスーパーと同じだったとしても、こちらの方が新鮮なのは間違いないです。

蚤の市もやってます

こちらの蚤の市は規模が小さいので、全ての商品に目を通す事はそんなに難しくないと思いますが、変な商品もあったりします。陶器は扱いが結構雜なのでよくチェックした方がいいと思います。壊れていたり状態が良くないものもザラですが、私は転売用ではなく、自分用に買っているので多少壊れていても安く買える方が嬉しいです。

思わず『買わね〜よ』と思ったうどん3ユーロ。なぜ1束だけ残っているのか謎。

超破格の危険な蚤(ゴミ)の市、あのレペット(Repetto)、イタリア製ツイードジャケットやALESSI(アレッシィ)が驚きの価格で、、、

物価の高いパリ

パリは物価が高い。洋服なんて新品では買えませんし、マレや中心地区の古着屋さんでも結構いいお値段がする場合があります。Emmaüsや蚤の市まで来るとなかなか安く買う事ができます。今回、とある方から教えて頂いた所なので、詳細な時間や場所はお教えする事はできませんが、とある場所のある時間に開催される蚤の市へ潜入してきました。おそらく海外での仕入先の一つとして使っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここにはフランス語で数字を言えない店員がいて、英語の数字もカタコトでした。値段を両手の指で教えてくれるので、10ユーロが最高値でしょうか(笑)どうしてパリに住めているのか不思議です。

激安品の山、山、山。でもゴミ、ゴミ、ゴミ、たまにお宝

まず、この蚤の市は大衆受けしません。スリも多いでしょうし、あまりの大混雑で黒人の波に囲まれる事もあります。何か事件が起きてもおかしくない雰囲気でした。私も毎度は行きたくありません。ただし、、、「全部50セントーだよ〜」という破格のコールがあったり、たまに新品同様の商品があったり、お買い得度は半端ないです。私が見つけたのはアレッシィのワインオープナーです。値切れば50セントになったと思うのですが、偽物でもいいと思っていたのと、家のワインオープナーがIKEAで買ったものなので、それよりは良いだろうという判断で、店員さん言い値、交渉なしの1ユーロで購入しました。にしても安い。状態の良いレペット(Repetto)の靴も発見しました。値切り前で5ユーロ。ありえません。デザインが好きなものではなかったので、そもそも購入しませんでしたが、値切って仕入いれて転売すればムフフですね。

イタリア製ツイードジャケットが、なんと○ユーロ

なぜか路上に沢山の放置された洋服が。モントルイユの蚤の市でも見かけた光景ですが、勝手に物をとっていっていい場所があり、それと同じシステムです。ゴミあさりに近い感覚です。そんな中、新品同様のイタリア製ジャケットを発見しました。ちょっとオーバーサイズでしたが肩はピッタリだったのでお持ち帰り。お直し屋さんで見積もりしてあまりに高ければ捨てるか、リサイクルボックスに入れます。オーバーサイズでもボトムやインナーで工夫すればなんとか着れると思っていますが、妻はドン引きしてました。

値段も安いので、表情も暗め

雰囲気良し、サービス良し、味良し L'Estaminet

丁寧な盛りつけで店員さんも感じが良い

ベルヴィルとメニルモンタンの間の蚤の市のランチで行きました。日曜日にいったので、ランチメニューはありませんでした。メインのみを注文しましたが、お腹いっぱいになりました。付け合わせが凝っていて盛りつけも綺麗。店員さんも感じが良く、気持ちよく食事が楽しめました。エスカルゴを頼んだのですが、忘れられてしました。でもメインを食べた後にお腹がいっぱいになったので、会計の時に言ったらキチンと謝ってくれました。既にレシートにも記載がなかったので、単純に忘れてしまっただけのようです。こちらのお店、狭い階段を昇っていくとお手洗いがあります。2つあって、さらに洗面台の部屋が広いです。普通は地下にあって薄暗い感じなのですが太陽の光も入って明るく気持ちよかったです。

2013年3月10日日曜日

パリのレンタルサイクル Velibに乗る前に私が気をつけている5つの事

そもそもヴェリブって

パリで利用できるレンタルサイクルです。2007年から導入され、現在ではパリっ子の足になっています。メトロやバスがストの時も大活躍。私は自分の自転車を持っていますが、午後に雨が振りそうな時はヴェリブを使います。雨が振らなければそのままヴェリブで帰りますし、もし雨が振ればメトロやバスで帰れます。自分の自転車だと駐輪した所に戻る必要があり、移動の度に動かさなければならないので、何カ所かパリ市内を周る時に面倒です。

観光者でもクレジットカードさえあれば利用可能

以前、一年パスのWEB上での購入方法は書きましたが、WEBで購入してIDとパスワードを持っていれば、各市役所や観光案内所などで未登録のVelibカードをくれるので、すぐに使えます。1ヶ月単位で滞在される方で自転車が好きな方にはオススメです。また個人的にメトロの雰囲気は暗くて好きではないので、Velibで街を見ながら移動する方が楽しいです。ただし、事故のリスク、危険度はVelibの方が上です。自動車と同じ扱いですし、自転車用のレーンなのにオートバイが割り込んできます。また信号無視も日常茶飯事なので、赤信号で止まったら後ろから別の自転車に軽く追突された事もありました。逆に信号を守ると危ない目に遭う事もあります。

ヴェリブを乗る際にチェックする事

1.ブレーキは効くか、握ってチェック
2.ライトは壊れていないか、目視チェック
3.タイヤはつぶれていないか、目視、軽くタイヤを蹴ったりサドル部分に上から体重を掛けてチェック
4.思いっきり足でペダルを反対向きに蹴り、空回しして異音がないかチェック
5.チェーンの色をチェック。綺麗なチェーンはメンテナンス後まもない証拠(調子の良い自転車の可能性大)

以上は私が普段気をつけている点です。あとサドルが異常に高い自転車は背の高いフランス人男性が直近乗った証拠です。経験則上、良い自転車にあたる可能性が高いです。とにかくパリッ子の乗り方が荒いので、velibは良く壊れています。また、機械も壊れています。例えばあるスタシオンでは使えなかったクレジットカードが別のスタシオンでは正常に作動した事もあります。

こんな自転車はザラです
チェーンが明るいグレーの場合はメンテナンス後の可能性が高いです

2013年3月9日土曜日

パリで帰国や荷物の輸送に使うプチプチ(緩衝材)や段ボールを安く手に入れる方法

引越や荷物の送付にプチプチは必須

現在、帰国に向けて準備を進めています。衣服は濡れなければいいのでビニール袋で包むだけですが、困るのは食器など陶器類。旅先やパリで買ったかわいい雑貨達を航空便(または船便)で送るのは不安です。なにせ飛行機に乗ると見たくないけど、空港職員がスーツケースを投げる光景を目にします。大量の荷物をさばくし、時間もないでしょうから仕方のない事ですが、これは私達でコントロールできない事です。自分で守りたければ機内持ち込みに回すか、丁寧に梱包するしかないと思います。

試しに近所のMr.Bricolageに行ってみました

帰国は迫っているので、近所に落ちている段ボールを探す時間がありません。あってもボロボロだったり、オシッコが掛けられていたり、、、。スーパーだと既に潰されていたり、コレという段ボールに出会えません。とりあえずお店で材料を探して買ってみました。本当はプチプチがよかったのですが、意外と高い。ケチってプチプチ無しを買ってしまいました。探せば梱包材を安く売っているお店はありますが、家から近い方が便利なので、今回はMr.Bricolageにしました。

段ボール(小)1.9ユーロ
緩衝材(10メートル プチプチ無し) 8ユーロ
緩衝材(10メートル プチプチ有り) 14ユーロ

路上で拾うと無料

家の近くのレストランでちょうどガラス工事がありました。輸送時に破損から守るためにプチプチが絶対あると思っていた矢先。やはり路上のゴミ箱の横に落ちていました。このプチプチ、テープがガシガシ貼ってあって商品の梱包には使えませんが、個人向けの荷物の梱包には十分すぎるクオリティです。なんせ新品を買ったら14ユーロ。この後、近所を散歩していたら電子レンジの段ボール箱も見つけました。家電製品の段ボールは結構固いのが多いのでオススメです。日本だとゴミをあさるのはあまり品がありませんし、やりたくないのですが節約の為です。パリではゴミ箱をあさって自分の家で使ったり、修理して売ったり、そのまま蚤の市で売ったりするのが日常茶飯事です。フランスであれば普通の光景です。万人にはオススメできませんが、抵抗のない方はやってみて下さい。

お店でもらう

以前、旅先のスーパーで段ボールをお願いしたらタダでくれましたし、ヴィシーの自転車屋さんではバカでかい自転車輸送用の段ボールをタダでくれました。勿論、ヘルメットを買ったり買い物をしたついでにです。でもワイン屋などでワインを買わずに段ボールだけもらって出てくるパリジェンヌも見ましたので、度胸の問題です。これが一番心理的には抵抗がないかも知れません。

その他のお店 CARTONLAND

CARTONLANDは引越に関連する段ボールやハンガーボックス、食器用段ボールなど専用の段ボールが購入できるお店です。値段も一番シンプルな40cmx30cmx16cmで0.80ユーロから。プチプチは0.8メートル×15メートルで10ユーロから。Mr.Bricolageより安いです。11区付近かついでの用事があればこちらで購入する方が安いですね。Amazonの方が安いですが、配送、受取の手間賃と天秤にかけて検討する必要がありそうです。

名前: CARTONLAND
住所: 27-29, boulevard Jules-Ferry
電話: 01 49 29 48 00
URL: http://www.cartonland.fr/

2013年3月8日金曜日

フランスから日本へ書籍を安く送る方法

パリから日本の輸送費は高い。。。

以前、ヴィシーからブレストへ、ブレストからパリへ引越をしているので、引越には毎回頭を悩ませていました。それでも国内だけにコリッシモの料金はそこまで高くなかったのですが、いよいよ日本への帰国。夫婦揃って本好きで全てコリッシモインターナショナルで送るとエラい事になるので色々調べた結果、書籍のみで安く送れる料金体系があるので、これで送る事に決定。ただし保険、追跡なしです。それ以外の重いもの、かさばるものはヤマト運輸さんの船便を利用して荷物を送る事にしました。

箱に直接住所を書いて、自販機で切手を買って貼るだけ、難しくありません

今日の時点で合計4箱、20キロくらい送りました。最初はLa posteの人に直接聞いていましたが、慣れてくると自販機で切手を貼って送るだけ、という事が分かりました。送り元は名前、住所、を箱に直接書いて送り元の名前と住所に大きく『×』バツマークを書きます。これは郵便局の人が送り元と送り先を間違えないようにする為です。読めば分かるだろう、と思いきや、郵便局の人に荷物を渡したら送り元にバツマークを書かれました。送り先は漢字でも大丈夫です。また箱には太いペンで『Livres / books』と本である事が分かるように書いておきましょう。個人の場合は重さは箱込みで5キロまで。注意するのは大体これくらいです。


料金表(2013年3月時点)
重さ 料金(€)
20g 0,34
50g 0.50
100g 0,76
250g 1,45
500g 2,13
1kg 4.12
2kg 5.49
3kg 7,62
4kg 10,67
5kg 13,72


一番右を押します

一番右を押します

重さに合わせた料金を入力します。画面は5キロの料金です。

支払い方法を選びます(早速、この機械は現金が使えません、さすがフランス。)


自販機から出てきた切手を箱に貼って郵便局の人に渡せば終了です。書籍のみである事を伝えましょう。

2013年3月6日水曜日

在仏日本人が足しげく通う餃子のお店、阿國餃子館

パリでツマミを食べながらお酒を飲む

安くて居酒屋として利用するのにピッタリ、とパリに詳しい方に教えて頂いた阿國餃子館。パリには中華レストランが沢山ありますし、もちろん餃子も頂けますが、、、。15個で5ユーロって、、、安っ!!!サイズは小さいですが、グループで食事するにはピッタリです。その他にも色々頼みましたが全部安い。3人で飲んで食べて42ユーロ。フレンチレストランではありえないコストパフォーマンスです。19時頃に入店して20時前には満席になっていました。

意外に多いアジア好きなフランス人

店内は私達のようなアジア人もいますが、コストパフォーマンスに惹かれてか、多くのフランス人が来店します。しかもみなさんお箸の扱いが上手です(もちろんアジア人よりはおぼつかないですが、、、)。みなさん必ず頼んでいるのが餃子。ナス炒めも人気がありました。価格が安いだけに人気があり、サービス係の方も忙しくなってくると対応がぶっきらぼうになったりします。外に人が並んでいるとお皿をすぐに片付けられます。長居したい場合はお茶だけ別の店で行くのも手ですね。

夜のbelleville付近は要注意

とはいえbelleville付近はあまり治安が良いとは言えません。夜遅くなると1人では歩けない雰囲気だと思います。阿國餃子館も比較的すぐに満席になりますし、行くならお昼か、夕方早めに食事を始めてサッと帰るのがオススメです。もちろんbellevilleに住んでいる日本人も居ます。物価も安いし、日本食材も手に入りやすく、注意すれば住みやすい場所だとは思います。近くにはparis storeという中華系のスーパーがありますが、アジア系の食材が安く手に入ります。オペラにはKマートがあり、そちらでも手に入りますが、Kマートの方が全体的に価格は高いです。賃料を考えればオペラの方が高いですから当然といえば当然ですし、品揃えも異なりますので両方を上手く使い分けるといいと思います。


フランスに来てから初めて食べた焼き餃子。ほぼ1年振り。
水餃子
キクラゲが食べられるなんて感動
ナス炒め

野菜炒め

データ

名前: 阿國餃子館
住所: 47, Rue de Belleville 75019 Paris
電話 : 01 42 38 17 53

2013年3月2日土曜日

素朴で気取らない地元のレストラン Les BOMBIS(レ・ボンビ)

10月にパリに引越してから、ずっと気になっていた近所のビストロに入ってみました。

トリップアドバイザーの順位は、、、でもちょっと待って下さい

トリップアドバイザーで見ると驚くのがパリのレストランの多さ。登録されているものだけで約9000件。こんな状況でおいしいレストランに出会うのは本当に難しいと思います。旅行中であればできるだけハズしたくない、口コミサイトで上位のお店に行けば大きくはハズれない、私もそう思います。でも、冷静になって考えてみると外国人が日本語の食べログを読むとは思えません。現地の人が行くような観光化されていないお店を探すには現地のガイドやサイトを確認してみると良いと思います。このお店はフランスのガイドブック Routardに掲載されていた事、パリの口コミサイトに掲載されていた事、ランチタイムにフランス人で溢れていた事(でも安いだけで混んでる店もあるので、何とも、、、)、から決めました。

平日のランチ、前菜+メインで14.5ユーロ

レストランについたのは13時過ぎ。以前から何度か店の前を通って混んでいる事は確認していたので、意を決して入店。親切なマダムが案内してくれましたが、ほぼ満席状態。今回は前菜+メインのコースをチョイスしました。前菜、メイン、それぞれ4〜5品くらいの選択肢から選びます。この界隈には前菜、メイン、デザートで11ユーロ、等のお店もありますが、地価、物価の高いパリ。あまりに安いと逆に怪しいです。14.5ユーロでも安い方になると思いますが、ここは期待を裏切りませんでした。選んだ料理は全ておいしかったです。また、夜になってもコースの料理はそんなに値上がりしないので、昼、夜を気にせず入れるお店だと思います。

前菜1


前菜2


メイン1


メイン2


お店の外観


データ

名前: Les Bombis(レ・ボンビ) 住所: 22 Rue Chaligny, 75012 Paris
電話:01 43 45 36 32
最寄駅: Reuilly - Diderot
URL: http://www.lesbombis.com/

2013年2月28日木曜日

パリで安く髪を切る方法

海外で髪を切ると失敗する事が多い

よく海外で髪を切ると失敗する、とありますが、私はもう割り切っているので敢えてインド系の怪しい散髪屋(9ユーロ)、中東系の怪しい散髪屋(10ユーロ)で髪を切りました。その後は自分でハサミを持って微調整、しばらく髪が伸びるまで待って、その間は常に帽子をかぶって生活します。つまり、、、それなりです。すごく丁寧に仕上げてくれるのですが、丁寧な所が違います(笑)。例えばもみあげのラインを凄く綺麗にしてくれるのですが、私にとっては斜めにハサミを入れてくれたり、髪の毛をすいてくれる方が有り難いです。でも、10ユーロです。贅沢は言いません。写真を見せても、同じ仕上げにはなりませんでした(笑)

やっぱり日本人に切ってもらいたい、でも。。。

確かに日本人経営の美容室は品質も良いですし、意思の疎通も容易。仕上がりにも満足できる事でしょう。ただ、費用もそれなりです。私は割り切って怪しくて安い散髪屋へ、妻は日本人経営ではないけど、同じアジア系という事で韓国人に勧められた韓国系の美容室(35ユーロ、カットのみ)で2回、髪を切りました。妻の方は仕上がりは(あたり前ですが)よかったです。また、もう一つの方法としてはオブニー等の掲示板に出ている個人で切ってくれる日本人美容師さんに頼む事でしょうか。お金を出せるならもちろん日本人経営ですが、そこまで出せない、でも日本人がいい、という方はオススメの方法です。

その他の方法

私がVichyで勉強していた時はクラスメイトの韓国人に髪を切ってもらっていました。ケバブを2人分おごったので、10ユーロです。でも、パリで切った時より仕上げは丁寧だし、同じアジア系の髪質だから、髪をランダムに切ってくれたり、凄く良かったです。彼がパリに来てくれていたら、、、う〜ん、残念。


これが無惨な姿です。写真を見せたのですが、全く違う仕上がりでした(笑)

2013年2月27日水曜日

お得な運賃でNation(ナシオン)から351番の路線バスでえっちらほっちらシャルルドゴール空港へ行く

通常の路線バスの延長でNation(ナシオン)広場からシャルルドゴール空港まで行けるバスを利用した際のメモです。Terminal 2A-2Cの次に Gare TGV-SNCF を経由するので、一瞬焦りますが、終点のTerminal 2B-2Dまで着きました。

乗り方

Nation広場のCours de Vincenne付近。空港から乗る際もロワシーバスの隣です。切符がない場合は直接運転手に聞きます。Nationから乗る際、「ターミナルまで」と言うとカルネ3枚分を渡されるので、料金を払って3枚とも機械に通します。

メリット

金額が少し安い(1人6ユーロ or カルネ3枚) なぜかバスの運転手から買うと1枚2ユーロだった。。。空港の掲示板と表示が違いますが、値段が上がった模様です。
比較的空いている(時間帯による)
Nation付近に宿泊している場合に便利

デメリット

スーツケース専用置き場がない
時間が掛かる。Nationから終点まで1時間30分程度。

http://www.ratp.fr/informer/picts/plans/pdf/bus_banlieue/300/h_351.pdf

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