2016年1月7日木曜日

リフォーム費用を節約するなら、畳は自分で解体せよ

建材畳(スタイロ畳)とは

今回、和室から洋室へリフォームをするにあたり、畳は自分で解体して処分することにしました。解体するまで知らなかったのですが、現代では本当の畳は少なく、特にマンションではスタイロ畳と呼ばれるスタイロフォーム(発泡材)を芯材としてワラをまいたものが使われる事が多いそうです。スタイロ畳であれば比較的簡単に解体ができます。簡単ですが、時間はかかります。ちなみにスタイロ畳はダウ化工株式会社の商標で一般的には建材畳と呼ぶそうなのですが、商品名の方が有名なので、スタイロ畳と呼ぶことが多いそうです。

びっくりリフォーム業者の解体処分費

畳は大きいですし処分が大変そうですが、実は粗大ゴミで出す事ができます(自治体によりますので詳細はお住まいの自治体にご確認下さい)。相場は1枚1,000円前後。今回は6枚処分するので6,000円です。ちなみにリフォーム業者の見積もりでは1枚4,000円くらい。6枚処分すると24,000円です。これに管理費10%が掛かってくると26,400円。リフォーム業者の言い値見積のまま依頼するわけにはいきません。自分で捨てればゼロ円です。その為、リフォーム業者と交渉して畳は自分で処分する事にしました。産業廃棄物扱いなのか、家庭ゴミ扱いなのか、で処分費が異なるので、この価格差は仕方がありません。予算に余裕があれば業者に依頼して、私のように余裕がない方は自分で処分しましょう。

解体は簡単。ただし時間と根気が必要

まずはL字型の金具のようなものを用意して、隙間にさして畳を引き上げます。ボールペンを隙間にさして指で押し上げた営業担当さんもいました。どうせ捨てるし傷を気にする必要がないので、何でも良いと思います。畳を裏返したら縫ってあるヒモをひたすらカッターやハサミで切っていくだけです。フチは大きなホッチキスで固定してあったりするのでホッチキス本体の針取りで取ります。特別な工具は特に必要なく、普段家にあるような工具(文房具)で全て対応出来ます。私の住む町は30cm以下にした方がよさそうなので、解体後はひたすらハサミやカッターで分解して、大きさを調整してゴミ袋へ突っ込んでいきます。ただし、とにかく時間がかかりました。子供がいるので、1日中作業するわけにもいかず、1週間毎日少しずつ作業して解体しました。最終的にゴミ袋を20袋ほど消費しました。マンションなので、一気にゴミだしすると迷惑です。そのため、燃えるゴミの日に2〜3袋くらいずつ少しずつ置いて減らしていきました。


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