2015年10月21日水曜日

La poule qui avait mal aux dents(虫歯のニワトリ)

新橋の古本市でゲットしたフランス語の絵本


妻が新橋の古本市で面白いフランス語の絵本を買ってきました。
日本のアマゾンで手に入らない?かも知れませんが、おもしろかったので、
ちょっとだけ書きたいと思います。
書籍の訳があってるかは自信ありませんが。。。

奇想天外なストーリー


この絵本。そもそもツッコミどころが満載なのですが、ニワトリが卵を産んだら、5玉のうち、1玉からワニが産まれてくる、という序盤で結構ビックリする内容です。鳥の種類ならまだしも、普通、間違えるか、と疑うレベルです。

間の細かいストーリーは間引きますが、ワニはお菓子が大好きだから、虫歯があります。(お菓子食うんかい)

歯医者にいくと先生に『肉を食べなさい』といわれます。
どんな種類の肉がいいのか、とワニが問うと、
『ニワトリが良い』と先生。
ワニにとってはニワトリがお母さんですから、
それは嫌だ、となって、、、。。。

【ネタバレ】衝撃のラスト

ここからは結末を知りたくない方は読まないで下さい。


















ワニは最後、先生を食べてしまいます(笑)。
なぜワニは先生を食べてしまうのか、別の肉食べればいいのに。
そして、この本のテーマはなんなのか。
子供になんで?って聞かれた時に私もうまく説明できない。
そういう意図なんでしょうか。
気持ちとしては、自分の家族が大事ですから、
それを食べるなんて、とんでもない、と。

ここまでの感情は理解できるのですが、
その後他の肉を食べればいいのに、先生を食べてしまう所が
非常にシュール。その後、家族は幸せそうにバスで帰っていくのでした。

なんともいえない後味。
フランス映画嫌いっていう人が、意味分かんないって言いそうな絵本。

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