田舎の語学学校だと休日やる事がない
最初はVichy(ヴィシー)という田舎街に居ました。ホストファミリーがどこかへ連れていってくれれば良いけど、そうでない場合は勉強以外にやる事がありません。それはそれでいいのですが、クラスメイトと交流を持つのも楽しみの一つだと思います。
ウクライナ人Aさん(仮名)
クラスメイトにAさんというウクライナ人が居ました。もうおじさんで40後半から50歳くらいだったと思います。彼が『バーベキューをやろう』と言ってきたので、私がコーディネートしたのですが、企画がユル過ぎて仕切るのが本当に大変でした。いつ、どこで、何をして、いくらくらい、とか全然決まっていないので、集合時間を決めて、前日の買い出しも一緒に行って、費用も割り勘した目安をみんなに連絡したのですが、、、なんと2時間遅刻。さすが海外。仕方ない。時間感覚が異なるのだ。幸いクラスメイトは皆親切で、2時間の間、楽しそうに歓談していてくれました。本当に有り難い。
肝心のウクライナ流バーベキューとは
2時間待たせたが、仕込みはしっかりやってきていて味付けも終わっていた。さすが本職内装デザイナーだ。そしてここからがビックリした。ウクライナでは、というか彼独特の方法なのかも知れないが、彼はおもむろに地面を掘り始めた。で、最終形がコレ。
え?網とかないの?
写真をご覧頂ければご理解頂けると思うのですが、これ、地面を掘って、よくわからない金属バーでベースを作り、串を焼くのである。凄い原始的。ウクライナではこのスタイルだ、と言い張っていたのですが、どうなんでしょう。何はともあれ味はメチャクチャ美味しかった。本当に貴重な経験をしました。