2013年3月22日金曜日

オベルカンフのとある古着屋では迷彩(アーミー)服を月に1回買い占める日本人客がいるらしい

オベルカンフの古着屋にて

オベルカンフ通りは若者に人気のエリアと言われています。レストランやアパレルのお店もたくさんあります。とある古着屋さんと話をした時に店員さんがある奇妙な日本人客の話をし始めました。

結論はただのバイヤー

彼は月に1度か2度来店してお店にあるほとんどの迷彩柄を買い占めて帰っていくのだそう。サイズもいろいろ。しかもでっかい麻袋と共に。この説明ではどうやってもただの古着屋の日本人バイヤーです。でも、さすがフランス人は面白い、と思ったのは

『彼は第三次世界大戦を起こそうとしているんだ、絶対そうだ』と、もちろん冗談ですがなかなかおもしろいセンスでした。お店を紹介したい所ですが、人気が出て、アーミー服が売れてしまうと、その日本人バイヤーさんが困ってしまうと思うので、やめておきます。

2013年3月21日木曜日

海外の蚤の市や闇市で売られている商品の仕入れについて

パリのお店で白昼堂々

今日は日本に帰国した際の就職活動用の靴を探していたのですが、そんな中、白昼堂々万引きをしているアフリカ系の万引き犯を見つけました。広い店内なら店員にコソコソ言ってタレコミできたのですが、店内が狭かったのと、こんな時、フランス語で万引き犯にバレないように店員に伝えるには何て言えばいいのか、気の利いたフランス語が分からなくて、犯人がお店を出た後に店員に伝えた所、他のお客さんも『あいつは怪しかった』と、、、『アンタも分かっていたなら言ってよ』と思いましたが、コレが現実です。仲良くなればパリジャンは親切ですが、知らない者同士だと面倒な事には関わらない、というスタンスです。


この事件から何が考えられるか

まずお店側の問題点ですが、このお店では片方の靴のみ陳列してあるものの、ペアとなる反対の靴は別の場所に置いてあり、かつ万引き防止のアラームが着いていません。あるお店では両方の靴が縛ってあって、万引き防止用のアラームがついてあったりします。よっぽど万引きが多いのでしょう。次に万引き犯ですが、おそらく常連です。彼はこのお店の靴にアラームがついていない事、ペアとなる反対の靴の場所を知っていたのでしょう。私が店員さんに注意した後、別の時間帯に別のアフリカ系の客が靴コーナーを見ていました。これは組織的に情報を交換しているとしか思えません。


蚤の市で売られている靴や鞄について

蚤の市や路上で違法移民と思われる人がやたらといい靴を売ってたりするのですが、全てではないにしろ、一部はこのような万引きした商品が並んでいる可能性があるのではないでしょうか。彼らの仕入方法はゴミあさり、路上の落とし物、盗品、組織的なグループから配給されるスーパーコピー品と考えられます。いずれにせよこれらを購入する事は少なからず彼らに加担している事になります。私は路上で売っているLouis VuittonやHermèsを欲しいと思った事はありません。でも、それがコピー品ならまだしも(それでも違法です)、盗品であったら悲しいですね。お店の経営者からすると税金を払って経営しているのに、商品は盗まれるわ、本来もらえるはずの代金は税金を払わない移民の懐に入るわ、たまったものではありません。


2013年3月20日水曜日

Bouygues Telecom(ブイグテレコム)の回線が急に使えなくなった件

とある古着屋さんで

会計を済まそうとしていたら『インターネットの事分かる?』と聞かれてあんまり自信がないけど、フランス語会話のいい練習になるので、ちょっと見せてもらってやってみたんですが、どうやらBouygues Telecom側の回線に問題があるようで、こちらでは何も手を打てない事が分かりました。何時かは分からないけど、問題は回線で後でつながるようになると思う、と伝えました。滞在中に何度もこのような事があったので、慣れたものです。


フランスのインターネット回線は不安定?

これは聞いた話なので本当のところは分かりませんが、ホストファミリーも学校の先生も『フランスのITは10年遅れている』と言います。正確にはフランス軍を除いて、だと思いますが、ウェブサイトの作りも良くないです。サイトにアクセスしたらいきなり音楽が鳴ったり、購入しても完了メールが来なかったり、SNCFでチケットを購入しようとしてもよくエラーが出ますし、veribのシステムも同じくらい不安定です。同じようにインターネット回線も急に落ちたりするようです。


まとめ

フランスの回線は不安定。使えていたのに使えなくなったら、モデムを再起動、ケーブルの確認、を行う事によって問題を切り分けます。これでもダメな場合はキャリア側に何か問題が起きた可能性が高いです。その場合は復旧するまで待つしかありません。

2013年3月19日火曜日

蚤の市巡り モデルコース

パリの蚤の市

有名どころではクリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユの蚤の市ですが、クリニャンクールは観光地化されてお値段お高め、ヴァンヴは比較的欲しいものが手に入り易いですが、少し高い、モントルイユは安いけど、ゴミ度が高い、奥の方に少しブロカンテがあるのですが、手前が洋服ばかりなので、ちょっと興味が沸かないうちに引き返してしまう、という感じかも知れません。私達も初めて旅行で訪れた時は月曜日にクリニャンクールに来てしまい、お店がほとんどやってなかった、ヴァンヴにいったらもう店じまいの時間だった、等々、あまり楽しめませんでした。大きな所は土日の方が出店数も多くてよいでしょう。

WEBサイトでおおまかにチェックしてから観光案内所やホテルの人に聞いてみる

パリには観光案内所がいくつかあります。蚤の市について聞くと『知らん』と返答される場合もありますが、詳しく教えてくれる場合もありますので聞いてみましょう。ホテルの人も知っていたりします。WEBサイトでもチェックが出来るのですが、雨が振りそうだったのか、行ってみたら一軒も出店していなかった、という空振り体験もあります。観光となると日程が限られているので、大きな蚤の市に朝、早めに行くか、観光で訪れる目的地の近くで開催されている蚤の市についでで行くのがいいと思います。

とある週末に私が行った蚤の市リスト

午前中
15区 FELIX FAUREの蚤の市 Avenue Félix Faure(約90店舗) 最寄り駅 Balard駅
14区 ヴァンヴ蚤の市 Avenue Marc Sangnier / Avenue Georges Lafenestre (約350店舗)

午後
13区 Glaciereの蚤の市 Rue de la Glaciere(150店舗)最寄り駅 Glaciere
11区 VIDE GRENIER RÉTRO VINTAGE 11 cour Debille, impasse au niveau du 175 avenue LedauRollin (35店舗) 最寄り駅 Voltaire

2013年3月18日月曜日

ミシュランも認めたタイ料理 Sukhothai

日本でもタイ料理は食べられるけど

パリは移民が多く、アフリカ、インド、東南アジア、等々、世界中の料理が食べられます。そしてそんな世界の料理にもミシュランのシールがついています。このタイレストランもミシュランだけでなく他のグルメ本などでも紹介されています。

店内はフランス人で一杯

お昼時にお店に行きましたが、またもや満席状態。ウエイターさんもキビキビ忙しそうに働いていました。フランス人のコメントでも『13区で最もおいしいタイレストランのひとつ』と表現していましたが、この表現、他の13区のタイレストランでも聞いた台詞です。それだけお店が沢山あって、激戦区なのでしょう

Place d'Italieから近く

駅からは凄く近いのですが、一本、裏の通りに入るので、見つけにくいかも知れません。Place d'Italieに面したメイン通りは集客力が凄い。お店も見つけ易くて最高ですが、家賃も高いと思います。逆に裏通りはお店を見つけにくいので集客が難しいですが、家賃が安い。という事は料理の値段を安く設定する事が可能です。もちろん、既においしいと評判ですし満席状態なので、流れ客は来ないと思いますが、口コミでうまく宣伝できているので成功しているのではないでしょうか。ここはメニューを頼めばリーズナブルな料金で食事を楽しめます。

これがお店の外観です。


もちろんシールが貼ってあるだけで美味しいとは判断しませんが、参考になります

前菜1:少し辛いマッシュルームのスープ

前菜2:揚げ春巻き

メイン1:鶏肉のタイカレー

メイン2:焼きそば

データ

名前: Sukhothaï
住所: 12 Rue du Père Guérin 75013 Paris‎
電話: 01 45 81 55 88
最寄駅: Place d'Italie

2013年3月17日日曜日

パリ北駅の北の治安は最悪?フランス人ですら近づかない、らしい

大家さんから聞いた話

先日、大家さんとお話していた時に聞いたのですが、パリ市内で最も危険なエリアはパリ北駅の北にあるエリアだそうです。最寄り駅としてはBarbès-Rochechouart(バルベス・ロシュシュアール)駅の北東、シャペル通り、バルベス通り、ドゥドーヴォル通り、線路を結んだエリアです。TATIがある側はギリギリ大丈夫?でBd Barbès(バルベス通り)を挟んで右側は歩きたくない、昼間でも近づきたくない、と言っていました。どうしても仕事で行かなければならない時はスタンガンを持参していく、くらいに言っていました。それより大家さんがスタンガンを持っている事に驚きました。

毎年何かしら事件が起きる場所

大家さんの話ではこの界隈で毎年事件が起きて人が死ぬらしい(ホンマかいな)。ひったくりや置き引きは日常茶飯事なので、カフェでお茶するなら、反対側のTATIのエリアにすると(道路一本挟んだだけじゃん)。でも、本当に、本当に『行くな』と一点張りだったので、いちおうこのエリアを避けて移動していました。

蚤の市で買ったヴィンテージルックのコートをお直しに出して復活

蚤の市で手に入る古着

蚤の市の中には個人で出店している人もいます。そんなマダムが若かりし時に買った洋服達。そんな洋服達が蚤の市に出ていたりします。先日、妻が仕立て、生地のよさそうなオレンジのコートを20ユーロで見つけてきたのですが、気になるのはそのライン。今と昔では同じ38、40といったフランスのサイズでも微妙に違っているようなのです。だから、古着屋さんでも『えっとサイズは』といいかけると『いいから着ろっ、そっちの方が早い』となります。

ダメ元で中東系のお直し屋さんへ

帰国した後で考えよう、そう思っていましたが、日本のお直しって高かったような気がしましたので、とりあえず値段だけでも聞こう、と近所の中東系のおっちゃんの所へ持っていくと『20ユーロ』という回答。え?安くね?コートだよ、コート。しかも日本に帰るから早くして欲しい、とお願いすると『2日後に来い』どういう管理をしているのか分からないけど、行ってみると約束とおりできていた。特急料金払ってもいいと思っていたのに、料金は最初の約束通り20ユーロ。しかもラインがちゃんと修正されていて凄く良くなった。これでまた着れる。トータル40ユーロで購入できたと思えば凄くいい買い物でした。ま、ゲリソルなら10ユーロでコート買えたりしますがね。

物を大事にする(ケチ?)フランス人

そのおっちゃんのお店にはGAPとかZARAとか、いわゆるファストファッションも沢山持ち込まれていました。こちらの国民は皆、物を大事にします。中古の商品も安いし、お金がなければみんな中古で服を買って、自分なりにファッションを楽しんでいます。日本ならファストファッションの洋服は捨てる事が多いですが、フランス人は最後まで諦めないですね。もちろん上の階級の人達は新品で買ってると思いますけど。また、コレは私の仮説ですが、日本は捨てる文化でお直し需要が少ないから、料金が高い、料金が高いから捨てる、の循環で、こちらはお直しの需要が沢山あるから料金も安い、料金が安いから、皆新品を買わずにお直しをして大事に使い続ける、そんな傾向があるのではないかと思いました。こういう国民性の違いを直接肌で感じる事も楽しいです。

まとめ

とりあえず洋服、靴、時計、修理できそうなものは値段だけでも聞きに行ってみましょう。
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