2013年3月19日火曜日

蚤の市巡り モデルコース

パリの蚤の市

有名どころではクリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユの蚤の市ですが、クリニャンクールは観光地化されてお値段お高め、ヴァンヴは比較的欲しいものが手に入り易いですが、少し高い、モントルイユは安いけど、ゴミ度が高い、奥の方に少しブロカンテがあるのですが、手前が洋服ばかりなので、ちょっと興味が沸かないうちに引き返してしまう、という感じかも知れません。私達も初めて旅行で訪れた時は月曜日にクリニャンクールに来てしまい、お店がほとんどやってなかった、ヴァンヴにいったらもう店じまいの時間だった、等々、あまり楽しめませんでした。大きな所は土日の方が出店数も多くてよいでしょう。

WEBサイトでおおまかにチェックしてから観光案内所やホテルの人に聞いてみる

パリには観光案内所がいくつかあります。蚤の市について聞くと『知らん』と返答される場合もありますが、詳しく教えてくれる場合もありますので聞いてみましょう。ホテルの人も知っていたりします。WEBサイトでもチェックが出来るのですが、雨が振りそうだったのか、行ってみたら一軒も出店していなかった、という空振り体験もあります。観光となると日程が限られているので、大きな蚤の市に朝、早めに行くか、観光で訪れる目的地の近くで開催されている蚤の市についでで行くのがいいと思います。

とある週末に私が行った蚤の市リスト

午前中
15区 FELIX FAUREの蚤の市 Avenue Félix Faure(約90店舗) 最寄り駅 Balard駅
14区 ヴァンヴ蚤の市 Avenue Marc Sangnier / Avenue Georges Lafenestre (約350店舗)

午後
13区 Glaciereの蚤の市 Rue de la Glaciere(150店舗)最寄り駅 Glaciere
11区 VIDE GRENIER RÉTRO VINTAGE 11 cour Debille, impasse au niveau du 175 avenue LedauRollin (35店舗) 最寄り駅 Voltaire

2013年3月18日月曜日

ミシュランも認めたタイ料理 Sukhothai

日本でもタイ料理は食べられるけど

パリは移民が多く、アフリカ、インド、東南アジア、等々、世界中の料理が食べられます。そしてそんな世界の料理にもミシュランのシールがついています。このタイレストランもミシュランだけでなく他のグルメ本などでも紹介されています。

店内はフランス人で一杯

お昼時にお店に行きましたが、またもや満席状態。ウエイターさんもキビキビ忙しそうに働いていました。フランス人のコメントでも『13区で最もおいしいタイレストランのひとつ』と表現していましたが、この表現、他の13区のタイレストランでも聞いた台詞です。それだけお店が沢山あって、激戦区なのでしょう

Place d'Italieから近く

駅からは凄く近いのですが、一本、裏の通りに入るので、見つけにくいかも知れません。Place d'Italieに面したメイン通りは集客力が凄い。お店も見つけ易くて最高ですが、家賃も高いと思います。逆に裏通りはお店を見つけにくいので集客が難しいですが、家賃が安い。という事は料理の値段を安く設定する事が可能です。もちろん、既においしいと評判ですし満席状態なので、流れ客は来ないと思いますが、口コミでうまく宣伝できているので成功しているのではないでしょうか。ここはメニューを頼めばリーズナブルな料金で食事を楽しめます。

これがお店の外観です。


もちろんシールが貼ってあるだけで美味しいとは判断しませんが、参考になります

前菜1:少し辛いマッシュルームのスープ

前菜2:揚げ春巻き

メイン1:鶏肉のタイカレー

メイン2:焼きそば

データ

名前: Sukhothaï
住所: 12 Rue du Père Guérin 75013 Paris‎
電話: 01 45 81 55 88
最寄駅: Place d'Italie

2013年3月17日日曜日

パリ北駅の北の治安は最悪?フランス人ですら近づかない、らしい

大家さんから聞いた話

先日、大家さんとお話していた時に聞いたのですが、パリ市内で最も危険なエリアはパリ北駅の北にあるエリアだそうです。最寄り駅としてはBarbès-Rochechouart(バルベス・ロシュシュアール)駅の北東、シャペル通り、バルベス通り、ドゥドーヴォル通り、線路を結んだエリアです。TATIがある側はギリギリ大丈夫?でBd Barbès(バルベス通り)を挟んで右側は歩きたくない、昼間でも近づきたくない、と言っていました。どうしても仕事で行かなければならない時はスタンガンを持参していく、くらいに言っていました。それより大家さんがスタンガンを持っている事に驚きました。

毎年何かしら事件が起きる場所

大家さんの話ではこの界隈で毎年事件が起きて人が死ぬらしい(ホンマかいな)。ひったくりや置き引きは日常茶飯事なので、カフェでお茶するなら、反対側のTATIのエリアにすると(道路一本挟んだだけじゃん)。でも、本当に、本当に『行くな』と一点張りだったので、いちおうこのエリアを避けて移動していました。

蚤の市で買ったヴィンテージルックのコートをお直しに出して復活

蚤の市で手に入る古着

蚤の市の中には個人で出店している人もいます。そんなマダムが若かりし時に買った洋服達。そんな洋服達が蚤の市に出ていたりします。先日、妻が仕立て、生地のよさそうなオレンジのコートを20ユーロで見つけてきたのですが、気になるのはそのライン。今と昔では同じ38、40といったフランスのサイズでも微妙に違っているようなのです。だから、古着屋さんでも『えっとサイズは』といいかけると『いいから着ろっ、そっちの方が早い』となります。

ダメ元で中東系のお直し屋さんへ

帰国した後で考えよう、そう思っていましたが、日本のお直しって高かったような気がしましたので、とりあえず値段だけでも聞こう、と近所の中東系のおっちゃんの所へ持っていくと『20ユーロ』という回答。え?安くね?コートだよ、コート。しかも日本に帰るから早くして欲しい、とお願いすると『2日後に来い』どういう管理をしているのか分からないけど、行ってみると約束とおりできていた。特急料金払ってもいいと思っていたのに、料金は最初の約束通り20ユーロ。しかもラインがちゃんと修正されていて凄く良くなった。これでまた着れる。トータル40ユーロで購入できたと思えば凄くいい買い物でした。ま、ゲリソルなら10ユーロでコート買えたりしますがね。

物を大事にする(ケチ?)フランス人

そのおっちゃんのお店にはGAPとかZARAとか、いわゆるファストファッションも沢山持ち込まれていました。こちらの国民は皆、物を大事にします。中古の商品も安いし、お金がなければみんな中古で服を買って、自分なりにファッションを楽しんでいます。日本ならファストファッションの洋服は捨てる事が多いですが、フランス人は最後まで諦めないですね。もちろん上の階級の人達は新品で買ってると思いますけど。また、コレは私の仮説ですが、日本は捨てる文化でお直し需要が少ないから、料金が高い、料金が高いから捨てる、の循環で、こちらはお直しの需要が沢山あるから料金も安い、料金が安いから、皆新品を買わずにお直しをして大事に使い続ける、そんな傾向があるのではないかと思いました。こういう国民性の違いを直接肌で感じる事も楽しいです。

まとめ

とりあえず洋服、靴、時計、修理できそうなものは値段だけでも聞きに行ってみましょう。

パリの激安日用品店TATI。広告も激安クオリティな件

メトロBarbès - Rochechouart駅を降り立つと、そこはTATI王国

18区といえば激安日用品店TATI。何店舗もありますし、洋服から雑貨、食品からなんでも揃うお店です。メトロの Barbès - Rochechouart駅から降りてすぐ。TATIエリアと言わんばかりに沢山の別館TATIが隣接しています。パリが舞台の映画にも背景でよく映りますし、あのなんともいえない色使いとフォントが微妙。


広告も激安??

今日、通りかかって思ったのですが、どのモデルさんも処理が荒いです。PHOTOSHOPで人物切り抜きした事がある人なら分かると思うのですが、このクオリティ。これがフランス人広告デザイナーのクオリティです。なんとも。。。この写真だと表現しきれないですが、どのモデルさんも頭と背景の間際の処理が少し不自然でした。

超破格値。パリでもパスタ500gが50セントで買える闇市

またまたやってきました

なんだかワクワクする蚤(ゴミ)の市。購入はしませんでしたが、値段を聞いたらパスタ500gが50セント!!激安系スーパーに置いてあるような商品でしたが、賞味期限は2014年10月20日。まだ全然イケる。もし一人暮らしでもっと若かったら毎週買って、パスタにバターだけつけて生活してるな〜、なんて思いました。でも雰囲気は異様だし、暗いし、怖い。なのでオススメはしません。

こんなお客さんもいます

たとえば5ユーロ分の洋服を買って、会計が終わった後に勝手に自分のバックの中に追加で洋服を詰めて怒られてる人がいたり、逆に店主がそれを見てお釣りを渡さない、なんていうあり得ない状況に出くわします。全体的には中東系とアフリカ系のお客さんが多い気がします。商品なのか、ゴミなのか、判別もつきずらいです。また、商品の詳細や値段をきこうものなら、『いくらなの?いくらなら買うの?1ユーロにするから、ええい、50セント!!!』っと必死です。これだけ現金化するのに困っている、という状況なのでしょう。

とにかく要注意

とにかく怖い、怖い。でもいろんなパリを知りたいから好奇心でつい行ってしまいます。ここに行くときは必ず家に帰って荷物を全て置いてから向かいます。小銭はポケットに入る分だけ。万が一恐喝されても被害を最小限にする為です。洋服は3ユーロとかで買ったズボンを履いていったり、貧乏そうな格好で行きます。

2013年3月16日土曜日

porte de Saint-Ouen付近の高架下の蚤の市の雰囲気と治安

ちょっと怖いけど、価格が安めのエリア

クリニャンクールの蚤の市に行くなら、少し西側のエリアにも足を伸ばしてみて下さい。移民系が多いですが、結構掘り出し物が見つかるエリアです。もちろんゴミも多いです。私はこのエリアでとある商品をわずか3ユーロで購入しました。これは日本市場で5,000〜1万5000円くらいで販売されているものです。もちろん個人用です。販売するには知識がありませんし、販売目的で購入して在庫を抱えるのが嫌なので、全て自分が使う物、生活に関連した雑貨を買っています。


フランスアンティークの仕入原価って

仕入れが安くても、輸送コストと関税が掛かりますので、逆算すると日本で購入するフランスで仕入れた商品の金額が高くなるのは当然の結果です。でも一度でも蚤の市の値段を知ってしまうと、日本に出回っているフランス関連の商品は高くて買いたいと思いません。(正確に言うと私には買えない。。。)日本に帰国してからは自分で木材を買って組み立て、アンティーク塗装をして家具、雑貨を作っています。作った家具も販売目的でなく自分用ですが、自分で作れそうなものはできるだけ自分で作るようにしています。高級なアンティークを買って、気にいらなくなったら売るのも大変ですし、捨てるのも勿体ない。なんとも面倒な事になってしまいます。コレクターであればまた別の話ですが、目的がオシャレにしたい、自分らしくしたい、というものでディティールや本物にコダわらなければ、他の代替案がないか冷静になって考えてみたいですね。また、日本のビンテージは輸送コストと関税がかからない分、いい物が手に入りそうな気がしています。


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