2013年3月14日木曜日

フランスのトイレ事情

トイレの数が少ないフランス

地方に居たときからそうですし、旅行中も感じる事ですがフランスはとにかくトイレが少ない。半ば強迫観念でレストランやカフェに入ったらトイレ、公衆トイレを見かけたらトイレ、有料トイレでも念のため、と習慣化してしまうくらいトイレが少ない。特にコルス(コルシカ)に行った時などはとあるカフェで『トイレはどこですか?』と聞いたら『ないよ、あっちでどうぞ』と外を指差されて終了。で、仕方がないので立ちションしようとすると、茂みの中には大量の使用済みトイレットペーパーと悪臭。そう、従業員用トイレがあるとかないの問題ではなく、本当にトイレ自体が存在していない。これには面食らいました

パリのトイレはよく故障中

パリのトイレは変に自動化、機械化されており、非常に使い勝手が悪い、おまけによく故障している、だから良くみんな立ちションしている。驚きなのはシャンゼリゼだろうが、人通りが沢山あろうが、どこでも立ちションしている光景を見かける事。駐車車両の間で立ちションしてて、完全に他人様の車に掛かってる人もいる(笑)。これではパリに車なんて持ちたくない。フランス人の女性はどうか分からないけど、留学生の女友達で『夜中でカフェもやってなくて機械も故障してたから、車と車の間でしちゃったよ〜』なんていうツワモノもいました。

有料トイレの存在

日本だとトイレは無料というイメージが定着していますが、外国ではチップを払ったり、金額があらかじめ決まっていたり、ルールはそれぞれ。でもパリジャンですら係の人がいるのに漏れそうなフリをしてダッシュでトイレに駆け込み無賃でしてる人も見かけます。小銭は常に持っておくのがオススメです。

困ったら

近くのホテルにお願いすると事情を良くしってのことか、気前よく使わせてくれたりします。私の留学生友達は黙って入って黙って帰って行くそうですが、私が使うなら一声かけてチップを置いて行くのがスマートかと。漏れるよりはマシですし、有料トイレよりは綺麗です。美術館などには絶対にあるので、観光のスケジュールに組み込んである場合はすませておくと良いでしょう。ただじポンピドゥーセンターなどでは入場する前に検査があって並ぶ場合があるので、すぐ入れるとアテにしない方がいいです。パリは図書館が沢山あるので、近くに図書館がある場合は図書館のトイレを借りるのも良い方法です。BHVや百貨店にもトイレがあります。もちろんカフェにもあります。エスプレッソだけ一杯注文してするのがいいでしょう。でもコーヒー飲んだらまた行きたくなってしまいますね。

夜中にトイレは流さない

全てに当てはまる訳ではないのですが、フランス、特にパリでは古い建物が多く、夜中に騒音を立てないようトイレを流さない、という習慣があるようです。特に電気分解式トイレというものがあり、私はベルギーの旅行で使った事があるのですが、本当に轟音がするので確かに騒音問題に発展しそうだな、と思いました。でも、『小』ならいいけど『大』は無理だな、とかどうでもいい事を考えてしまい、とりあえず夜中は流さす溜めて朝に流すか、そもそも夜更かしせずに早く寝るように心がけて生活しています。そういえばホームスティ先も夜中に行くとそのままでした。でもそのときはあまり良く分かっておらず流していました。

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