やってきました、東京での骨董市
今日は有楽町の東京国際フォーラムで開催される大江戸骨董市に行ってきました。パリの蚤の市で仕入れた商品が日本でどれくらいの値段で販売されているか興味があったからです。日本にはパリのような蚤の市はないかと思っていたのですが、今迄気づかなかっただけで、規模ややり方に違いはあるものの、日本に居ても十分気分が味わえて楽しいです。
大江戸骨董市リンク
ヨーロッパアンティークは高い
パリで5〜30ユーロくらいで買える鉄製アイロンが1万2000円で売られていたり、年代にもよりますが10ユーロ程度で買えるクオリティ、品番のJazの時計が5,000円で売られていたり、せいぜい1万円はしない人形が3万円近くで売られていたり、バウハウスのデザインっていうだけで5万円もするランプなど、正直手が出ません。もちろん日本の相場では普通で、かつ状態の良い商品であるとは思うのですが、本当にビックリ。もちろん、お店の方々の生活もありますし、交通費、商品仕入れ、搬送(海外からの輸送費が結構高い)、修理、販売の流れを考えると正当な値段です。出店料もありますし、店舗を構えている所では経費はそれなりに掛かるでしょう。でも、私には高くて買えないです。売れるから、希少価値だからこその強気のプライシングですが、なんとも。
小物は現地で直接買うのが一番安い
パリ中の蚤の市を巡って色々な蚤の市や商品を見てきましたが、欲しい小物があれば旅行ついでに自分の目で見て現地で直接買うのが一番。旅行代金は高いですが、自分で買った商品には思い入れがあって、愛着もわくはずです。いちいち旅行に行けない、という方はもちろん骨董市で上手に買い物されるのが良いと思いますが、何度も骨董市に通うなら旅行した方が早いと思います。
日本の商品も素晴らしい
昔は興味すらなかったので、気づかなかったのですが、海外のアンティークより日本の昭和レトロのデザインの方がグッときました。前述のJazの時計も勿論素敵ですが、セイコー(SEIKO)のビンテージ時計も負けず劣らず素敵でした。もちろん、趣味は趣味ですので千差万別です。ヨーロッッパアンティークは仕入れ原価がなんとなく想像できるので、今日は日本のレトロなコップを買いました。300円。商品の景品なので、それでも高いかも知れませんが、1万とかの商品よりは手が出し易いですし、私は転売を目的にはしていませんので、納得の300円です。ネットだと1,500円程度で販売されている所もあるようです。
あんまり値切れない(笑)
パリの蚤の市では値切りまくっていて、しかも実際に値切れていました。一番値切れたケースでは1つ30ユーロのサヴィニャックデザインの雑貨を3個で30ユーロまで交渉して購入した事があります。値引率なんと66パーセントオフ。東京骨董市ではあたり前ですが『値切れません』『3個で100円引き』とかそれくらいでした。ある日パリの蚤の市で値切っていたら『日本人はそんな事言わない』と言われた事もあります(笑)
まとめ
例えば大物家具は海外で自分で購入する事が難しいです。ですので高くても日本で購入するメリットはあると思います。輸送で壊れる可能性もありますし(実際にラポストで自分の荷物が粉々になった)、既に海を渡った商品が目の前にあるわけですから自分の目で状態を確認できます。また、商品にメンテナンスが施されていない状態で安いのであれば『買い』だと思います。お店の開業などをされる方で資金が限られている場合など、自分でやれば手間は掛かりますが、その分安く済みます。もちろん自分でメンテナンスをする気概があればの話です。世の中には自分の稼ぐ時給単価の方が高いので、業者(外注)に出した方が良い、という考え方もありますが、私は『楽しむ』という事を重視しているので、自分で手入れする事を選びます。そもそも高給取りどころか無職なので、負け犬の遠吠えです。私は自分の予算内で楽しむ事とします。
おまけ 今日買ったもの カールの伝票差し(左) 森永ツイストコップ(右)
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