2013年3月31日日曜日

日本へ帰国。アエロフロートでロストバゲージ(結果オーライ)

さすがアエロフロート

よくアエロフロートはダメだ、とか言われてますが、ロシアの競争も激化して最近は質が向上した、という噂を聞いていました。今回は値段重視だったので、問答無用でアエロフロート。片道パリ発、モスクワ経由、成田着で2人、サーチャージ込みで900ユーロちょっと。サーチャージ込みでこの値段ですから、物が壊れてもいいや、くらいに思ってました。そして案の定、追加で150ユーロ支払ってパリから積み込んだ自転車がロストバゲージ(笑)。理由はモスクワで機械が故障して載せきれなかったんだとか。私を含めて8人くらいがロストバゲージしてました(笑)。おそらく経由便の方々だと思います。


梱包は一部破れて到着

私は自転車をプチプチで包んで養生シートでグルグル巻きにしたのですが、荷物が到着した時にはブレーキレバーが養生シートから貫通していたのでビックリしました。そういえば成田空港でも自転車を持参している2人組の外国人女性を見かけました。彼女達は自転車を分解して段ボールに詰めて日本へ持ってきていました。でも、その段ボールも穴が沢山あいていました。やはり飛行機で自転車を移動する、というのはリスクがあるものだ、と思いました。よくディレイラーが壊れる、という話を聞いていましたので、今回もちろんフレームからハズして輸送しましたが、もしつけたまま運んでいたら壊れていたかも知れません。ブレーキレバーの傷だけで済んでよかったです。


でも結果オーライ

でも自転車って結構重いです。帰国日当日、パリで住んでいた家を引き払った後、すぐに空港へ向かったのですが自転車の重さといったら。。。自転車だけならいいのですが、バックパックにスーツケース。これが凄くしんどかった。なので成田からまた運ぶのか、くらいに思っていたのでロストバゲージはラッキーでした。自分の梱包も不十分でクレーム出すほどでもないですし、ブレーキレバー変えようと思っていたので、完全紛失よりは良いです。この自転車は高くはないけど私にとってはお金に替えられない宝物ですから。


2013年3月22日金曜日

パリのリサイクルショップ cach express

あるある、パリにもハー○オフみたいなお店が

実は一度も買った事はないのですが、私はこのお店が好きでちょくちょく足を運んでいました。劇的に『安い』と思えるものはないのですが、ワクワク感がいいですね。cash expressではプリペイド携帯の中古が買えるので、壊れたらここで買おうと思っていたのですが、幸いお世話になる事はありませんでした。もし現地でのプリペイド携帯電話の購入を考えているなら、ここで本体を買う事も検討されてはいかがでしょうか。キャリアショップに行くと新品ですが高いです。ここではSIMフリーのiphoneも売っているので現地でiphoneの盗難に遭った方は新品ではなく、こちらのお店で『繋ぎ』の携帯を購入される事も選択肢の一つとして検討頂ければと思います。他にも家電製品、自転車、楽器もあったりするので、家具無しアパートを契約して、他の在仏日本人から譲り受けけタイミングが合わない場合などもいいと思います。私は帰国する時にプリンターを売ろうとしていたのですが、プリンターは買取対象外、との事でした。仕方がないのでEmmaüs(エマウス)に寄付しました。



私が実際に行った事のあるお店

Cash Express‎
23 Rue Beaubourg 75003 Paris, France
+33 01 44 61 94 94

cash express ロケット通り店
51Bis Rue de la Roquette, 75011 Paris, France
‎ +33 01 48 06 04 03

パリの蚤の市で買った異臭を放つ寝袋の話

日本から友人が泊まりにくるので寝袋探し

以前、友人が泊まりにくるので寝袋を探している時期がありました。Decathlon(デカトロン)やGO SPORTS(ゴースポーツ)で見ても高い。毎日使うものでもないから予算はかけたくない、そんな中、ついに蚤の市で寝袋を発見したのでした。


便利で需要のあるモノは意外と高い

お店の人と価格交渉。15ユーロスタート。他のマダムも食いついてきました。フランス人はアウトドア好きですから需要があるのでしょう。だから価格も強気です。でも中身を開いたらホームレスばりの超異臭。さすがのマダムも撤退。無臭だったら10ユーロくらいまで出してもいいと思いましたが、この異臭ハンパない。でも寝袋はあまり蚤の市で出てこないし私も欲しい。なので、『この寝袋とても臭いし、外側の袋のここ破れてるし、コインランドリー行って洗わないといけないから3ユーロにして』と粘り強く交渉して最終的に4ユーロで決着しました。クオリティを考えると4ユーロでも高いけど、とにかく時期が迫っていたので購入しました。


異臭を放つ寝袋の中から色々出てきた

コインランドリーに行く前に自宅で中身をバラしていたところ、中から新品のニット帽、新品のパンツ2着、新品の紳士靴下2足が入っていました。謎過ぎる。そして新品だけど全部臭い。全部洗濯機に突っ込んで洗い、乾燥機もかけたところ、普通に使用可能なレベルまで回復しました。全然臭くないし(普通)、ちゃんと寝れます。この寝袋は本当に大活躍しました。ニット帽は少しかぶりましたがサイズが合わないのでリサイクルボックスへ、他の下着類は革靴の手入れや掃除用の布として活躍しています。


結局かかったコスト

寝袋 4ユーロ
洗濯機 3.5ユーロ
乾燥機 2.5ユーロ
合計 10ユーロ

結局、最初の予算通りでした。おまけで雑巾も手に入りましたし、ゴミでも洗えば使えるようになる、という事がわかりました。もちろん時間の事を考慮すれば新品買った方が時間を節約できます。でも、蚤の市で買ったものを磨いたり、メンテナンスして使う事が楽しいので、趣味みたいなものです。でも妻にはドン引きされました。

オベルカンフのとある古着屋では迷彩(アーミー)服を月に1回買い占める日本人客がいるらしい

オベルカンフの古着屋にて

オベルカンフ通りは若者に人気のエリアと言われています。レストランやアパレルのお店もたくさんあります。とある古着屋さんと話をした時に店員さんがある奇妙な日本人客の話をし始めました。

結論はただのバイヤー

彼は月に1度か2度来店してお店にあるほとんどの迷彩柄を買い占めて帰っていくのだそう。サイズもいろいろ。しかもでっかい麻袋と共に。この説明ではどうやってもただの古着屋の日本人バイヤーです。でも、さすがフランス人は面白い、と思ったのは

『彼は第三次世界大戦を起こそうとしているんだ、絶対そうだ』と、もちろん冗談ですがなかなかおもしろいセンスでした。お店を紹介したい所ですが、人気が出て、アーミー服が売れてしまうと、その日本人バイヤーさんが困ってしまうと思うので、やめておきます。

2013年3月21日木曜日

海外の蚤の市や闇市で売られている商品の仕入れについて

パリのお店で白昼堂々

今日は日本に帰国した際の就職活動用の靴を探していたのですが、そんな中、白昼堂々万引きをしているアフリカ系の万引き犯を見つけました。広い店内なら店員にコソコソ言ってタレコミできたのですが、店内が狭かったのと、こんな時、フランス語で万引き犯にバレないように店員に伝えるには何て言えばいいのか、気の利いたフランス語が分からなくて、犯人がお店を出た後に店員に伝えた所、他のお客さんも『あいつは怪しかった』と、、、『アンタも分かっていたなら言ってよ』と思いましたが、コレが現実です。仲良くなればパリジャンは親切ですが、知らない者同士だと面倒な事には関わらない、というスタンスです。


この事件から何が考えられるか

まずお店側の問題点ですが、このお店では片方の靴のみ陳列してあるものの、ペアとなる反対の靴は別の場所に置いてあり、かつ万引き防止のアラームが着いていません。あるお店では両方の靴が縛ってあって、万引き防止用のアラームがついてあったりします。よっぽど万引きが多いのでしょう。次に万引き犯ですが、おそらく常連です。彼はこのお店の靴にアラームがついていない事、ペアとなる反対の靴の場所を知っていたのでしょう。私が店員さんに注意した後、別の時間帯に別のアフリカ系の客が靴コーナーを見ていました。これは組織的に情報を交換しているとしか思えません。


蚤の市で売られている靴や鞄について

蚤の市や路上で違法移民と思われる人がやたらといい靴を売ってたりするのですが、全てではないにしろ、一部はこのような万引きした商品が並んでいる可能性があるのではないでしょうか。彼らの仕入方法はゴミあさり、路上の落とし物、盗品、組織的なグループから配給されるスーパーコピー品と考えられます。いずれにせよこれらを購入する事は少なからず彼らに加担している事になります。私は路上で売っているLouis VuittonやHermèsを欲しいと思った事はありません。でも、それがコピー品ならまだしも(それでも違法です)、盗品であったら悲しいですね。お店の経営者からすると税金を払って経営しているのに、商品は盗まれるわ、本来もらえるはずの代金は税金を払わない移民の懐に入るわ、たまったものではありません。


2013年3月20日水曜日

Bouygues Telecom(ブイグテレコム)の回線が急に使えなくなった件

とある古着屋さんで

会計を済まそうとしていたら『インターネットの事分かる?』と聞かれてあんまり自信がないけど、フランス語会話のいい練習になるので、ちょっと見せてもらってやってみたんですが、どうやらBouygues Telecom側の回線に問題があるようで、こちらでは何も手を打てない事が分かりました。何時かは分からないけど、問題は回線で後でつながるようになると思う、と伝えました。滞在中に何度もこのような事があったので、慣れたものです。


フランスのインターネット回線は不安定?

これは聞いた話なので本当のところは分かりませんが、ホストファミリーも学校の先生も『フランスのITは10年遅れている』と言います。正確にはフランス軍を除いて、だと思いますが、ウェブサイトの作りも良くないです。サイトにアクセスしたらいきなり音楽が鳴ったり、購入しても完了メールが来なかったり、SNCFでチケットを購入しようとしてもよくエラーが出ますし、veribのシステムも同じくらい不安定です。同じようにインターネット回線も急に落ちたりするようです。


まとめ

フランスの回線は不安定。使えていたのに使えなくなったら、モデムを再起動、ケーブルの確認、を行う事によって問題を切り分けます。これでもダメな場合はキャリア側に何か問題が起きた可能性が高いです。その場合は復旧するまで待つしかありません。

2013年3月19日火曜日

蚤の市巡り モデルコース

パリの蚤の市

有名どころではクリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユの蚤の市ですが、クリニャンクールは観光地化されてお値段お高め、ヴァンヴは比較的欲しいものが手に入り易いですが、少し高い、モントルイユは安いけど、ゴミ度が高い、奥の方に少しブロカンテがあるのですが、手前が洋服ばかりなので、ちょっと興味が沸かないうちに引き返してしまう、という感じかも知れません。私達も初めて旅行で訪れた時は月曜日にクリニャンクールに来てしまい、お店がほとんどやってなかった、ヴァンヴにいったらもう店じまいの時間だった、等々、あまり楽しめませんでした。大きな所は土日の方が出店数も多くてよいでしょう。

WEBサイトでおおまかにチェックしてから観光案内所やホテルの人に聞いてみる

パリには観光案内所がいくつかあります。蚤の市について聞くと『知らん』と返答される場合もありますが、詳しく教えてくれる場合もありますので聞いてみましょう。ホテルの人も知っていたりします。WEBサイトでもチェックが出来るのですが、雨が振りそうだったのか、行ってみたら一軒も出店していなかった、という空振り体験もあります。観光となると日程が限られているので、大きな蚤の市に朝、早めに行くか、観光で訪れる目的地の近くで開催されている蚤の市についでで行くのがいいと思います。

とある週末に私が行った蚤の市リスト

午前中
15区 FELIX FAUREの蚤の市 Avenue Félix Faure(約90店舗) 最寄り駅 Balard駅
14区 ヴァンヴ蚤の市 Avenue Marc Sangnier / Avenue Georges Lafenestre (約350店舗)

午後
13区 Glaciereの蚤の市 Rue de la Glaciere(150店舗)最寄り駅 Glaciere
11区 VIDE GRENIER RÉTRO VINTAGE 11 cour Debille, impasse au niveau du 175 avenue LedauRollin (35店舗) 最寄り駅 Voltaire

2013年3月18日月曜日

ミシュランも認めたタイ料理 Sukhothai

日本でもタイ料理は食べられるけど

パリは移民が多く、アフリカ、インド、東南アジア、等々、世界中の料理が食べられます。そしてそんな世界の料理にもミシュランのシールがついています。このタイレストランもミシュランだけでなく他のグルメ本などでも紹介されています。

店内はフランス人で一杯

お昼時にお店に行きましたが、またもや満席状態。ウエイターさんもキビキビ忙しそうに働いていました。フランス人のコメントでも『13区で最もおいしいタイレストランのひとつ』と表現していましたが、この表現、他の13区のタイレストランでも聞いた台詞です。それだけお店が沢山あって、激戦区なのでしょう

Place d'Italieから近く

駅からは凄く近いのですが、一本、裏の通りに入るので、見つけにくいかも知れません。Place d'Italieに面したメイン通りは集客力が凄い。お店も見つけ易くて最高ですが、家賃も高いと思います。逆に裏通りはお店を見つけにくいので集客が難しいですが、家賃が安い。という事は料理の値段を安く設定する事が可能です。もちろん、既においしいと評判ですし満席状態なので、流れ客は来ないと思いますが、口コミでうまく宣伝できているので成功しているのではないでしょうか。ここはメニューを頼めばリーズナブルな料金で食事を楽しめます。

これがお店の外観です。


もちろんシールが貼ってあるだけで美味しいとは判断しませんが、参考になります

前菜1:少し辛いマッシュルームのスープ

前菜2:揚げ春巻き

メイン1:鶏肉のタイカレー

メイン2:焼きそば

データ

名前: Sukhothaï
住所: 12 Rue du Père Guérin 75013 Paris‎
電話: 01 45 81 55 88
最寄駅: Place d'Italie

2013年3月17日日曜日

パリ北駅の北の治安は最悪?フランス人ですら近づかない、らしい

大家さんから聞いた話

先日、大家さんとお話していた時に聞いたのですが、パリ市内で最も危険なエリアはパリ北駅の北にあるエリアだそうです。最寄り駅としてはBarbès-Rochechouart(バルベス・ロシュシュアール)駅の北東、シャペル通り、バルベス通り、ドゥドーヴォル通り、線路を結んだエリアです。TATIがある側はギリギリ大丈夫?でBd Barbès(バルベス通り)を挟んで右側は歩きたくない、昼間でも近づきたくない、と言っていました。どうしても仕事で行かなければならない時はスタンガンを持参していく、くらいに言っていました。それより大家さんがスタンガンを持っている事に驚きました。

毎年何かしら事件が起きる場所

大家さんの話ではこの界隈で毎年事件が起きて人が死ぬらしい(ホンマかいな)。ひったくりや置き引きは日常茶飯事なので、カフェでお茶するなら、反対側のTATIのエリアにすると(道路一本挟んだだけじゃん)。でも、本当に、本当に『行くな』と一点張りだったので、いちおうこのエリアを避けて移動していました。

蚤の市で買ったヴィンテージルックのコートをお直しに出して復活

蚤の市で手に入る古着

蚤の市の中には個人で出店している人もいます。そんなマダムが若かりし時に買った洋服達。そんな洋服達が蚤の市に出ていたりします。先日、妻が仕立て、生地のよさそうなオレンジのコートを20ユーロで見つけてきたのですが、気になるのはそのライン。今と昔では同じ38、40といったフランスのサイズでも微妙に違っているようなのです。だから、古着屋さんでも『えっとサイズは』といいかけると『いいから着ろっ、そっちの方が早い』となります。

ダメ元で中東系のお直し屋さんへ

帰国した後で考えよう、そう思っていましたが、日本のお直しって高かったような気がしましたので、とりあえず値段だけでも聞こう、と近所の中東系のおっちゃんの所へ持っていくと『20ユーロ』という回答。え?安くね?コートだよ、コート。しかも日本に帰るから早くして欲しい、とお願いすると『2日後に来い』どういう管理をしているのか分からないけど、行ってみると約束とおりできていた。特急料金払ってもいいと思っていたのに、料金は最初の約束通り20ユーロ。しかもラインがちゃんと修正されていて凄く良くなった。これでまた着れる。トータル40ユーロで購入できたと思えば凄くいい買い物でした。ま、ゲリソルなら10ユーロでコート買えたりしますがね。

物を大事にする(ケチ?)フランス人

そのおっちゃんのお店にはGAPとかZARAとか、いわゆるファストファッションも沢山持ち込まれていました。こちらの国民は皆、物を大事にします。中古の商品も安いし、お金がなければみんな中古で服を買って、自分なりにファッションを楽しんでいます。日本ならファストファッションの洋服は捨てる事が多いですが、フランス人は最後まで諦めないですね。もちろん上の階級の人達は新品で買ってると思いますけど。また、コレは私の仮説ですが、日本は捨てる文化でお直し需要が少ないから、料金が高い、料金が高いから捨てる、の循環で、こちらはお直しの需要が沢山あるから料金も安い、料金が安いから、皆新品を買わずにお直しをして大事に使い続ける、そんな傾向があるのではないかと思いました。こういう国民性の違いを直接肌で感じる事も楽しいです。

まとめ

とりあえず洋服、靴、時計、修理できそうなものは値段だけでも聞きに行ってみましょう。

パリの激安日用品店TATI。広告も激安クオリティな件

メトロBarbès - Rochechouart駅を降り立つと、そこはTATI王国

18区といえば激安日用品店TATI。何店舗もありますし、洋服から雑貨、食品からなんでも揃うお店です。メトロの Barbès - Rochechouart駅から降りてすぐ。TATIエリアと言わんばかりに沢山の別館TATIが隣接しています。パリが舞台の映画にも背景でよく映りますし、あのなんともいえない色使いとフォントが微妙。


広告も激安??

今日、通りかかって思ったのですが、どのモデルさんも処理が荒いです。PHOTOSHOPで人物切り抜きした事がある人なら分かると思うのですが、このクオリティ。これがフランス人広告デザイナーのクオリティです。なんとも。。。この写真だと表現しきれないですが、どのモデルさんも頭と背景の間際の処理が少し不自然でした。

超破格値。パリでもパスタ500gが50セントで買える闇市

またまたやってきました

なんだかワクワクする蚤(ゴミ)の市。購入はしませんでしたが、値段を聞いたらパスタ500gが50セント!!激安系スーパーに置いてあるような商品でしたが、賞味期限は2014年10月20日。まだ全然イケる。もし一人暮らしでもっと若かったら毎週買って、パスタにバターだけつけて生活してるな〜、なんて思いました。でも雰囲気は異様だし、暗いし、怖い。なのでオススメはしません。

こんなお客さんもいます

たとえば5ユーロ分の洋服を買って、会計が終わった後に勝手に自分のバックの中に追加で洋服を詰めて怒られてる人がいたり、逆に店主がそれを見てお釣りを渡さない、なんていうあり得ない状況に出くわします。全体的には中東系とアフリカ系のお客さんが多い気がします。商品なのか、ゴミなのか、判別もつきずらいです。また、商品の詳細や値段をきこうものなら、『いくらなの?いくらなら買うの?1ユーロにするから、ええい、50セント!!!』っと必死です。これだけ現金化するのに困っている、という状況なのでしょう。

とにかく要注意

とにかく怖い、怖い。でもいろんなパリを知りたいから好奇心でつい行ってしまいます。ここに行くときは必ず家に帰って荷物を全て置いてから向かいます。小銭はポケットに入る分だけ。万が一恐喝されても被害を最小限にする為です。洋服は3ユーロとかで買ったズボンを履いていったり、貧乏そうな格好で行きます。

2013年3月16日土曜日

porte de Saint-Ouen付近の高架下の蚤の市の雰囲気と治安

ちょっと怖いけど、価格が安めのエリア

クリニャンクールの蚤の市に行くなら、少し西側のエリアにも足を伸ばしてみて下さい。移民系が多いですが、結構掘り出し物が見つかるエリアです。もちろんゴミも多いです。私はこのエリアでとある商品をわずか3ユーロで購入しました。これは日本市場で5,000〜1万5000円くらいで販売されているものです。もちろん個人用です。販売するには知識がありませんし、販売目的で購入して在庫を抱えるのが嫌なので、全て自分が使う物、生活に関連した雑貨を買っています。


フランスアンティークの仕入原価って

仕入れが安くても、輸送コストと関税が掛かりますので、逆算すると日本で購入するフランスで仕入れた商品の金額が高くなるのは当然の結果です。でも一度でも蚤の市の値段を知ってしまうと、日本に出回っているフランス関連の商品は高くて買いたいと思いません。(正確に言うと私には買えない。。。)日本に帰国してからは自分で木材を買って組み立て、アンティーク塗装をして家具、雑貨を作っています。作った家具も販売目的でなく自分用ですが、自分で作れそうなものはできるだけ自分で作るようにしています。高級なアンティークを買って、気にいらなくなったら売るのも大変ですし、捨てるのも勿体ない。なんとも面倒な事になってしまいます。コレクターであればまた別の話ですが、目的がオシャレにしたい、自分らしくしたい、というものでディティールや本物にコダわらなければ、他の代替案がないか冷静になって考えてみたいですね。また、日本のビンテージは輸送コストと関税がかからない分、いい物が手に入りそうな気がしています。


パリからロンドンへ。パリ北駅でのユーロスターのチェックイン

手続きは飛行機と同じ

ユーロスターはパリとロンドンを結ぶ高速列車。飛行機と違って普通の電車に乗る感覚で移動できます。通常飛行場に行く為には高いバス料金を払ったり、チェックイン前に余裕をもって着かなければならなかったり面倒です。もちろんユーロスターでも荷物検査や入国審査はありますが、飛行機に比べたら遥かに楽です。

余裕を持って到着しましょう

混雑時や誰か面倒な事態になって入国審査に長蛇の列が出来ると乗りたい列車に乗れなくなります。この場合は指定席ではなくなりますが、次の列車に乗れます。心配性の方は1時間前に到着していれば大丈夫でしょう。入国カードのテーブルとボールペンは限られているので、ボールペンを持参すると役に立ちます。ちなみに列車の乗り遅れではないですが、友人がスケジュール変更の為、1人だけ変更を依頼しようとしたのですが、北駅の窓口では断られ、電話で挑戦するも私の語学力では出来ませんでした。

全体の流れ(一例)

1.インターネットでチケットを購入する。事前に購入すると割引があります。
2.パリの北駅の2階でチケットを印刷する
3.入国カードを記入する
4.チケットを改札にいれて通過する、荷物検査、入国審査を受ける
5.指定の列車に乗り込む

入国カード。なんと日本語対応。なので説明不要です
これが発券機です。毎度ながら故障している機械があるので、ダメなら隣の機械を使いましょう。
残念ながら日本語対応はありません。
インターネットで購入した際の整理番号を入力すれば発券できます。
チケットの番号をよく確認して下さい。人が居ないからといって他の席に座っている輩もよくいます。

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part4

今日のコース

午前:EMMAUS→BIS→MERCIE
お昼:SUKHOTHAI
午後:FONDATION D'AUTEUIL→PASSY PUCES→ACCESSORIZE→ZARA HOME→FABIENNE→DE LA MUETTE

今日の戦利品

STAUB(ストウブ)のヤカンです。以前、Village St-Paul(ヴィラージュ・サンポール)で取手部分が木製の素敵なヤカン(メーカー不明)を見つけて以来、ずっとヤカンを探していたのですが、スタイルは違うものの、この丸いヤカンは形が日本の急須にも似ていて落ち着きます。家に帰ってすぐにお茶を飲みました。

海外ブランド品の買付、仕入のアルバイトについての考察

知人の依頼で

ひょんな事から海外ブランドで商品を購入代行する、という話がありました。そのときは何にも考えていませんでしたが、実家で郵便物をチェックしておらず、督促状にも気づかずに都民税を滞納しており、資産を一部差し押さえられていた為、クレジットカードが使えなかったのです。そもそも業務を遂行できないので、お断りしたのですが、冷静に考えてみると非常にリスキーなアルバイトだと思ったので、書いておきます。そういえば友人もお金に困ってやりたがってたけど、共通の友人が『そういう日本人がいるからナメられるんだ』と非難した為に止めた、という経緯があったのも思いだしました。昔からこのようなアルバイトは良くあるようで結構ケースとしては多いのではないでしょうか。というかこんな事も知らずに生きてきた自分の方が世間知らずです。

私達の知らない所でお店側は手を打っている

これは知らなかったですし、本当かどうかは分かりませんが、ブランド店では買い付けバイトのような客が沢山来るので、購入時にクレジットカードで買い物させて顧客を管理したり、現金でも金額の上限をもうけていたり、なんか色々面倒な事をしているようです。私は今迄一度もLouis VuittonやらHermèsを買った事もないので知る由もありません。シャンゼリゼ通りも殆ど行きません。

考えられるリスク1 返品、購入間違い、商品代金が入金されない

そもそもクレジットカードで普段買わないような買い物をするなんて怖いです。クレジットカードのマイルやポイントくらいは溜まるでしょうけど、これに永続性があるかどうか考えるといつか規制が入ったり頼まれた人から現金振り込まれなかったり怖いですね。友人でもブランド品を代わりに買ってきて、って言われたら断ります。間違って買ったら額が額ですし、これがもしブランド品ではなく、マンションだとして『5,000万渡すからマンション買って来て(笑)』て言われて買ったら『え?これ頼んだのと違うよ、返品して来て』って言えないです。

考えられるリスク2 取り締まりに引っかかり強制送還、新規ビザの申請不可、入出国拒否

個人で商品を輸入して個人で使用すれば問題ありませんが、商品目的の場合はNGです。つまり商品を海外で購入して免税を受け、安く仕入れたものを転売されては国内店舗はたまったものではありません。つまり違法行為なので当然、捕まります。お金で済めばいいですが、お金より価値の高い信用を失います。もし私がビザの担当官だったら過去に何らか問題を起こした人物のビザは承認しないでしょう。ちょっとしたバイトの割りには収入は悪くないですが、運悪く捕まった場合のペナルティ、影響度が大き過ぎます。

考えられるリスク3 次の世代の印象が悪くなる

パリのレストランで働くシェフが『今までの日本人の先輩シェフが時間や約束を守ってちゃんと働いてきたから、自分が働けている』と言っていました。なにをするのかは本人の自由ですが、『日本人は働かない』などとレッテルを貼られたら今後一切、フランスでは日本人を雇ってくれないでしょう。先代の日本人達に感謝をしつつ、あとからやってくる後輩の為にもモラルを守って生きていかないといけないですね。

で、結局

手っ取り早く、ビザもなしに仕事ができる、手軽なワリに高額。そんなウマい話はありません。もし誰でもできるなら安いはずです。友人に頼まれて個人で買ってくるのと何が違うのか、相手が違うだけだ、という反論もあるでしょう。でも、メリット、デメリットを差し引いた場合にデメリットに働く割合が大きいと思います。他人にどうこう言える立場ではないので言いませんが、少なくとも私は今後もやりません。

パリで見つけたVOW的な超くだらない看板

もう30歳も過ぎていますが、未だに脳味噌は小学生のままです。パリの語学学校が終了した途端、凄い勢いでパリを縦横無尽に駆け回っています。私達には限られた時間しかありません。少しでも良いお店を見つけようとしている妻を脇目に私は本当にどうでもいい看板に目がいってしまいます。語学力がどんどん下がっていますが、通訳になりたい訳でもなく、勉強が目的でもありません。勉強が目的なら日本でもできます。海外生活をする事そのものに意味があります。前半戦はとにかく一生懸命勉強しましたし、もう残り10日間ちょっと。とりあえず勉強そっちのけで楽しんでいます。

2013年3月15日金曜日

アリーグル蚤の市で見つけたヴィンテージうどん(年代不明)。

こんなヴィンテージ商品、あります。

この前の蚤の市で見つけたおもしろ商品のご紹介。うどんです。3ユーロ。高っ!!しかも1束しかない。どこでどうして無くなったのか。うどんには価値はなく、おそらく日本っぽい箱に価値があるのでしょう。さすがアリーグル蚤の市、ミラクルです。300年の歴史もアリーグル蚤の市で売れば驚きの高値で取引されます。ご希望の方はコリッシモでお送りさせて頂きますのでご連絡ください。なお商品は一点ものですので、欠品の際は何卒ご了承ください。商品代金と送料、関税、消費税等はお客様側でご負担頂きます、と冗談です。失礼しました。

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part3

今回のスケジュール

午前:CONFO DÉCO(3区 Saint-Paul駅)→HEMA(1区 Châtelet - Les Halles駅)→RAG(1区)→ÉPISODE CLOTHING(2区)
お昼:家に帰って食べる
午後:EMMAÜS DÉFI(20区 Riquet駅)→BIS(3区 Filles du Calvaire駅)

毎日のようにお店巡りをしていますので、各ショップリストはまた後日まとめます。日本に帰ってからでも出来るのでとりあえず忘れないうちに備忘録的にまとめておきます。すぐ知りたい方はgoogleで検索して調べてみて下さい。ルート的にはSaint-PaulまでVelibで、後は徒歩です。お昼は自宅までメトロで帰って、午後の20区、3区の移動はメトロを使いました。

今日の戦利品。これに砂糖を入れたり、お茶を入れたりする予定

2013年3月14日木曜日

実録!!!ホームスティ先であった本当に怖い話

笑いあり、感動あり、恐怖あり、のホームスティ

私達夫婦は日本語を断つために別々のホームスティ先に滞在する事にしました。その分、情報量が倍になり面白い話や体験が沢山ありました。友人のスティ先でも爆笑話が沢山あるのですが、その一例をご紹介したいと思います。

ホームスティ先がみんな離婚している

これはとある語学学校の一例です。ホームスティしている友人の多くがマダムが離婚していました。なぜなんでしょう。たまたまかも知れませんが、とにかく多かった。そしてみんな彼氏がいたりする。さすが愛の国フランス。

ベジタリアンの学生に無理矢理肉を食べさせ改心させる

元々入学する際にホストファミリーへの希望、という事でアレルギーやベジタリアンかどうか、などを伝えるのですが、私の滞在していた家では私のルームメイトに無理矢理肉を食べさせ、ついに彼は肉を食べるようになりました。ちなみに私はアルコールアレルギーですが毎日ワインを飲まされ勉強できませんでした(笑)

びっくり、ホームスティ先から学校まで8キロ

普通ホームスティ先はそんなに遠くないはずです。でもブルターニュのシエルの時は距離が半端無く離れていました。勉強時間や通学の疲労の事を考えると学校に近い方が効率的だと思います。そもそもそんな遠い所まで募集すなっ、とツッコミたくなりますね

ホームスティ先の地下室でアレを栽培

これはとあるホームスティ先の話ですが、地下室にとあるものを栽培しており、家族ぐるみでアレを常用していると。私の友人は服用しなかったそうですが、さすがに語学学校が学生にアンケート実施するしバレるだろ、とツッコミたくなります。

留学生が欲しがれば何だってする

ステイ先にもよりますが、本当に親切な家族もいます。旅行に連れていってくれたり、食事に連れて行ってくれたり、映画、オペラ、買い物など色々な体験をさせてくれます。私がたまたまロードバイクを探している事を漏らしたら、元カレに連絡してくれて、そして破格の100ユーロで私はロードバイクを手に入れたのでした。凄い。フランス人が冷たいなんて絶対にウソです。

高速で150キロでぶっ飛ばす

もう年齢的には50歳を超えていたのですが、遅い車があればイライラして追い越すし、アルザスへ旅行に連れていってもらった時は高速で150キロ出して生きた心地がしなかったし、フランス人がスピード狂というのは、結構当たっていると思います。

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part2

とある日に巡ったお店

午前:FONDATION D'AUTEUIL → Passy Puces que ça(16区)
お昼:La Ravigote
午後:GRIFFES DE MODE → FIFTY(探しているお店と違って5ユーロショップになっていた)(8区)

午前中は良かったが、午後はまあまあ

ここにモデルコースと書いておいてなんですが、午前は当たりだったのですが、午後は普通、といった感じ。日本で就職活動しなければいけないので、スーツを探していたのですが、上下で中古40ユーロとか新品で75ユーロとか凄い値段。。。イタリア製で仕立ても良く、かつ安くてピッタリのスーツがあったのですが、ふくらはぎだけ異常に細くて断念しました。オーダーメードのスーツの中古だったので以前のオーナー(おそらくフランス人)と体型が合わなかったのでしょう。それも当然。私は日本人ですからね。

いつもながらくだらない看板に目がいってしまう性格です

パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part1

とある日に巡った古着屋さん

今日は実際に私が巡ったお店とモデルコースをご紹介します。朝は10時くらいのスタートでした。お昼は13時から15時くらいまでゆっくり取って18時過ぎに終了しました。道に迷うと全部は行けないかも知れませんが、スムーズに回れば各店舗30分くらいは見れると思います。今日は8ユーロでイタリア製の中古革靴を買いました。日本ではとてもお目にかかれないくらい綺麗で安かったです。もちろんデザインもバッチリです。移動は主に徒歩とメトロです。EMMAUSから自宅まではVelibを使って帰っています。1件だけ探しているお店が発見できませんでした。残念。お店のリストはgoogle等で探してみて下さい。ショップリストは追って作成します。

午前 :Le labo de l'Abbé→CITY-TROC(11区)
お昼 :La Ravigote
午後 :DING FRING→ABV SERVICES(発見できず)→POTIORON→EMMAUS(20区)

今日見つけたイタリア製の革靴。なんと8ユーロ。逆に蚤の市だとこの値段で買えません。

コスパの良さと超絶ウマい料理で二日連続で来店した上に、次回ディナーの予約までとった La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

2日連続でランチ、そして次のディナーの予約

ここは本当に美味しいレストラン(ビストロ)です。中心地の高級レストランのような繊細さはありませんが、同じ値段のランチではとてもこのボリュームは出せません。かつ、ちゃんと仕込みもしていますし、なによりウマい。あまりに気に入ったので二日連続で訪れてしまいました。メインシェフのピエールもいきなり『Ça va??』とフランクです。(まだ親しくない人にはComment allez-vous? と学校で習っていました。)。トイレにいった時にサブシェフに声を掛けても『Ça va??』。料理の注文の時のウエイトレスさんも『Et toi??』と完全にフレンドリーです。とりあえず私は敬意を表して『vous』を使っていましたが、次回来店時には『tu』を使おうと思います。今日はプリフィクスメニューにない前菜を出してもらい、前菜もメインも全ておいしかったので帰り際に次のディナーも予約しました。お店は常連さんばかりで大繁盛。

今日のメインはココット料理

昨日来店した時に『水曜日に魚を仕入れるから、新鮮でおいしい魚を使ったメイン料理を準備する予定だよ』と言われていたので、約束通りメインはココット鍋を使った魚料理にしました。前菜はそれぞれサーモン、アスパラガスを頼みましたが、どれもおいしかったです。アスパラガスの根元が少し固かったですが(本来はピーラーで少し向いて下ごしらえするのでしょうか??)先端部分が甘くて柔らかく絶妙でした。この価格でここまで作ってくれるのか、と感動しました。本当においしかったです。(※感想には個人差があります。私も妻もプロの料理人ではありませんのであしからず。)

前菜1 アスパラガスのサラダ
前菜2 サーモンマリネ
メイン 白身魚、アスパラガス、名前を失念。。。
ショコラ・オ・ムース
洋梨のキャラメルソースがけ

フランスのトイレ事情

トイレの数が少ないフランス

地方に居たときからそうですし、旅行中も感じる事ですがフランスはとにかくトイレが少ない。半ば強迫観念でレストランやカフェに入ったらトイレ、公衆トイレを見かけたらトイレ、有料トイレでも念のため、と習慣化してしまうくらいトイレが少ない。特にコルス(コルシカ)に行った時などはとあるカフェで『トイレはどこですか?』と聞いたら『ないよ、あっちでどうぞ』と外を指差されて終了。で、仕方がないので立ちションしようとすると、茂みの中には大量の使用済みトイレットペーパーと悪臭。そう、従業員用トイレがあるとかないの問題ではなく、本当にトイレ自体が存在していない。これには面食らいました

パリのトイレはよく故障中

パリのトイレは変に自動化、機械化されており、非常に使い勝手が悪い、おまけによく故障している、だから良くみんな立ちションしている。驚きなのはシャンゼリゼだろうが、人通りが沢山あろうが、どこでも立ちションしている光景を見かける事。駐車車両の間で立ちションしてて、完全に他人様の車に掛かってる人もいる(笑)。これではパリに車なんて持ちたくない。フランス人の女性はどうか分からないけど、留学生の女友達で『夜中でカフェもやってなくて機械も故障してたから、車と車の間でしちゃったよ〜』なんていうツワモノもいました。

有料トイレの存在

日本だとトイレは無料というイメージが定着していますが、外国ではチップを払ったり、金額があらかじめ決まっていたり、ルールはそれぞれ。でもパリジャンですら係の人がいるのに漏れそうなフリをしてダッシュでトイレに駆け込み無賃でしてる人も見かけます。小銭は常に持っておくのがオススメです。

困ったら

近くのホテルにお願いすると事情を良くしってのことか、気前よく使わせてくれたりします。私の留学生友達は黙って入って黙って帰って行くそうですが、私が使うなら一声かけてチップを置いて行くのがスマートかと。漏れるよりはマシですし、有料トイレよりは綺麗です。美術館などには絶対にあるので、観光のスケジュールに組み込んである場合はすませておくと良いでしょう。ただじポンピドゥーセンターなどでは入場する前に検査があって並ぶ場合があるので、すぐ入れるとアテにしない方がいいです。パリは図書館が沢山あるので、近くに図書館がある場合は図書館のトイレを借りるのも良い方法です。BHVや百貨店にもトイレがあります。もちろんカフェにもあります。エスプレッソだけ一杯注文してするのがいいでしょう。でもコーヒー飲んだらまた行きたくなってしまいますね。

夜中にトイレは流さない

全てに当てはまる訳ではないのですが、フランス、特にパリでは古い建物が多く、夜中に騒音を立てないようトイレを流さない、という習慣があるようです。特に電気分解式トイレというものがあり、私はベルギーの旅行で使った事があるのですが、本当に轟音がするので確かに騒音問題に発展しそうだな、と思いました。でも、『小』ならいいけど『大』は無理だな、とかどうでもいい事を考えてしまい、とりあえず夜中は流さす溜めて朝に流すか、そもそも夜更かしせずに早く寝るように心がけて生活しています。そういえばホームスティ先も夜中に行くとそのままでした。でもそのときはあまり良く分かっておらず流していました。

2013年3月13日水曜日

久し振りに安くておいしい魚の前菜が食べられた La Ravigote(ラ・ラヴィゴト)

ついに見つけた、お気に入りのレストラン

こちらのレストランは元々行く気はなく(失礼)、パリ11区界隈の違うレストランを探していた時に、お店の前を通過、、、しようとしたら変なおっさん(後でメインシェフである事が判明)がわざわざ店内から出てきてメニューを説明してくれました。『もう既に食べてしまった』と伝えても『いいから入って、入って』と店内も案内してくれました。なんだか悪い気がしたので日を改めてこのレストランへ行かねばと思っていた所でした。その2日後くらいにランチで訪れましたが、なんとも素晴らしいお店を発見してしまいました。

ボリューム満点で安い、なのにウマい

前菜の完成度が高いです。そしてボリューム満点。前菜を食べた時点で絶対にこのお店はおいしい、と確信しました。メインには煮込んだ豚肉と子牛のレバーステーキを頼みましたが、ソースが絶品でした。例のシェフに聞くと前菜の魚は2日前に仕込んで寝かせて旨味を熟成してから出しているんだとか。また、メインで食べたレバーでは臭みのあるレバーを少し甘みのあるソースで旨く仕上げていました。ワインビネガー、キャラメル、蜂蜜、バーベキューソース、コショウ等々を入れており、今までに無い個性的なソースでした。

女性で小食の方は前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみがオススメです

お昼の価格ですがメインのみ11ユーロ、前菜とメインのみ、またはメインとデザートのみは13.5ユーロ、前菜、メイン、デザートで15.5ユーロです。少し離れた12区のレストランではこのボリューム、価格では食べられません。立地も大きな通りの一本裏なので可能な価格なのでしょう。席数もそんなに多くはありません。ボリュームがかなりあるので、小食の方は少なめにした方がよいかも知れません。私達はデザートまで食べる余裕がなかったので、食後にコーヒーだけ飲んで帰る事にしました。

各スタッフの動き、チームワークが最高

私達が来店した時は厨房に2人、カウンターに1人、合計3人で対応していましたが、チームワークが素晴らしいです。以前からフランスでは運ぶ人は運ぶ人、注文を取る人は注文を取る人、作る人は作る人、と自分の仕事、任務に集中して他人の領域まで入らない、と聞いていましたが、ここはメインシェフやサブのシェフもテーブルまで料理を運んできてくれるし、『おいしい?』とか聞いてくれますし、お客さんと良いコミュニケーションを取ろうとしている事が伝わってきます。決してマニュアルではないと思います。ソースに何が入っているか、メインのシェフに聞いたら気前良く教えてくれましたし、魚の仕込みが最高、と伝えたらサーモンを一切れお皿に盛りつけてサービスまでしてくれました。翌日のお昼をその場で予約したのは言うまでもありません。

※追記。ちなみにここの娘さんは働き者ではないです(笑)。サービス係が娘さんになると、、、微妙です。それだけ注意です。

魚のマリネっぽい前菜。激ウマ
豚のお肉もしっかり煮込んであって脂身の部分もトロトロ

データ

名前: La Ravigote
住所: 41 Rue de Montreuil 75011 Paris
電話: 33 1 43 72 96 22
URL: http://www.restaurant-laravigote.fr/
備考: 予約が望ましい、と言われましたが時間はハズせば入れる可能性はあります。とはいえ保証はできかねますので、予約をするにこした事はないです。

『パリで最も美味しいフラン』と絶賛された L'Autre Boulange

フランとは

カスタードクリームをフラン型に流して焼いたお菓子。カスタードクリーム入りパイ(タルト)。前菜用パイを差す場合もありますが、ここではお菓子のフランです。

パンもパティスリーも美味しい

フランスではパン屋さんでもパティスリーを扱っている事もあります。お肉屋さんだけどパンも置いてる変わった形態もあります。こちらのお店も毎日食べるバゲットやカンパーニュからタルト、焼き菓子など色々あります。ここのパン屋さんではバゲット、ブリオッシュ、チョコレートタルト、フランなどを食べた事がありますが、外れはありませんでした。また、お店のマダムも感じが良いです。

データ

名前: L'Autre Boulange
住所: 43 rue de Montreuil 75011 Paris
電話: 08 99 10 31 49

好きなブランドがドンピシャなら最高のお店 Griffes de mode

ブランドとアイテムは限られるがお買い得

メンズとレディスで2店舗あります。ハイブランドはないですが、人気のAIGLEのアウターも40ユーロ程度で買えますし、メンズスーツや革靴も100ユーロを切ります。旅行でわざわざ訪れるお店ではありませんが、女性用タイツが4ユーロ等、安く買えたりするので、日用品を買うのに適したお店だと思います。古着屋さんと違ってデットストック品なので全て新品です。サイズ、デザインさえ気にいるものがあればお買い得です。


日用衣料品が安いお店 tout a 5euro

統一された価格帯の衣料品店

店内には3ユーロ、5ユーロ、10ユーロなど統一されたプラカードが並べられており、全ての商品が激安。ハイファッションには届かないですが、流行を取り入れた洋服を安く買いたい方には良いかと思います。旅行ではワザワザ入るところではないですね、多分。でもなぜかWEBサイトを見るとモデルさんがかっこいいのが凄いオシャレに見えます。オシャレが上手な方なら自分のテイストに取り入れられるかも知れません。

2013年3月12日火曜日

パリの変なレストラン Yaki Kochi(焼き高知)

なんだ、この店

日本を旅行する外国人が見たら、日本のお店の名前を見て『ぷっ』って思う事は沢山あるでしょう。日本人でもそれは同じです。今回のお店は『焼き高知』です。う〜ん、ちゃんとお店に入ってないから何とも言えないです。でもちょっと『?』と思うお店は結構、中国人経営者の日本料理だったりします。こちらのお店は分かりません。でも口コミでは普通、いまひとつ、という声が多いですね。そもそも高知焼きって郷土料理ありましたっけ?高知の人に聞いてみよう。


取り扱いは焼き鳥と寿司らしい

そもそも寿司と焼き鳥って同じお店では扱いません。でも、パリではこういうお店は結構多いです。ブロシェットという串焼き料理があるのですが、これは日本の焼き鳥に近いので、きっとフランス人にも受け入れられているんだと思いますが、やっぱり寿司は寿司屋、焼き鳥は焼き鳥屋だよなぁ、と思います。これに天ぷらも食べられる日本食レストランがあります(笑)。とりあえず日本っぽい料理ありったけ、みたいな。


中国人は凄い

ホームスティ先で中国人と一緒に住んでいた時期があるのですが、彼等は本当に優秀です。英語はもう普通に話せる、だからもう勉強はしなくていい。今はフランス語だ、と英語が出来ない私に熱っぽく話をしていました。彼等の語学力もさることながら、どの国にもチャイナタウンはあるし、国を出て、各国にチャイナタウンを作って根付かせる。この商売のセンスは凄い。かなり偏った考え方ですが、個人的にはグローバル経営を中国、サービス、現場スタッフ日本、と分けて商売してみたら面白いんじゃないかと思います。

オペラ界隈のアジア食材スーパー、Kマートの太巻きが超絶ウマ過ぎる件

パリ在住の日本人なら絶対に知っているスーパーマーケット

Kマートは醤油、味噌、みりん、料理酒、米、かつおぶし、海苔など日本食に欠かせない食材がパリ市内で手に入るスーパーの一つ。この太巻きが超絶ウマ過ぎてリピーターが続出。私達夫婦もオペラ界隈に行くたびに用もないのにKマートに行き太巻きを買って、家に帰るまでに全て食べてしまった事が何度もあります。でも、お店側の都合で販売中止の為、しばらく食べられていません。もう復活したのでしょうか。でも復活している頃には帰国しているので、日本でいつでも食べられます。パリで太巻きが食べられる、その事に価値があるのかも知れません。なんだか恋しくなってきました。あ〜、食いて〜。

写真を取る前に凄い勢いで食べてしまったのですが、こんな太巻きです。


データ

名前: K-mart
住所: 6-8 rue Sainte-Anne 75001 Paris

パリ市内にあるストック(アウトレット)まとめ

観光時間が限られているなら市内のアウトレットがオススメ

パリの郊外にもアウトレットはありますが、もし好きなブランドが決まっていて市内にアウトレットがあるのであれば観光の合間のスケジュールに組み込むのがオススメです。郊外のアウトレットに出かけると買い物時間にもよりますが一日仕事になってしまい、観光に時間をさけなくなってしまいます。ただでさえ見所いっぱいのパリ、少しでも効率的にまわりたいのであればこのようなお店単体のアウトレットもオススメです。もちろん郊外のモールであれば沢山のお店、在庫の中から選ぶ事もできます。観光と買い物、どちらに比重があるか考えてスケジュールを組まれて下さい

パリ20区内のストック(アウトレット)

※掲載情報は変更されている可能性があります。必ずサイトや電話などで確認して下さい。本情報による不利益に対して責任は負いかねますので何卒ご了承ください。

STOCK COMPTOIR DES COTONNIERS
10, rue du jour 75001 paris
01 42 33 57 70
月曜から土曜、10時30分から19時30分まで

KOOKAI LE STOCK
82, rue Réaumur 75002 PARIS
01 45 08 93 69
月曜から土曜、10時から19時30分まで

STOCK SANDRO
26, rue de Sévigné 75004 PARIS
01 42 71 91 59
月曜から土曜、10時30分から19時30分まで
日曜、13時から19時まで

STOCK ZADIG & VOLTAIRE
22 rue du Bourg-Tibourg 75004 Paris
01 44 59 39 62
月曜から金曜、11時から19時まで
土曜、11時から19時30分まで
日曜、14時から19時30分まで

STOCK CAROLL
30 et 51, rue Saint-Placide 75006 PARIS
01 45 48 83 66
月曜から土曜、10時から19時まで

STOCK REPETTO
24, rue de Châteaudun 75009 Paris
01 53 32 84 84
月曜から土曜、10時30分から19時まで

EKYOG STOCK
33, rue Beaurepaire 75010 PARIS
01 40 40 95 12

STOCK COP COPINE
99 rue de Charonne 75011 PARIS
01 43 70 26 33

STOCK CHLOE
Espace Twin7 – 8, rue Jean-Pierre Timbaud 75011 Paris
月曜、16時から20時まで
水曜から土曜、11時から20時まで
日曜、14時から20時まで

STOCK SONIA RYKIEL
64 rue d’Alésia et 110/112 rue d’Alésia 75014 PARIS
01 43 95 06 13
月曜から土曜、10時45分から18時45分まで

STOCK MAJE
44 avenue du Général Leclerc 75014 PARIS
01 45 42 53 04

STOCK MAJE
92 rue des Martyrs 75018 PARIS
01 42 59 75 35

A.P.C. SURPLUS
20 RUE ANDRE DEL SARTE 75018 PARIS
01 42 62 10 88
月曜から土曜、12時30分から19時30分まで
日曜、13時30分から19時まで

キッチン用品が安いPromotion 7

地元パリジャンの為のキッチン用品店

今回ご紹介するのはパリ20区内に9店舗を構えるお店です。オシャレで気の利いた商品は少ないですが、実用的で安い用品が豊富です。例えばドライヤーが15ユーロから。ワインストッパーが3.7ユーロ。お皿が6枚25ユーロなど。お店の名前の通り、プロモーション価格が多数。IKEAよりは高いものもありますが、電車賃を考えると家の近くでそろえられるPromotion 7も候補に入ると思います。11区の店舗でしか買い物をした事はありませんが、店員さんは明るくて感じがよかったです。でも1人だけ暗そうな若い男の店員がいました(笑)

店頭外観
店内はオシャレというよりは実用品が多い


データ

名前: Promotion 7
URL: http://www.promotion-7.fr/

店舗リスト(2013年3月時点)
Sebastopol (75) 91 Boulevard Sebastopol
75002 PARIS
01 40 26 56 30

Monge (75) 2 Rue Monge
75005 Paris
01.41.79.46.95

Voltaire (75) 43 Boulevard Voltaire
75011 PARIS
01 58 30 60 66

Bonne Nouvelle (75) 10 Boulevard Poissonnière
75009 PARIS
01.47.70.66.11

St Antoine (75) 205 Rue du Faubourg Saint Antoine
75011 PARIS
01 40 09 87 46

Italie (75) 7 Avenue d'Italie
75013 PARIS
01 45 86 82 14

Amsterdam (75) 41 Rue d'Amsterdam
75008 PARIS
01.42.80.19.30

Nation (75) 7 Boulevard de Charonne
75011 PARIS
01 40 09 11 73

Clichy (75) 93 Avenue de Clichy
75017 PARIS
01 46 27 57 72

Vincennes (94) 23 Rue de Montreuil
94300 Vincennes
01 43 28 05 95

Jaurès (92) 35 Boulevard Jean Jaurès
92100 Boulogne
01 46 03 79 49

St Denis (93) 107 Rue Gabriel Peri
93200 Saint denis
01 48 20 51 92

Le Perreux (94) 116 Avenue du General de Gaulle
94170 Le perreux
01 43 24 43 55

Champigny (94) 28 Rue Albert Thomas
94500 Champigny sur marne
01 48 82 26 22

Velib(ベリブ)のスタシオンが満車で30分以内に返却できない場合の延長方法

Velib(ベリブ)は30分以内なら無料(45分の年間プランは45分以内)

パリ市内300メートルおきに設置されていると言われているVerib。30分以内であれば無料です。もし無料で乗り継ぎをしたければ一度スタシオンに自転車を返却して約5分待つと再び使えるようになります。私の場合、長い距離を移動する場合には途中で一度自転車を返却して地図を確認します。よく道に迷いますので地図を確認している間にすぐ5分経ちます。その後に再びVeribに乗ります。

困った、返却しようとしたらスタシオンが一杯で返却できない

よくあるのがパリ中心区でスタシオンが一杯で返却できない、という状況、もしくは郊外で自転車が出払っており、利用できない状況。これは観光地や郊外から中心地へ向かう人へ利用する人が多いので、人気の観光地の近くでは自転車を返却しずらい状況になってしまいます。このようなことを解消する為に中心地で自転車をピックアップして空いているスタシオンへ車で運んでいるスタッフがいたりします。

もし一杯の場合は15分の延長手続きが可能

私の場合はカードを持っているのでカードをかざして暗証番号を入力し、出力された画面で1を押せば延長完了です。当日券でも端末の操作で延長手続きができますので、とりあえず延長手続きを行って冷静になって下さい。誰かが借りて空きが出るかも知れませんし、すぐ近くに空きのスタシオンがある可能性もあります。次のスタシオンでも空きがなければ再度15分延長が可能です。

まとめ

時間が迫っているからといって焦らないようにしましょう。スタシオン近くで待っていると意外とすぐに利用者が自転車を利用する場合があります。また大通りは比較的埋まりやすいですが、一本裏道に入ると空いていたりします。時間には余裕を持って利用を検討されて下さい。機械もよく壊れていますので注意が必要です。

カードをかざして暗証番号を入力した後の画面

15分の延長手続きが完了した後の画面。近くの空きスタシオンが確認できる

フランスのスーパーマーケットでアタフタしない為に知っておくべきこと

お客様は神様ではなく、店員が神様

フランス全般、特にパリに多いですが、ガム1つ買うのにレジで50ユーロ札など出そうものなら嫌がられます。欠品があっても探しませんし、おしゃべりしながらのレジ打ちは日常茶飯事。でも殆どのフランス人が並びます。そういうものだと思って受け入れるのがまず一歩。お釣りはレジの人に負担がないように渡す。挨拶は必ずする、等を心掛けましょう。

大きなバックパックやリュックサックは預けましょう

以前、ブレストに住んでいた頃、スーパーでも、洋服屋でも、どんなお店でも確実にガードマンにとめられていました。そこで気づいたのですが、こちらでは大きなバックは預けるのが暗黙のルールのようです。万引きする訳はないのですが、疑われるくらいならお互い気持ちよく買い物できる方法、荷物を預ける事は合理的とも言えます。預け入れる場所がなくても入店と同時にガードマンにサックをどうすればいいか尋ねると『俺が見てるからそのままでいいぞ』とか、言ってくれて完全に放置されるか、リュックのチャックをプラスチックの固定具で止めてくれたり、預け入れの受付を指差してくれたり、いろいろです。ロッカーがあるお店もあります。

できることは自分でやりましょう

レジの前のベルトコンベアーに商品を乗せるのはお客側がやります。野菜も一本いくら、のものはそのままですが、100g単位の買い物は商品を自分で測りに置いて、画面で商品を選び、印刷されたシールをはってレジへ持っていきます。サックも有料だったりするので、買い物袋を持参するのがいいでしょう。

いかがでしたでしょうか。慣れてしまえば決して難しくありません。文化の異なる国ですから、意識の問題でどうにかなります。そもそもフランス人の職業観を変えるのは無理です。自分の考えは変える事はできますから、柔軟に対応しましょう。

2013年3月11日月曜日

オンラインのGibert Jeuneで本を買ったらJoseph Gibertより時間が掛かった

オンラインで本を買う

以前、Joseph Gibertのオンラインで本を買った時は店頭受取が出来て、4日くらいで本が手に入りました。Gibert JeuneとJosepe Gibertは同じ系列だと思って、以前作ったアカウントでログインしようとしたらWEBは連携しておらず、完全に別サイトである事がわかりました。そして購入手続きを進めるも勝手が少し違う。在庫システムも連動してなさそうだし、統合した方が効率よくなるのではないかと思います。

Gibert Jeuneでは店頭受取が選べない

店頭受取は選べず問答無用でコリッシモ。届くかどうか凄い不安。前回は不安だから確実な店頭受取にしたのですが、そもそもオプションが選べません。良い点はオンライン登録しなくても注文ができる所でしょうか。また2つのサイトでサービスレベルに違いがあるのが謎です。WEB上での在庫管理がブランドごとに違うという事だと思うのですが、二つ同じようなサイトを持っている事が謎です。

注文完了の後にメールが届かない

会員登録はあまり好きではないので、登録しなかったのがマズかったのですが、購入完了後にメールは届きません。購入完了時点で管理Noみたいなのが振られるのですが、大体のWEBサービスはメールアドレスにメールが来るので、うかつにも番号を控えずに画面を閉じてしまいました。4日後くらいにメールは届いたのですが、そもそも注文が完了した時点で送信する仕様になっていないので、ここは改善した方がよいと思いました。

注文してから4日後に受付完了メールが届く

管理番号を控えずにブラウザを閉じてしまったので、4日後くらいにお店側で『出荷しました』的なメールが届いたのですが、あとは郵便局の追跡サービスを使え、との事なので、コリッシモの追跡を確認しました。結局、最初の注文から6日後くらいにやっと届きました。届いただけで有り難いですが、アマゾンの配送スピードに比べると遅いです。ただ、まだフランス国内でアマゾンで買い物した事がないので、比較の為に今度注文してみたいと思います。

感想

店頭受取が出来るのは非常にメリットが大きいです。たとえばパリに旅行に来る前に注文して店頭受取にしておき、パリで受け取って、そのままLa posteの書籍便で送ってしまえば日本で手に入りづらい本が買え、探す時間が省けるので手間が掛かりません。お店に取りにいく手間はありますが、いつ届くのか不安を抱えながら出かけるのはストレスです。今回はとある絶版本を電車に忘れてきてしまい、再度購入しようとするも、Joseph Gibert側に在庫がなく、Gibert Jeune側に在庫があったため、こちらで購入しましたが、同じ条件ならJoseph Gibertを選んでいました。

アリーグル市場のマルシェ、シャキシャキの大玉レタスが2個で1ユーロ

庶民の味方、アリーグル市場

たまたま住んでいるエリアが12区のNation付近なので、土日は自然とアリーグル市場で買い物をする事が多いです。マルシェが終わる時間帯を狙っていくと『1ユーロ、1ユーロ!!』という威勢のいい声が更に大きくなります。彼らも売れ残るよりは現金化できた方がよいのでしょう。先日は大きなレタス2玉が1ユーロでした。おかげで1週間、毎日サラダを食べる事ができました。端数は切り捨てしてくれたり、値段も全体的にリーズナブル。値段がスーパーと同じだったとしても、こちらの方が新鮮なのは間違いないです。

蚤の市もやってます

こちらの蚤の市は規模が小さいので、全ての商品に目を通す事はそんなに難しくないと思いますが、変な商品もあったりします。陶器は扱いが結構雜なのでよくチェックした方がいいと思います。壊れていたり状態が良くないものもザラですが、私は転売用ではなく、自分用に買っているので多少壊れていても安く買える方が嬉しいです。

思わず『買わね〜よ』と思ったうどん3ユーロ。なぜ1束だけ残っているのか謎。

超破格の危険な蚤(ゴミ)の市、あのレペット(Repetto)、イタリア製ツイードジャケットやALESSI(アレッシィ)が驚きの価格で、、、

物価の高いパリ

パリは物価が高い。洋服なんて新品では買えませんし、マレや中心地区の古着屋さんでも結構いいお値段がする場合があります。Emmaüsや蚤の市まで来るとなかなか安く買う事ができます。今回、とある方から教えて頂いた所なので、詳細な時間や場所はお教えする事はできませんが、とある場所のある時間に開催される蚤の市へ潜入してきました。おそらく海外での仕入先の一つとして使っておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここにはフランス語で数字を言えない店員がいて、英語の数字もカタコトでした。値段を両手の指で教えてくれるので、10ユーロが最高値でしょうか(笑)どうしてパリに住めているのか不思議です。

激安品の山、山、山。でもゴミ、ゴミ、ゴミ、たまにお宝

まず、この蚤の市は大衆受けしません。スリも多いでしょうし、あまりの大混雑で黒人の波に囲まれる事もあります。何か事件が起きてもおかしくない雰囲気でした。私も毎度は行きたくありません。ただし、、、「全部50セントーだよ〜」という破格のコールがあったり、たまに新品同様の商品があったり、お買い得度は半端ないです。私が見つけたのはアレッシィのワインオープナーです。値切れば50セントになったと思うのですが、偽物でもいいと思っていたのと、家のワインオープナーがIKEAで買ったものなので、それよりは良いだろうという判断で、店員さん言い値、交渉なしの1ユーロで購入しました。にしても安い。状態の良いレペット(Repetto)の靴も発見しました。値切り前で5ユーロ。ありえません。デザインが好きなものではなかったので、そもそも購入しませんでしたが、値切って仕入いれて転売すればムフフですね。

イタリア製ツイードジャケットが、なんと○ユーロ

なぜか路上に沢山の放置された洋服が。モントルイユの蚤の市でも見かけた光景ですが、勝手に物をとっていっていい場所があり、それと同じシステムです。ゴミあさりに近い感覚です。そんな中、新品同様のイタリア製ジャケットを発見しました。ちょっとオーバーサイズでしたが肩はピッタリだったのでお持ち帰り。お直し屋さんで見積もりしてあまりに高ければ捨てるか、リサイクルボックスに入れます。オーバーサイズでもボトムやインナーで工夫すればなんとか着れると思っていますが、妻はドン引きしてました。

値段も安いので、表情も暗め

雰囲気良し、サービス良し、味良し L'Estaminet

丁寧な盛りつけで店員さんも感じが良い

ベルヴィルとメニルモンタンの間の蚤の市のランチで行きました。日曜日にいったので、ランチメニューはありませんでした。メインのみを注文しましたが、お腹いっぱいになりました。付け合わせが凝っていて盛りつけも綺麗。店員さんも感じが良く、気持ちよく食事が楽しめました。エスカルゴを頼んだのですが、忘れられてしました。でもメインを食べた後にお腹がいっぱいになったので、会計の時に言ったらキチンと謝ってくれました。既にレシートにも記載がなかったので、単純に忘れてしまっただけのようです。こちらのお店、狭い階段を昇っていくとお手洗いがあります。2つあって、さらに洗面台の部屋が広いです。普通は地下にあって薄暗い感じなのですが太陽の光も入って明るく気持ちよかったです。

2013年3月10日日曜日

アリーグル市場近くのチョコレート専門店 Puerto CACAO

ショコラショーが絶品

日常そんなにショコラショーを沢山飲む機会がないので、私自身サンプル数は少ないですが、個人的な感想としてはアンジェリーナで飲んだショコラショーよりスパイシーで甘くありませんでした。私が訪れた際はチョコレートのタブレット(パソコンではないです)のプロモーションをやっていて1つ3.7ユーロが4つで12ユーロでした。1枚あたり3ユーロ。家で食べるおやつ用です。エスプレッソと一緒に少しずつ食べています。これは美味しいです。

チョコレートだけじゃない

朝の時間帯は朝食セット(飲み物とパン)があり、ブランチもあるようです。店内には席もあるので、もちろんショコラショーを飲んでも良いですが、お茶もできるようになっています。アリーグル市場での買い物の休憩にいかがでしょうか。

チョコレートだけに外装はチョコレート色
これはお土産にピッタリ(でもチョコレートは温度に弱い。。。)
カカオのパーセントや種類ごとにチョコレートがぎっしり
包装がオシャレです
落ち着いた雰囲気の店内。チョコレートのいい香りがします
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