2013年8月3日土曜日

留守の際、隣人に鍵を渡すフランス人

え?鍵って他人に渡すの?

これは衝撃でした。最初は地域によるのかと思いましたが、ヴィシーでもブレストでも同じだったので、ほぼ間違いないでしょう。唯一パリだけはホームスティをする機会がなかったので分かりません。しかし、日本とはまた異なった価値観だと思います。


長期の旅行などで家を空ける際にはご近所さんに鍵を渡す

日本ではよっぽど仲が良くないと鍵を渡す事はないと思います。せいぜいヘルパーさんやお手伝いさんでしょうか。でもフランス人はご近所さんに鍵を渡します。それも、ただ渡すのではなく、こんなお願い事までしていきます。


猫に餌をあげて欲しい

これはヴィシーのとあるホストファミリーのケースです。友人が旅行に行くので、鍵を預かりました。そしてその家に行って指定された場所にある缶詰を猫にあげ、新しい水に替える、というミッション付きです。ブレストでお世話になったホームスティ先では隣の家に広い庭があって、その羊達に固くなったバゲットを毎日あげてほしい、というお願い付きでした。その後、お礼として羊の肉を頂いたそうですが、、、うん。なんとも。


普通のお願いもありました、、、が

あるケースではメチャメチャ金持ちの家で、泥棒が心配だからと私のホストファミリーに鍵を渡して、何か怪しい事があったら、家の中に入ってくれ、というお願いもありました。もし本当に泥棒で大変な事になったらどうするんでしょうか。結構荷が重い仕事です。


日本人とフランス人の感覚の違いは面白い

細かい事を挙げるとキリがないですが、このような感覚の違いは非常に面白いです。パリに住んでいた際、困っていた事があって、意を決してお隣さん家をピンポンしたら、親切に色々教えてくれて、困った事があればいつでも聞いて、とまで言われました。懐まで入れば本当に暖かい国民だと思います。

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