2012年4月21日土曜日

Vichy(ヴィシー)の水

Vichyは地球の歩き方にも殆ど情報がない町で(1~2ページ)本当に1日で回れる町だと思います。語学学校のカヴィラムのおかげで成り立ってるんじゃないかと思うくらい何もありません。その昔、第二次世界大戦中は首都をヴィシーに置いていて、ヴィシー政権と呼ばれているくらいだったのですが。。。

これが町の南の方にある水飲み場です。この写真よりも大きい水飲み場があります。


この蛇口から水を入れます。無料なので街の人が沢山の空のペットボトルを持って現れます。



肝心の味ですが、、、。炭酸水な上にちょっと苦くてしょっぱいです。これだけ飲むのは無理という人もいますし、ヴィシーのホストファミリーに「水、飲んだよ」と言ったら笑われました。最初は物珍しくてペットボトルに入れて、朝のオレンジジュースと割って飲んでたんですが、最後の方はどうでもよくなりました。日本で買うと高いんですが、そこまでして飲みたくないなぁ、というのが感想です。ただ、化粧水などは品質が良いようです。フランス中でヴィシーの化粧品は買えるので私の妻はVichyの化粧水を使ってました。もちろん肌に合う、合わないもあると思いますので、よく確かめて買って下さい。

2012年4月1日日曜日

フランス留学中に利用する携帯電話について

全ての方に当てはまるケースではないと思いますが、私達の携帯状況についての説明です。

docomo Galaxy NEXUS
出国前にsoftbankからdocomoへMNP移転で本体0円購入→docomoSIMを抜いて電話番号のみ保持(1年後に使う予定だったので)。自分のパソコンを使ってGalaxyNEXUSをSIMロックを解除して(保証効かなくなります。自己責任です。)ORANGEのプリペイドSIMカードを使用。

iphone3GS
元々持っていたdocomoのガラケーは解約。私の機種変更で余ったiphone3GSをこれも自分でアンロックして(保証効かなくなります。自己責任です)ORANGEのプリペイドSIMを使用。

費用

最初に購入したSIMカードは9ユーロくらいでした。チャージが切れたら35ユーロ(47ユーロ分)のチャージを購入しています。

インターネットし放題のプランが月9ユーロ。メールし放題のプランが月6ユーロなので、日本にいる時より維持費は安いです。ただ、GPSの精度が悪いのと、安い代わりに通信速度は遅いです。SKYPEはできません。

月極契約すればいいのですが、銀行口座を作るのが面倒で作っていなかったので、銀行口座がなくても購入できるプリペイドにしました。

注意事項

プリペイドのチャージが切れた後に月額プランの引き落としになってしまった時は注意が必要です。チャージをしても従量制で課金されますので、スマホを使っていると速攻でチャージが飛びます。

これを知らずに私は35ユーロが1日で消えました(泣)。一度、この状況になりますと月額プランは非有効化されてしまいますので、これを有効化する必要があります。チャージを行う前に3G回線経由のインターネット接続を切った後、チャージを行います。次に#123#に電話してプランを選択して、アクティブにします。

語学学校 カヴィラム編

私達の最初の語学学校はオーベルニュ地方のヴィシーにあるカヴィラムという学校でした。初めての海外生活、ホームステイ、語学学校、、、という事で質が高いと定評のあるカヴィラムを選びました。私的な感想ですので、ご参考まで

品質

講師の品質はとても良いです。素晴らしい先生達のおかげで勉強はとても楽しかったです。3ヶ月の間で一日も休みませんでした。クラス、レベルも随時変更できました。パリカトリック大学ではできませんでした。これは私立と大学付属の語学学校という違いがあると思います。ホームスティ先は当たり外れ、相性、家の環境など様々な要因があるので難しいですが、総じて親切な方が多かったです。(なぜだか離婚しているお母さん多かった気がします)

費用

私立なので他に比べると高いと思います。学期制をしいている学校では割安になります。長期間の割引もありますが、カヴィラムに1年間いると学費はかなり高くなると思います。ただし、物価、家賃は安いので滞在費は押さえる事ができます。また誘惑がないので語学に集中できます。

環境

学校は綺麗です。図書館もあり勉強する環境が整っています。ただし観光資源は少ないです。ヴィシーという街なのですが、確かに他の方が言うようにコンパクトな街です。例えば日用雑貨やら、洋服やら、家電やら、なんでも揃います。が、歩けばクラスメイトにばったり会うくらい狭い街です。少し離れたところではクレルモンフェラン、エビアン、ボルビック、ピュイドドームなどの都市(街)には行けますが、車がないと厳しいです。私達はホームスティ先のマダムが車で連れていってくれたので、いろいろと観光する事ができました。電車で行くのであればリヨンかクレルモンフェランの観光が手頃でいいと思います。

2012年1月1日日曜日

東京日仏学院

最初の語学学校を決める際に東京日仏学院さんへ相談しました。ワーキングホリデービザなのでサポートが無くても頑張れば出来る、と思いましたが、転職と同じでエージェントはエージェントなりにメリットもあります。私達が申し込みをしようと検討していた時期、2012年度のワーキングホリデービザの情報がなかなか出なかったので、しばらくチェックを怠っていたのですが、東京日仏学院さんの担当者から「情報が掲載されましたよ」というタイムリーな連絡も頂きましたし、様々なビザの情報も教えて頂きました。

費用

夫婦揃って1年間有効の会員になりました。(1万5000円くらいだった気がします)
最初の語学学校の学費(2人×3ヶ月分)の3パーセントを手数料としてお支払いしました。

安くはないですが、打ち合わせは何度でも無料ですし、まだ良心的な金額だと思います。なぜなら利益を相当のせて紹介している仲介業者も少なからずいるからです。もし金額が高ければ現地の学校のホームページを直接確認して下さい。学費が業者の提示している金額より安いのが分かると思います。なぜ高いのか問い合わせてみて、納得できるサービス、条件であればお願いすれば良いと思います。

現地サポートのウリ?

現地サポート、といっても場合によります。その語学学校の近くに住んでるただの日本人、のような場合もあります。私の語学学校の友人は現地サポートに問い合わせをしたにも関わらず「今週は忙しいから」等の理由で断られたりしました。何のための現地サポートでしょうか。お金を支払っているのに、です。これらは事前に確認する事が難しいです。

カヴィラムの後

カヴィラムの後の学校は全て自分達で手配しました。学生ビザではありませんので、取得時間の制限もなく、役所に行く事もなく、スムーズに滞在する事ができました。

東京日仏学院
住所:〒162-0826 東京都新宿区市谷船河原町15
電話:03-5206-2500
最寄駅:飯田橋駅

大きな地図で見る

まとめ

エージェントは有効に利用しましょう。登録、相談だけでも価値はあります。部分的にお願いするのも一つの手です。

出発前の準備

いろいろなサイトで準備については記載されていますので、以下簡単にまとめます。

銀行口座

海外でも現地通貨で引き出しが出来るシティバンクを開設しました。

クレジットカード

今後、審査が通らず作れなくなるかも知れませんので、会社を辞める前に申請して取得しました。

海外保険

AIGの留学保険に加入しました。地元の代理店で申し込みました。でも後から安い保険金の物も見つけました。1人だけなら葬式費用だけ出ればいい(よくないですが)という考えの方もいるでしょうし、どこまでリスクが取れるか、を良く考えて選定されて下さい。なぜか分かりませんが、歯の治療は別途か、別プランとなる事が多いです。私は出国後2ヶ月後に虫歯になり、歯医者に行くハメとなりますが、その時はそんな事は起こらないと思っていました。。。

引越

ア○さんにお願いしました。何社か見積を行い、対応と値段、営業マンとのフィーリング等を総合的に判断して決めました。幸い妻の実家にスペースがあり、海外にいる間預かって頂く事が出来ました。また、引越料金を下げる為にテレビ、HDレコーダー、冷蔵庫、洗濯機などは売りに出しました。

ビザ

学生ビザでは語学学校が必須になってしまう事、労働時間の制限。役所関係手続きが面倒でしたので、夫婦別々にワーキングホリデービザを取得しました。

語学学校、場所の選定

日仏学院さんを通して最初の語学学校とホストファミリーの手続きをして頂き、ブレスト、パリ、に関してはホストファミリーの手助けを借りながら代理店を通さずに自分達で手続きを行いました。

公的手続き諸々

国際免許証の申請、住民票の国外転出、国民年金を任意加入扱いへ、国民健康保険は住民票を転出させた事によって支払わないようにしました。

私達の計画について

日程

2012年3月28日に日本を出国、フランスへ渡り、2013年3月26日にフランスを出国するスケジュールです。

動機:Tomo(夫)

いってみたい

フランスは元々好きな国です。日本人よりも働かないのに、生産性が高い(と思っていた)。バカンスを大事にする国民性といい、その働き方を直接見てみたかったです。また英語も出来ず、海外留学も1度もした事がなかったのでこの機会に日本という国を出て海外で生活をしてみたいと思いました。

タイミング

30歳を過ぎると(誕生日を過ぎて満31歳になると)ワーキングホリデービザは取得できません。夫婦共に最後のチャンスでしたので、無謀にも夫婦揃って会社を辞めて海外へ出てみました。

資金

40歳で子供が居たら、多分行きません。子供が出来る前に夫婦最後の冒険です。万が一失敗したら二人でまた働き始めればいい(仕事が見つかればですが、、、)そんな時期的にもリスク的にもギリギリのタイミングだったので決断しました。普通に考えれば甘い考えですし、無謀だとも思います。

動機:Yuyu(妻)

フランスの食を食べ尽したかった。フランスの文化に直接触れてみたかった。

注意事項

人間的に未熟な、とある夫婦の個人的な経験、意見のサイトです。また、ビザの情報などは毎年変わっていくものですので、最新情報は常に大使館や専門家の情報を確認して下さい。ワーキングホリデー、語学学校の選定、フランスの旅の参考として頂ければ幸いです。

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