2013年3月17日日曜日
蚤の市で買ったヴィンテージルックのコートをお直しに出して復活
蚤の市で手に入る古着
蚤の市の中には個人で出店している人もいます。そんなマダムが若かりし時に買った洋服達。そんな洋服達が蚤の市に出ていたりします。先日、妻が仕立て、生地のよさそうなオレンジのコートを20ユーロで見つけてきたのですが、気になるのはそのライン。今と昔では同じ38、40といったフランスのサイズでも微妙に違っているようなのです。だから、古着屋さんでも『えっとサイズは』といいかけると『いいから着ろっ、そっちの方が早い』となります。ダメ元で中東系のお直し屋さんへ
帰国した後で考えよう、そう思っていましたが、日本のお直しって高かったような気がしましたので、とりあえず値段だけでも聞こう、と近所の中東系のおっちゃんの所へ持っていくと『20ユーロ』という回答。え?安くね?コートだよ、コート。しかも日本に帰るから早くして欲しい、とお願いすると『2日後に来い』どういう管理をしているのか分からないけど、行ってみると約束とおりできていた。特急料金払ってもいいと思っていたのに、料金は最初の約束通り20ユーロ。しかもラインがちゃんと修正されていて凄く良くなった。これでまた着れる。トータル40ユーロで購入できたと思えば凄くいい買い物でした。ま、ゲリソルなら10ユーロでコート買えたりしますがね。物を大事にする(ケチ?)フランス人
そのおっちゃんのお店にはGAPとかZARAとか、いわゆるファストファッションも沢山持ち込まれていました。こちらの国民は皆、物を大事にします。中古の商品も安いし、お金がなければみんな中古で服を買って、自分なりにファッションを楽しんでいます。日本ならファストファッションの洋服は捨てる事が多いですが、フランス人は最後まで諦めないですね。もちろん上の階級の人達は新品で買ってると思いますけど。また、コレは私の仮説ですが、日本は捨てる文化でお直し需要が少ないから、料金が高い、料金が高いから捨てる、の循環で、こちらはお直しの需要が沢山あるから料金も安い、料金が安いから、皆新品を買わずにお直しをして大事に使い続ける、そんな傾向があるのではないかと思いました。こういう国民性の違いを直接肌で感じる事も楽しいです。まとめ
とりあえず洋服、靴、時計、修理できそうなものは値段だけでも聞きに行ってみましょう。パリの激安日用品店TATI。広告も激安クオリティな件
メトロBarbès - Rochechouart駅を降り立つと、そこはTATI王国
18区といえば激安日用品店TATI。何店舗もありますし、洋服から雑貨、食品からなんでも揃うお店です。メトロの Barbès - Rochechouart駅から降りてすぐ。TATIエリアと言わんばかりに沢山の別館TATIが隣接しています。パリが舞台の映画にも背景でよく映りますし、あのなんともいえない色使いとフォントが微妙。広告も激安??
今日、通りかかって思ったのですが、どのモデルさんも処理が荒いです。PHOTOSHOPで人物切り抜きした事がある人なら分かると思うのですが、このクオリティ。これがフランス人広告デザイナーのクオリティです。なんとも。。。この写真だと表現しきれないですが、どのモデルさんも頭と背景の間際の処理が少し不自然でした。超破格値。パリでもパスタ500gが50セントで買える闇市
またまたやってきました
なんだかワクワクする蚤(ゴミ)の市。購入はしませんでしたが、値段を聞いたらパスタ500gが50セント!!激安系スーパーに置いてあるような商品でしたが、賞味期限は2014年10月20日。まだ全然イケる。もし一人暮らしでもっと若かったら毎週買って、パスタにバターだけつけて生活してるな〜、なんて思いました。でも雰囲気は異様だし、暗いし、怖い。なのでオススメはしません。こんなお客さんもいます
たとえば5ユーロ分の洋服を買って、会計が終わった後に勝手に自分のバックの中に追加で洋服を詰めて怒られてる人がいたり、逆に店主がそれを見てお釣りを渡さない、なんていうあり得ない状況に出くわします。全体的には中東系とアフリカ系のお客さんが多い気がします。商品なのか、ゴミなのか、判別もつきずらいです。また、商品の詳細や値段をきこうものなら、『いくらなの?いくらなら買うの?1ユーロにするから、ええい、50セント!!!』っと必死です。これだけ現金化するのに困っている、という状況なのでしょう。とにかく要注意
とにかく怖い、怖い。でもいろんなパリを知りたいから好奇心でつい行ってしまいます。ここに行くときは必ず家に帰って荷物を全て置いてから向かいます。小銭はポケットに入る分だけ。万が一恐喝されても被害を最小限にする為です。洋服は3ユーロとかで買ったズボンを履いていったり、貧乏そうな格好で行きます。2013年3月16日土曜日
porte de Saint-Ouen付近の高架下の蚤の市の雰囲気と治安
ちょっと怖いけど、価格が安めのエリア
クリニャンクールの蚤の市に行くなら、少し西側のエリアにも足を伸ばしてみて下さい。移民系が多いですが、結構掘り出し物が見つかるエリアです。もちろんゴミも多いです。私はこのエリアでとある商品をわずか3ユーロで購入しました。これは日本市場で5,000〜1万5000円くらいで販売されているものです。もちろん個人用です。販売するには知識がありませんし、販売目的で購入して在庫を抱えるのが嫌なので、全て自分が使う物、生活に関連した雑貨を買っています。
フランスアンティークの仕入原価って
仕入れが安くても、輸送コストと関税が掛かりますので、逆算すると日本で購入するフランスで仕入れた商品の金額が高くなるのは当然の結果です。でも一度でも蚤の市の値段を知ってしまうと、日本に出回っているフランス関連の商品は高くて買いたいと思いません。(正確に言うと私には買えない。。。)日本に帰国してからは自分で木材を買って組み立て、アンティーク塗装をして家具、雑貨を作っています。作った家具も販売目的でなく自分用ですが、自分で作れそうなものはできるだけ自分で作るようにしています。高級なアンティークを買って、気にいらなくなったら売るのも大変ですし、捨てるのも勿体ない。なんとも面倒な事になってしまいます。コレクターであればまた別の話ですが、目的がオシャレにしたい、自分らしくしたい、というものでディティールや本物にコダわらなければ、他の代替案がないか冷静になって考えてみたいですね。また、日本のビンテージは輸送コストと関税がかからない分、いい物が手に入りそうな気がしています。
パリからロンドンへ。パリ北駅でのユーロスターのチェックイン
手続きは飛行機と同じ
ユーロスターはパリとロンドンを結ぶ高速列車。飛行機と違って普通の電車に乗る感覚で移動できます。通常飛行場に行く為には高いバス料金を払ったり、チェックイン前に余裕をもって着かなければならなかったり面倒です。もちろんユーロスターでも荷物検査や入国審査はありますが、飛行機に比べたら遥かに楽です。余裕を持って到着しましょう
混雑時や誰か面倒な事態になって入国審査に長蛇の列が出来ると乗りたい列車に乗れなくなります。この場合は指定席ではなくなりますが、次の列車に乗れます。心配性の方は1時間前に到着していれば大丈夫でしょう。入国カードのテーブルとボールペンは限られているので、ボールペンを持参すると役に立ちます。ちなみに列車の乗り遅れではないですが、友人がスケジュール変更の為、1人だけ変更を依頼しようとしたのですが、北駅の窓口では断られ、電話で挑戦するも私の語学力では出来ませんでした。全体の流れ(一例)
1.インターネットでチケットを購入する。事前に購入すると割引があります。2.パリの北駅の2階でチケットを印刷する
3.入国カードを記入する
4.チケットを改札にいれて通過する、荷物検査、入国審査を受ける
5.指定の列車に乗り込む
パリで古着屋、雑貨屋さん巡りをするならこんな感じ モデルコース part4
今日のコース
午前:EMMAUS→BIS→MERCIEお昼:SUKHOTHAI
午後:FONDATION D'AUTEUIL→PASSY PUCES→ACCESSORIZE→ZARA HOME→FABIENNE→DE LA MUETTE