再び留学時代の段ボールを整理
また段ボールの中から面白いものが出てきたのでアップします。JAZの時計が価値がある、と知人に教えて頂き、その週にすぐに蚤の市に買いにいきました。まだロゴの形状によって、年代が違う、とかも少し教えてもらって、これを見つけた時に『やった』と思って即購入しました。 が、しかし。 買った時はJAZの文字だけで古いものだと思ったのですが、よくよく見ると小さく【クォーツ】と書いてあるではありませんか。古いどころか比較的新しい製品でした。おっちょこちょいにも程がある。。。が、しかしながらクォーツの方が使いやすいし、壊れても時計の心臓部分だけ交換すれば良いし、古い時計で中身を機械式からクォーツに換装しているものもあるので、デザインはそのままに裏側だけ最新のものの方が良いか、と自己判断し、玄関に置く事にしました。
重すぎる。。。
とりあえず重い 重い、置き時計だから軽く触ったくらいで動いてしまっては困るが、それにしても重すぎる。重量を計ってみても相当重い。これのせいで航空便の重さ制限に引っかかりそうになったくらい。とはいえこの時計、ヤフオクでも見た事がない。もしや偽物か?(笑)古いJAZの時計に似せたデザインではあるのですが、クォーツ時計は1970年代に市場シェアを爆発的に伸ばしてきたので、少なくとも20世紀後半くらいのものではあるはずですが、マイナスネジは1935年より以前のはず。この辺のつじつまが合わないので、なんとも謎な商品なのですが、おそらくネジは後でマイナスネジを使っただけだろう、と思います。ヨーロッパでは敢えてマイナスネジを使う事がある、という話も読んだ事がある。
2016年1月10日日曜日
2016年1月9日土曜日
テライオン(Terraillon)のキッチンスケール
フランス留学中の荷物から出てきた可愛いスケール
しばらく妻の実家にお蔵入りしていたキッチンスケール。帰国前に気が狂ったかのように買ってしまい(そもそも仕入れ目的でもないのに。。。)沢山のキッチンスケールに囲まれてしまうハメになりました。サヴィニャックのストロースタンドは仲の良い方、気に入っていたフレンチビストロの店主にお土産として差し上げてしまったので、手元に1つとなり丁度良いのですが、キッチンスケールは、この時代に機械式を使う人も減ってきて、需要がないかと思います。
現行品とヴィンテージの違い
現行で手に入るのはBA22と呼ばれるヤツです。我が家にも1台あります。これもデザインは好きなのですが、やっぱり昔の方が好きです(1970年代頃?)デザイナーはイタリアの マルコザヌーソ。昔のデザインの方が上から見下ろした際にメモリが見やすくなっていますが、現行品は正面から見やすい作りになっています。機能とデザインを両立した美しいデザインです。
国内市場の価格
現行品はそこまで高くはないです。ヴィンテージの価格はコンディション/売る方によってまちまちです。最安で2,000円から15,000円くらいまで。デザイン的な価値は高いと思いますので、安値で取引しない方が良いと思うのですが、たまに非常に安く売られていたりします。手放す方はもったいないので、コンディションや周りの値段とも比較して譲る値段を決めた方が良いです。安く売った後に結局転売されてしまいますので。