ヴィシー、ブレスト、パリ、と引越して愛着が一層増してきた私のロードバイク。しかしながらパリの石畳の前では無力。とある日、通学の帰りに後輪がパンクしました。ちょうど金曜日にパンクしたのですが、翌日にヴィシーの語学学校時代の友人(といっても8つくらい年下)と自転車でベルサイユ周辺をツーリングする予定だったので、大事をとってお店に預けました。しかしこれが間違いでした。パリの自転車屋は信用ならん。
『なんでパンクしたんですかね?』『知らん』驚愕の回答
以前、東京で自転車に乗っていた時に自転車屋さんに教えてもらったのは、『なぜパンクしたか、を考えて下さい』でした。これによって次回気をつけるポイントに気づくし、修理する際にもチューブだけ交換すればいいのか、タイヤごと交換か、それ以外の原因でパンクしたのであればどこを調整する必要があるか、等々、何が原因でどこを直すべきか、に自分で気づける非常に良い質問でした。パンクの回数も減るはずです。さて、早速修理が終わった後おっちゃんに『なんでパンクしたんですかね?』と聞いてみると『知らん』。。。え?プロでしょ?とまあこれがフランスです。
その後、自転車に乗って、ものの5分でパンク
自転車屋から出て、ちょっと乗ったらすぐパンク。すぐおっちゃんの所へ持っていく。またチューブを取り替えてくれたが、『なんで?』って聞いてもやっぱり『知らん』。ちょっと不安になりながらまた店を出る。またパンクしそうな気がしたので入念にチェックすると、あった、あったタイヤの側面に小さな穴が。これでは何度チューブ交換してもパンクするはず。つまりタイヤごと交換しなければならなかったわけです。そしてプロの自転車屋がそれを見過ごしていたわけです。まあ怪しいアジア人ですし、常連ではありませんから、そのような対応だったのかも知れません。
もう二度と頼まない
私はロードバイク初心者ですが自分でもタイヤ、チューブくらいは交換が出来ます。ブレストからカンペールまで自転車で行った時も途中でパンクして自分で交換しました。今回はツーリングの日程が迫っていたのでわざわざお店に頼んだのですが、こんな事なら最初から自分で点検して修理すればよかったと後悔しました。でも、これは私のミスです。しかも請求額は40ユーロ。ツーリングも延期。高いのは工賃ですね。これがプロの仕事か。いい勉強代でした。デカトロンやgo sportsでも部品だけ買っていくフランス人をよく見ます。基本的に彼らは出来る事は自分でやる、という精神です。家の壁だって自分で塗ったりします。これは見習いたいです。
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