車以外では難しいが行く価値のある村
オーベルニュ地方のvichy(ヴィシー)に滞在していた時、土日は勉強以外にやる事がありませんでした。Vichyから遊びに行ける都市とすればLyon(リヨン) とClermont-Ferrand(クレルモンフェラン)がいちばん手軽でしょうか。しかし、前半戦で両方行ってしまい、かつユーロレイルパスが買えない年齢の私に残されていた選択肢はホストファミリーに車で連れていってもらうか、自転車で行くか、の2択しかありませんでした。そんな私を誘ってくれたのは年下のクラスメイト。狭い世界なので名前が分かってしまう、なのでここでは出しません。でも、彼とミシュランのタイに勤めている2人のタイ人とCharrouxという村へ自転車で行ってきました。
行き方
最短距離は無くもないのですが、ただでさえ迷うと大変なので少しだけ遠回りですがD2209を西へ。Gannat(ガナ)という村を経由してD2009を北上、その後Soulzet(ソルゼ)からD42、D35と進みます。約35キロのコースですが約3時間かかりました。タイ人の女の子がママチャリだったので(笑)少し時間がかかってしまいました。でも、通った道も綺麗で本当に自転車で行ってよかったです。
食事
食事は普通。というか高いお金を払っていないので、それなりで当然です。でも美しい村に認定されている村の観光が発達しているというのは間違いです。ロクロナンなどは良い方ですが、大体アクセスが良くないですし、お店も少ないです。今回いったレストランは街の中で1〜2件しか存在せず、しかもパン屋も街に一軒しかない(笑)という完全独占企業状態で、そのパン屋が閉まっていました。ですので、仕方がなくレストランAuberge du Beffroiでランチ(12〜15ユーロくらいだったと思います。)。途中のGannatでパン屋で買うかどうか議論をしたのですが、気づいた時には既に遅し。先にGannatで買っておけばよかったです。日曜日だった事も影響しています。でもメンバーがみんな優しかったので、楽しく過ごせました。普通お腹が減ると人間イライラするものですが、誰も怒らずにみんなで協力してお店を探しました。本当にいいメンバーでした。